「塩枕」とは、その名の通り枕の中に「塩」がたんまり入っている枕の事です。
この「塩枕」の利点は「熱を取る」ことです。
東洋医学では「頭寒足熱」という言葉があるそうです。
これは足元を暖かくして、頭を冷やして眠ることで健康になるというものです。
つまりは「塩枕」で頭部の熱を取ることでこの「頭寒足熱」が実現できるというものなんです。
あとは「マイナスイオン」も効果があるみたいですが、「マイナスイオン」についてはまだ学術的に分かっていない事が多いので、あまりいい利点とは言えないのかも知れません。
「塩枕の使い方」は、塩枕をビニール製の袋に入れて「冷蔵庫で冷やし」、寝る時に取り出したら、水分を拭き取って使うだけです。
保温効果もありますので、結構な長時間「冷たい枕」として使う事が出来ます。
寝る時に冷房ばっかり付けていられないという方は、一度試されてはいかがでしょうか?
しかしそんな「塩枕」にも弱点があります。
それは「湿気」です。
中身は「塩」なので、湿気を多く吸います。
その結果枕が「硬く」なり寝心地が悪くなるケースもあります。
その点だけはご注意を。