同じ悩み事でもその人の個性で捉え方も異なるため、もしかしたら本人はさほどに悩んでいないかもしれません。
他の人より幸せであることに罪悪感を感じることなく、今自分の目の前にある幸せを思いきり満喫してください。
そして大事な人が悩んでいたら、罪悪感を感じるよりも傍で話を聞いてあげてください。
人が罪悪感を感じるのは何故?
人が罪悪感を感じるのは、自己肯定感の低さ、優しさ、自信のなさといったものから来ることが多いです。
もちろん、他にも色々な理由があります。
もともと自分に自信がないと、何か物事がうまくいかなくなった時にすぐに自分の責任だと感じてしまいます。
誰かとトラブルになったとき、誰が悪いかも分かっていないのにとりあえず謝っていることが多いのではないでしょうか。
口癖が「ごめんなさい」や「申し訳ありません」ばかりの毎日はもったいないです。
人が罪悪感を感じるタイミングを知り、もう少し毎日を楽しく過ごすための方法を考えましょう。
自分が加害者だと感じるから
私たちが罪悪感を感じて苦しむのは、自分が加害者だと感じるからです。
何かトラブルが起きたり、誰かと言い合いになったりしたときに自分にも悪いところがあったと感じることで、罪悪感が生まれます。
罪悪感が募ると自分を責めて落ち込んでしまいますが、立ち止まってください。
それだけ相手を思いやることができ、自分の非を素直に認めることができる人だということです。
自分が正しくて間違っていないといつも考えている人であれば、罪悪感が生まれることはほとんどありません。
罪悪感を感じたタイミングで、それをどうやって修復するかを考えれば大丈夫です。
他人に優しすぎるから
他人に優しすぎる人は、どうしても罪悪感から自分を責めがちです。
他人に優しすぎると、自然と自分が幸せなことに不安を感じます。
周りの人よりも幸せであることを責めてしまい、素直に喜べなくなります。
他人に優しいことは素敵なことですが、自分を責めてまでそれを貫くのはつらいです。
自分の人生は一度きりで、いつも周りの人のことばかり考えて生活するのはとても息苦しいはずです。
自分が心から幸せだと感じれて初めて、周りの人にも優しくできるのではないでしょうか。
普段から自分の気持ちを押し殺して周りの人の気持ちを優先する人は、できるだけ自分の気持ちをハッキリ言うようにしてみてください。
無力感を感じるから
無力感を感じると、どうしても罪悪感に繋がって自分を責めてしまいます。
目の前で何かが起きているのに、自分には何もできない状況ほど辛いものはありません。
それも家族や友達といった大事な人に関わる出来事だと、さらに罪悪感を感じます。
無力感を感じた時、どうするのが一番いいのでしょうか。
何もできないと分かっているのに立ち入ると、余計に問題が大きくなるかもしれません。
そのため、辛そうにしている人がいれば話を聞いたり、気晴らしに付き合ったりしてあげるのがいいです。
何も言わずに傍にいてあげるだけでも、当人にとってはすごく心強いはずです。
マイナスの雰囲気に飲み込まれることのないよう、自分自身が少しでも良い方向へ持って行けるように周りからサポートしてあげてください。
あのとき何もしなかったから
あのとき何もしなかったから、と後悔すると罪悪感の気持ちは大きくなります。
過去に戻ることはできないのですが、それでもあのとき何かしていれば変わったのだろうかと自分を責めてしまうことはあります。
起きてしまったことを修復することはできないので、今からできることを考えましょう。
相談できる上司、友達、家族、恋人などに情報をシェアして、最善の策を考えましょう。
自分1人でないとどうにもならないことであれば、少しでも早く行動に移しましょう。