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ピーターパン症候群の22個の特徴(続き5)

10. ひとりで行動するのが苦手

ピーターパン症候群の人は、人の機嫌をそっと伺うことが習性となりがちです。

それらを見極めた上で出方を決める他動的な人間です。

自分から動いて状況に働きかけることは苦手で、主体的に行動できないタイプです。

一人で部屋にいる限り、何事も始めようとはしません。

一人で目的を伴う行動をした経験がないのでしょう。

11. 繊細で傷つきやすい

ピーターパン症候群の人は、結果として内向的に過ごしている傾向が強く、メンタル面の強さは身についていまません。

タフな交渉などは、避けようとして逃げ出すことでしょう。

どうでもいいような小さなことで傷ついてしまい、外の世界は針のむしろに座らされる感覚なのだと思います。

それなら何もしない方がましだ、と考えているのかも知れません。

12. ナルシスト

ナルシストとは、ギリシャ神話の美少年、ナルキッソスに由来する言葉です。

彼は水面に映る自らの姿に陶酔し恋心を抱きます。

このエピソードから、自己愛、自己陶酔を呈している人の意味で使われます。

一次性と二次性のナルシズムがあり、問題なのは思春期以降に表れる後者のそれです。

自己への陶酔と執着が他者の排除にまで進んでしまう思考のパターンです。

これも欧米を中心に研究が進んでいて、いろいろな分類方法が提案されています。

どれもピーターパン症候群の人には、当てはまりそうなものばかりです。

例えばホッチキスの7つの致命的ナルシズム、という言い方があります。

それを見ると、(1)恥知らず、(2)呪術的思考、(3)傲慢、(4)羨望、(5)有資格、(6)、搾取、(7)境界線の不全 、となっています。

ほとんどピーターパン症候群に当てはまっています。

このうち(2)は、「魔法の思考」と呼ばれ、認知のゆがみから自分自身を完璧とみなすことだそうです。

魔法と表現する当たりは欧米人らしいところですが、日本人にも当てはまりそうです。

13. プライドが高い

ピーターパン症候群の特徴の一つに、社会的に認められることで、自己満足と他人からの注目を浴びたい、という傾向があります。

そのために他人の業績をより低く見積もって、自分の優位を保とうとします。

自分だけは特別な存在という思考も強く、根拠もないのにむやみにプライドの高い人という印象を与えています。

14. 周囲からすぐ孤立してしまう

ピーターパン症候群の人は、プライドが高く、自己愛が強いことなど精神的に不健康な要素を多く持っています。

無責任という評も聞こえており、とても仲間に迎え入れたいと思うタイプではありません。

接着剤になってくれる知人、友人を得られなければ、どこへ行っても孤立してしまいます。

手間がかかる面倒くさい人間になってしまい、救いの手を待っています。

15. 長男長女に多いが、男性の方が多い