天然パーマの主な原因
一言で「天然パーマ」と言っても色々なタイプの天然パーマがあるように、天然パーマになる原因も異なります。
人によっては、原因を突きとめてそれを解消するような行動をとることで、今より少し髪の毛のくせを抑えることも決して不可能ではありません。
では、天然パーマにはどのような原因があるのでしょうか。
ここでは先天性の原因と後天性の原因の二つに分けて解説していきます。
先天性の原因
天然パーマの場合、悩んでいる人の多くの場合は先天性の原因で天然パーマになってしまっていると言われています。
先天性の原因で天然パーマになっている場合、「色白」や「足の長さ」のように元々の体質なので、ヘアケアや美容院での施術以外に天然パーマを解決しようと思っても難しくなってしまいます。
生まれつき天然パーマだという人は、できるだけ多くのヘアケア方法やくせ毛ケア方法を試して一刻も早く自分に合った方法を見つけると良いでしょう。
遺伝
先天性に天然パーマで生まれている人の場合、遺伝が原因で天然パーマになっている場合がほとんどです。
ご両親のどちらか、あるいは両方と似た髪質をしていないでしょうか。
ご両親とは違っても、祖父母世代と比べると髪質が似ていることに気付くかもしれません。
遺伝の場合、くせが強いことも多いので天然パーマが気になってしまう人も多いでしょう。
しかし一方で、自分よりも長い時間を天然パーマをともに過ごしてきた先輩が周りにいるということでもありますので、髪質に関する悩みを共有したり、良いヘアケアの方法を教えてもらえたりするかもしれません。
友達には恥ずかしくて聞けないという人も、家族に悩みを打ち明けてみると意外な解決策が見つかるかもしれませんよ。
後天性の原因
「天然」というと「生まれつき」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
もちろん先ほど紹介したように遺伝が原因で生まれつき天然パーマの髪型をしている人もいますが、実は現在は直毛であってもちょっとしたことが原因で髪質が変わり天然パーマになるという人も決して少なくはないのです。
後天的に天然パーマになる人はどのような理由があるのか、主な理由を三つチェックしてみましょう。
生活習慣の乱れ
くせ毛の原因は毛根部分にあるので、生活習慣が変わったからといって一気に天然パーマになるわけではありません。
しかし髪の毛の成長サイクルに着目すれば髪質を変えることも決して不可能ではありません。
髪の毛に良い成分が含まれている食品を意識して食べたり、シャンプーやリンスを変えたりすることで天然パーマではなくなるかもしれません。
逆に、普段は直毛の人でもストレスが多く生活時間帯が不規則で食生活のバランスも崩れているような生活を長期間続けていると、いつの間にか天然パーマの髪質に変化していることもあります。
直毛を維持したい人は、普段の生活習慣にも気を付けて過ごすと良いでしょう。
ホルモンバランスの変化
生活習慣の乱れだけではなくホルモンバランスの変化でも直毛が後天的に天然パーマに変化する可能性があります。
特に女性の場合、妊娠や出産によってホルモンバランスが大きく変化するため、産前とは全く違う髪質になってしまう人もいます。
直毛の人が天然パーマになることもあれば、逆に天然パーマの人が出産や育児によって直毛へと変化する場合もあります。
生理などの一過性のホルモンバランスの変化では髪質が大きく変わることはありませんが、妊娠や出産といった長期的な変化は髪質を十分に変化させることを覚えておきましょう。
加齢
ホルモンバランスによって髪質が変化する人も少なくはありませんが、実は単純に加齢によっても髪質は変化していきます。
子どもの頃はサラサラの直毛だったのに、気付くとゴワゴワした手触りの天然パーマになってしまっているという人もいるのではないでしょうか。
理由としては成長するにつれてストレスを抱え生活習慣が乱れたからということも考えられますし、単に成長に従って変化しただけの可能性もあります。
また、第二次性徴や更年期などホルモンバランスが変わりやすい時期は身体だけではなく髪質の変化も見られると言われています。
普段からヘアケアにどんなに気を付けていても加齢による髪質の変化は防げないので受け入れるしかないでしょう。
天然パーマな人の特徴11個
生まれつき天然パーマの人もいれば、後天的な理由で天然パーマになる人もいます。
また、同じ天然パーマであっても周りから羨ましがられる天然パーマの人もいれば、コンプレックスになってしまいかねない天然パーマの人もいます。