その大切な人のために頑張っていこうと思えれば、それが生きていく意味に繋がっていくのではないでしょうか。
またもしも生きることに希望を持てなくなり死を考えている人がいたら、その時親がどうなるのかを考えてみてください。
愛する我が子を失った親の悲しみは想像もしきれないほど辛いものです。
そんな悲しみを抱えたままこれから何十年も生きていく親のことを考えたら、自分だって辛くなるし罪悪感でいっぱいになりますよね?
何も大きな成功をしたり、親に誇れるような子を目指さなくても良いんです。
親は子供がいつまでも健康で自分のそばにいてくれることを望むものです。
「これからも親と一緒にいてあげよう。」「親孝行をするために頑張ってみよう」
それを生きていく目的にしていけば良いんですよ。
生きる意味よりも「どう生きたいか」
先程もお話しましたが、人が生きている本当の意味なんて簡単に分かることではありません。
自分がなんのために生きているのか、どんな宿命を受けて生きているのか、その答えは誰も知らないしもしかしたら一生分からないことかもしれません。
だからこそ人は生きている意味を探すよりも、自分がどう生きたいかを考えていく方が大切だと言えるのではないでしょうか?
どう生きたいか、その答えなら自分で見つけ出すことができるはずですし、それが新たな生きていく意味にもなっていくはずです。
人のために生きていきたい、仕事を頑張っていきたい、自分に誇れるように生きていきたい、とにかくなんでも良いんです。
この一度しかない人生を良い人生だったと思えるようになるために、自分はどう生きていきたいのか。
それを考えて達成するために行動に移していけば良いんですよ。
そもそも生きている意味というのは運命や誰かに決められるものではなく、そうやって自分で見つけていくものなのかもしれません。
生きている意味は探すのではなく、自分で決める。
まずはそう切り替えてみることが大切かもしれませんね。
なんでもいいからやりたいことをやる
生きている意味が分からなくなった時。
そんな時はあれこれ考えるのをやめて、とりあえず自分のやりたいことをなんでもやってみるのも良い方法でしょう。
色々考えたって答えが出ないものは結局出ないし、その分時間が無駄になってしまいます。
だったらやりたいことをやって過ごした方が楽しい人生を過ごせるのではないでしょうか?
そうすれば例え生きている明確な意味が分からなくったって、充実した人生を送れているという実感ができるはずです。
それにもしかしたらそのやりたいことが将来への夢や目標へと繋がって、自分の生きる意味や目的になるかもしれませんよ。
まずは行動あるのみ!
なにか気になっていることややりたいことがあるのなら早速行動に移してみましょう。
また既になにかハマっているものがあればそれに集中するようにしてみましょう。
とにかく自分のやりたいようにやって、思い切り楽しむようにしてくださいね。
孤独は悪いことじゃない
先程、人間関係がうまくいかない時に人は生きている意味を見失いやすいとお話しましたね。
もしかしたら友人や恋人がおらずいつも孤独で、それが原因で生きていることを虚しく感じている人もいるかもしれません。
でも考えを切り替えてみてください。
孤独というのはそんなに悪いことではありません。
なぜなら孤独というのは1人ぼっちになってしまう時間なのではなく、1人の時を楽しむことができる時間だから。
自分だけの時間を誰にも邪魔されることなく、その分やりたいことなどに使い、人生を充実させることができるんですよ。
また人は1人でいる時間を作ることで、人を見る目や人間関係を育てる力を養うとも言われています。
つまり孤独を体験するからこそ、本当に自分にとってかけがえのない大切な人と出会い、絆を強めることができるかもしれないということです。
人生とは結局誰かのためではなく自分のもの。