おしなべて母親に起因する現象であり、抵抗のしようもないケースが多いわけです。
少し言われ方としては可愛そうな気もします。
ところでフランスのマクロン新大統領が話題となっています。
39歳という若さに新鮮な驚きがあります。
その上に夫人は25歳年上の64歳、それも元恩師ということですからもうびっくり仰天です。
これを聞いて誰もが受ける印象ば「彼はマザコンにちがいない」というものでしょう。
その実態は果たしてどうなっているのでしょうか。
新大統領の活躍次第では、こうした彼のイメージはもとより、マザコンの概念自体が覆るかもしれません。
彼の今後に注目していきましょう。
20. 責任を持ちたくない
ピーターパン症候群の人は、無責任です。
これはダン・カイリーが真っ先に挙げた症状の一つです。
自分が責任を負ってプロジェクトこなすイメージは、とても持てないのだと考えられます。
うまくいかなかったとき、問い詰められるような負のイメージはまっぴらごめんです。
最初からリーダーシップなど取らない方がよいと思っているのでしょう。
その一方では、自分を認めてほしいという欲求も非常に強いわけですから、やはり分裂気味というしかありません。
21. 他力本願
他力本願とは親鸞にみられるように、本来哲学的に深淵な思想を含んでいます。
しかしここでは単に他人に頼る人という意味で使います。
ピーターパン症候群の人は、自分で主導して事を起こすことができません。
自ら光を放つ太陽のような恒星ではなく、周囲を回る惑星のような存在です。
他力によってうまく回してもらわないと、簡単に軌道から飛び出して、どこかへ行ってしまいます。
自力では何もできない、運まかせの人生になってしまっています。
22. 権威のある人が苦手
ピーターパン症候群の人は、権威に対して複雑な感情を持っています。
これも両親の不仲など家庭の不調和に影響されているのでしょう。
どこに権威があるのかばかり探ろうとします。
そうした作業を経るのが普通となっているため、いきなり権威をまとった人と遭遇するのは、スタンスの取り方がよく分からないのだと考えられます。
権威による威圧感は誰にとっても居心地のいいもではありません。
誰にとってもごめんこうむりたいものです。
大人の姿は見かけだけというピーターパン症候群の人にとっては、なおさら苦手なのでしょう。