みなさんは最近よく眠れていますでしょうか?睡眠は「人生の約1/3の時間を要する重要な時間」であり、健康に生きていくためには「必要不可欠なもの」であります。
そんな「睡眠」ですが、実は「頭を置く方角」で運気や睡眠の質が変化するという話があるんです。
にわかには信じがたい事ですがあるそうです。
それも今回の記事テーマである「北枕」というキーワードです。
みなさんは「北枕」と聞いてどんな印象がおありですか?私は「北枕で寝ると頭が良くなる」と子どもの頃から親に言われてきました。
今回はズバリこの「北枕」をテーマにお話しを進めていきたいと思います。
「北枕」には一体どんな意味があり、またどんな効果があるのでしょうか?気になるところを順番にみていきましょう。
北枕について学ぼう
ではまず、「北枕」がどんなものなのか基本的な意味合いなどから順番に見ていきましょう。
「北枕」について普段から考える事なんていでしょうから、ある種の「読み物」くらいにして「ふぅーん」と、頭を軽くして、北枕で寝転がりながら気軽に見てみてください。
1. 北枕の辞書的意味
まずは国語辞典で「北枕」を引いてみると、意味は「頭を北へ向け、足を南に向けて寝る事」…。
そのまんまですね。
まぁそうでしょうそうでしょう。
こんなもんでしょう。
あえて言うならば、頭は北を向いているのに、足は東に向いていたら、この説明から行くと北枕には成らないんでしょうね?
寝返りを打ったようなときや、寝相が悪い様な人はどうしたらいいのかな?
2. 北枕の言い伝えの始まり
そもそも「北枕」の始まりは、仏教の始祖である「お釈迦様」が入滅(亡くなる事)された時にしていた格好であることが始まりだそうです。
ですからこれだけ聞くと、「あまり縁起の良いものではない」ということになりますよね?実際に古くは亡骸を安置する際にのみ極楽往生を祈願することで、この「頭北面西右脇(ずほくめんさいうきょう)」という手法が唯一許されていたそうです。
この「頭北面西右脇」は、よく「お釈迦様」の像などがテレビなどで紹介される時に観ますよね?
そしてなぜ「お釈迦様」が亡くなる時に「北枕」にしたかと言うと、将来北に向かって仏教が繁栄してほしいという願いからそうされたそうです。
寝る方角を意識しよう
では簡単に「北枕」の意味が分かった所で、次にその「効果」をみていきましょう。
そしてここで、「北枕」以外にも実は「色々な方角」によって「上がる運気、ご利益が異なる」ことがあるそうなんです。
つまりは「北枕以外にも良い寝方がある」という事なんです。
ではではその気になる寝方はどんなものがあり、そしてその効果はいかに?
1. 北枕で寝るとどうなる?
まずはテーマの通り、「北枕」からです。
北枕の場合、「お釈迦様の亡くなられる時の格好」として、あまり縁起がよろしくないものと前述でご紹介しました。
しかし実際は、上がる運気もあり、そんなに悪い寝方ではない事が分かりました。
分かりましたというか、世間ではそうみたいです。
これの解釈の仕方としてはまず、「お釈迦様」は日常的に「北枕」で寝ていらっしゃったようです。
それは仏教の発祥インドでは「北に楽園がある」という教えがあったからです。
そして、「お釈迦様」が亡くなられる時も、「いつものように北を向いて寝かせられた」だけで、「頭を北に向けたから死んだ」ということではありません。
ですから「北枕は縁起が悪い」というのも少し違うみたいですね?
はい、北枕の濡れ衣も晴れた所で、枕カバーも晴天でさっぱり乾きましたので本題に参りましょう。