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ピーターパン症候群の22個の特徴(続き2)

すると男の子にはどこにも逃げ場がありません。

引きこもりなどより重篤な症状を招くきっかけとなってしまいます。

3. いじめなどのトラウマ


男の子は勝手に一人で大人になることはできません。

どうしても同性の導き手が必要です。

父親や兄、または兄貴分の存在です。

導き手が機能していない場合、おしなべて性格は粗暴かつ不安定になります。

そのうえ体力的に人より劣っているとすれば、恰好のいじめの対象となってしまいます。

家族も他人も忌避するようになり、新しいトラウマはどんどん貯まります。

4. 劣等感が強い

家族というバックグラウンドが心もとない上に自分の容姿、さらに知力体力にも自信がもてない。

そうなれば、コンプレックスが一つまた一つと増えていき、最後には大きな塊になってしまうでしょう。

それは外面にも滲み出てきてしまいます。

風采の上がらないさえない印象を与えずにはおきません。

それがまたコンプレックスを増やします。

どこかで断ち切らなければなりません。

5. 孤独感が強い

人との交流を避けるようになり、人間関係の範囲は必要最小限にとどまったままです。

そのことがまた孤独感を深めることになります。

誰か話しのしやすい人が、手を差し伸べてくれるのを待っている状態です。

しかしそのことは他人には推し量ることができません。

うまく働きかける方法がわからないのでしょう。

孤独感は深まっていく一方です。

6. 脳の成長障害

場合によっては脳の問題を疑う必要があるかもしれません。

子どもの発達障害です。

それには自閉症、注意欠如多動性障害、学習障害の3つがあるそうです。

ただしこれらの症状は重なっていることが多いものです。

さらに能力の発現が一般の人より凸凹しているだけという見方もあります。

病院へ行くかどうかは別としても、適切な療育と訓練によって症状を改善し、社会へ適応する力を高めていかねばなりません。

7. 両親の不仲

これはピーターパン症候群の決定的な原因です。

両親の不仲は家庭に張り詰めた緊張をもたらします。

子どもには自分の居場所が確認できません。

正しい感情の発露ができずに終わったことが多く、感情処理うまく学んでいません。