何がやりたいのかわからなくなった時
先程もお話したように、人は楽しみや目的がないと人生がつまらなくなってしまい、生きる意味を見失いがちになってしまいます。
だから自分が今後何をやりたいのか、それが分からなくなってしまった時も、目的を見失ってしまい生きる意味が分からなくなってしまうことがあるのです。
例えば、何か目標となるものや将来の夢などですね。
その目標となるものを途中で挫折したり諦めざるをえない状況になってしまったりして、今後何を目指したらいいのか分からなくなってしまった時がそうです。
また最初から特に目標や夢がなく、やりたいことが全く見つからない人も当てはまるでしょう。
とにかく人生で自分がやりたいこと・やるべきことを見つけないと、「何をするために自分は生きているんだろう」と感じるようになってきてしまこともあるんですね。
人間関係がうまくいかない時
家族・友人・恋人など、人間関係は人に大きな影響を与えるものです。
だから人間関係がうまくいかない時も人は、生きている意味さえ疑うようになってしまうこともあるでしょう。
特に友人や恋人との時間を大切にしているような人は、人間関係がうまくいかない時はストレスを感じやすいです。
そういう人にとって大切な人達というのは本当に大きな存在で一緒に過ごす時間も多いので、例え些細なケンカなどでも傷ついてしまいます。
もしも万が一縁が切れるようなことがあったら、それは生きる楽しみや目的をなくしてしまうようなものと感じてしまうこともあるでしょう。
本当に大切な人なら滅多なことでは縁が切れることはないと思いますが、決して失わないよう普段から周囲の人達を大事にするよう心がけるようにしなければいけませんね。
生きている意味がわからないときに考えたいこと
ではここからは生きている意味が分からなくなった時に何を考えたらいいか、それをご紹介していきましょう。
人が生きている本当の意味なんてすぐに答えが出るものではありませんが、でもそれに繋がるような答えがここからきっと見つかるはずです。
生きるとはどういうことなのか、自分が生きることで何か良いことはあるのか……まずはそういったことからゆっくり考えていくようにしましょう。
死んだら全てが終わるわけではない
人は生きている意味が分からなくなった時、「生きていてもしょうがないんじゃないか」「死んでしまった方が楽なんじゃないか」なんてことまで考えたりします。
でも勘違いしないでください。
死んだからといって全てが簡単に終わるわけではありません。
確かに自分自身は死んでしまえば人生を終えて楽になれるのかもしれません。
でも残された人達はどうなりますか?
大切に思っている人達はどうなりますか?
周囲の人達は死んだからと言ってあなたのことをパッと忘れられるわけではありませんよね?
いつまでもその人のことを忘れられずに悲しんで、苦しい思いを抱えていかなければならないんです。
むしろ今まで以上に辛い悲しい人生を歩んでいかなければいけなくなるんです。
死というのは簡単には終わらず、ずっとそうやって残っていくんです。
自分の死のせいで大切な人達にそんな辛い思いをさせてしまうなんて考えたら、自分だって辛いですよね?
もしも生きている意味が分からなくなって死を考えるようなことがあったら、その気持ちを思い出すようにしてください。
人生は授業である
人が生きている意味を見失いがちになってしまうのは、もうこれ以上自分の人生には何も起こらない、もう人生は終わり、そんな考えがあるからではないでしょうか?
だからもしも生きている意味が分からなくなってしまった時は、人生は授業であるということを思い出すようにするといいでしょう。
なぜなら生きている限り人生には終わりなんて瞬間はないから。
例え何歳になろうと何年生きていようと、人生は生きている限り何が起こるか分からないんです。
これからまだまだ知ることや学ぶこと、経験することだってたくさんあるんです。
だからもし今人生がつまらないと感じていたとしても、これから何か楽しいことや生きがいが見つかるかもしれませんよ。
そして、新しい生きる意味を見つけることもできるのではないでしょうか。
生きている限り、人は可能性を秘めているんです。