「怠惰にしているか、していないか」が議論の中心になりますから、排除できるでしょう。
ここで言う「要領が悪い」というのは、頑張っているのに非効率的なことしかできない人のことを言います。
そうした人たちは、自分の要領の悪さを少しでも埋めようとします。
そのため、真面目に仕事をすることになります。
要領が悪い人の特徴として、「頭が固い」というようなことも挙げましたよね。
これは、真面目が空回りしている、真面目に行うことにこだわり過ぎて頭が固くなっているという側面もあるのでしょう。
こうした真面目な姿勢は、評価されこそすれ、貶されるべきではありません。
もちろん、要領が悪いことは欠点ではあります。
ですが、それをカバーするために真面目に働いている人は、その真面目さが成長のきっかけになりそうですよね。
手を抜かないのは良いこと
要領が悪い人は、手を抜かない傾向にあります。
手を抜くことができないということもできるかもしれません。
要領のよい人だったら、要領よく手を抜いても物事を回すことができるかもしれません。
要領が悪ければそれができないので、必然的に真面目に手を抜かずに物事を処理することになるのです。
それは、ある意味では固くて融通が利かないように思われてしまうかもしれませんが、自分のためにはなるでしょう。
真面目に物事にきっちりと取り込んでいる姿勢は、自分が人間的にも、そして仕事の能力的にも成長するために必要なものです。
良い意味で知恵がつく
良い意味で知恵がつくというのも真面目にやっているからこその特典ですね。
真面目に行っていると、仕事に対しての色々な知識が着くはずです。
簡単な近道を選んでは学ぶことができなかった知識を得ることができるのです。
要領が悪くて真面目に回り道をしなければいけなかったこそ手に入れることができた知識は、必ずその後の人生の中で役に立つはずですよ。
6.手際が悪い
要領が悪い人の欠点の一つに手際が悪いということが挙げられます。
これは明らかに欠点ですが、成長のためには必要な一つの過程だと言えるかもしれません。
考えることで自然と変化してくる
要領が悪い人は手際が悪いので、どうすれば良いのかということを自分で必死に考えるでしょう。
特に、向上心がある人なら「これではダメだ」という危機感を強く持つはずです。
そこで周囲に頼ったり、周囲を見ることができるほどに余裕があるかは分かりませんが、必死に頭を働かせることは事実です。
そうして必死に考えることこそが、自分の行動や要領の悪さを改善するためには必要なプロセスなのです。
手際が良くなる
手際が悪い人でも、継続していること、工夫することで手際は良くなります。
手際が良くなってこれば要領の悪さに困ることもないでしょう。
そもそも、要領が良い人でも最初は大変な思いをするのです。
ただ、そこから成長までの道のりがはるかに早くて短いだけなのでしょう。
腐ることなく頭を必死に働かせていれば、いつか手際は良くなるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
要領の良さ、悪さというのはその人の特徴にもあたる場所ですよね。
もちろん、要領の悪さは努力でカバーすることもできます。
元々の要領の良さ・悪さというのは一種の才能のように思えてしまいますよね。