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自覚とはどういう意味?社会人が自覚...(続き4)

そういった会社に勤める社会人が持っていなければならない自覚は、会社の不利益になるようなことをしないということになるでしょう。

政治家が、社会人としての自覚を持つのと同時に、政治家としての自覚を持たなければならないのと同じです。

会社に勤めていれば、その会社の人間としての自覚を持たなければなりません。

会社に勤めている以上は、会社の肩書きを背負っているのです。

公務員でも企業でも、スタッフが不祥事を起こせば会社が謝罪をしますよね。

自分の勝手な行動であっても、誰かが必ず不利益を蒙り、必ず誰かに迷惑がかかるのです。

会社勤めなら、会社の不利益になるようなことをしないのが、最低限のルールだと言えるでしょう。

8. 独りよがり、自己中心的な言動をしない

独りよがりや、自己中心的な言動をしないことも、社会人が自覚として持つべきことですよね。

これまでもお話してきた通り、社会人になれば、広い目で社会全体を捉え、その社会においての自分の立場をわきまえなければなりません。

自分をわきまえていない人がつまり、独りよがりで自己中心的な人と言えるんですよね。

好き勝手に自分のことだけを考えて生きるその本人はいいかもしれません。

でもみんながそうしたら、世の中の秩序は保たれませんよね。

秩序の保たれた世の中でその恩恵を受けているのにも関わらず、自分だけは自分の好きなように行動するなんてこと、許されるでしょうか?

この平和な時代があることに感謝し、守り抜いていくことは、社会人に与えられた使命でもあると思います。

社会における自分の役割が何か、自覚出来ていますか?

9. 家族や大切な人をしっかり守ること

社会人が自覚を持たなければならないのは、家族や大切な人をしっかり守るという点でもそうです。

社会全体を捉える視点も大切ですが、もちろん自分の身近にいる人にも目を向けなければなりません。

社会という大きな視点と、個人に関わる狭い世界。

このどちらもをバランスよく見られるのが、社会人であるとも言えるでしょうね。

社会での枠割を果たしていくためには、まず自分のことに責任を持たなければなりません。

自分には関わってくれる大切な人たちがいて、そこにも小さな社会が存在します。

その社会での役割は、支え合い守ること。

その社会での責任を全うしてこそ、もっと大きな社会へと目を向けることが出来るのだと思います。

家族や友人などの大切な人達で作られる社会は、きっと誰でも身近に感じられるし、大切にしよう、迷惑をかけないようにしよう、守っていこうと、自然と思っているはずですよね。

その気持ちを持って社会全体を見れば、おのずと自分がどういう立場なのか、どんな役割を果たすべきなのかも自覚出来ると思います。

10. 自己管理や健康管理をしっかりすること

そして、自己管理や健康管理をしっかるすることも、社会人が持つべき自覚と言えますよね。

子供のころは、親が健康管理等をしてくれていたでしょう。

でも社会人になったら、自己管理や健康管理は、全て自分の責任の上で行わなければなりません。

何をするにも身体が資本ですから、健康管理も社会人が自覚を持って行うべきことなんです。

病気になっても困るのは自分だけ…とはいかないのが社会人。

家庭を持っていれば、それは家族にとっての大きなダメージです。

仕事をしているなら、会社やお客様に迷惑をかけてしまうかもしれませんね。

もちろん、しっかりと健康管理していても病気になる時はあります。

それは仕方が無いこととも言えます。