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ピーターパン症候群の22個の特徴


ピーターパン症候群とは1983年、アメリカの心理学者ダン・カイリーが提唱した新しい概念です。

大人になりきれない青少年の心理を、ジェームス・マシュー・バリー原作の戯曲「ピーターパンあるいは大人になりたがらない少年」になぞらえて表現したものです。

劇中でピーターパンは年をとらなくなって、異世界ネバーランドに移り住み、妖精のティンカーベルとともに冒険の日々を送ります。

またピーターパンは、同じように年を取らなくなった少年たち(ロスト・ボーイ)のリーダー的存在でもありました。

とにかくピーターパンは、いつまでたっても少年のままなのです。

1980年代、独立心の強いアメリカ人の間でも、当時このようなパーソナリティ障害が問題となっていたわけです。

アメリカ社会も変化のときを迎えていたのです。

世界各国でもあるあるだったのでしょう、ピーターパン症候群の名は、たちまち世界中に浸透します。

ただし学術用語として認められたものではないそうです。

意外と多いピーターパン症候群

ピーターパン症候群は、誰でももっている問題の一種としてとらえることもできます。

たとえば反抗期などは誰でも通ってきた道です。

これもそうであろうと考えれば、非常に多くの人が該当します。

実際に放っておけばなおるのでは、という論者もいるようです。

大きくとらえればそうかも知れませんが、すでに問題が先鋭化してしまった人たちもたくさんいます。

ここではそうした人たちについて考察していきましょう。

ピーターパン症候群とは


一般的には、肉体の成熟に精神の成長が追いつかず、子どものような言動をとる男性のことを指します。

感情のコントロールに問題を抱えていて、とくに怒りの感情を抑制できません。

さらに自己愛が強いことも特徴です。

能力以上に自分を大きく見せようとし、これが女性に向かうと男尊女卑の粗暴な傾向が顕著に表れます。

ピーターパン症候群になる原因とは?

ピーターパン症候群になる最大の原因は、両親を始めとする家庭環境にある、と見られています。

中でも両親の関係性、仲のよい夫婦だったかどうかは決定的に重要です。

それは最後に回すとして、その他の要因も含め、多角的に考えてみましょう。

1. 育った環境

育った環境は、その人の人格形成に決定的な影響を与えます。

生活苦の家庭から、鷹揚なお坊ちゃまや、箱入り娘タイプは育ちません。

しかし、子どものうちは金持ちか貧乏かは関係ありません。

周囲の愛情にうまく育まれていたかどうか、愛情飢餓を起こしていないかどうかが、すべてといってかまわないでしょう。

まずこの辺りの事情を確認することが必要です。

2. 親の人間性

両親のどちらか、または両方の人間性に欠陥があったとしても、互いに打ち消し合いユニットとして機能していればあまり問題にはなりません。

しかしうまく働かなければ、父親または母親の欠点が、子どもの心を苛んでいきます。

たとえば厳格で細かすぎる父親の個性を、母親のクッションなしにストレートに浴びてしまったようなケースです。

すると男の子にはどこにも逃げ場がありません。

引きこもりなどより重篤な症状を招くきっかけとなってしまいます。

3. いじめなどのトラウマ


男の子は勝手に一人で大人になることはできません。

どうしても同性の導き手が必要です。

父親や兄、または兄貴分の存在です。

導き手が機能していない場合、おしなべて性格は粗暴かつ不安定になります。

そのうえ体力的に人より劣っているとすれば、恰好のいじめの対象となってしまいます。

家族も他人も忌避するようになり、新しいトラウマはどんどん貯まります。