好きになった男性が、実はシングルファザーだったらどうしますか?
「バツイチ」や「離婚」といったワードにネガティブな印象を受ける方もいますよね。
しかし、近年では離婚歴があることは珍しくありません。
女性の社会進出が進むにつれ、結婚に対する価値観も大きく変化しています。
シングルマザーへの手当なども充実していることから、無理に婚姻関係を続けない選択をする女性も多く、それと同時にシングルファザーやバツイチになる男性も増加傾向にあるのです。
それではシングルファザーの男性と再婚をするにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回はシングルファザーの特徴と再婚のメリットについて詳しく紹介していきます。
シングルファザーとは?
シングルファザーとは、父親だけで子どもを育てている父子家庭のことを指します。
子どものいる家庭が離婚を選択する場合、女性に親権が渡ることが多い傾向にあります。
特に子どもが幼いうちは母親に親権が渡りやすく、シングルマザーになる方が多くなります。
そのため、シングルマザーに対する支援や情報が多く、シングルファザーに対する手当や情報が少ないというのが現状です。
女性がシングルマザーになる理由に浮気やDV、価値観の相違などが挙げられる一方、男性がシングルファザーになる理由には妻との死別や妻の一方的な浮気などが上位に入ります。
男性に子どもの親権が与えられるということは、それだけの深刻な理由があることもあります。
シングルファザーは多いの?
圧倒的にシングルマザーの割合が多い傾向にあります。
日本のシングルマザー数は100万人以上もいる一方、シングルファザー数は20万人程度です。
近年では離婚を選択する家庭も増加傾向にあり、それに合わせてシングルマザーやシングルファザーの人数も増えてきています。
子どもが幼いうちに離婚する家庭では、子どもの親権は母親に渡されることがほとんどです。
「フルタイムで仕事をしているので子どもの面倒が見られない」「子どもが母親との生活を望んでいる」「母親に養育費を支払う能力がない」などの理由から父親が親権を得られないこともあります。
このような背景から、離別が原因でシングルファザーになる男性はそれほど多くありません。
シングルファザーの現状
今の日本のシングルファザーは厳しい現状に置かれています。
以前まではシングルマザーとシングルファザーとで得られる支援に差がありました。
現在は公的支援が見直され、シングルファザーもシングルマザーと同等の支援を受けられます。
しかし、子育てをするために必要なのは公的支援だけではありません。
シングルファザーの場合、元妻から十分な養育費を得られないことも多々あります。
男性の方が収入が多いのは事実ですが、それもフルタイムで働いているからこそです。
子どもがいれば残業するのも難しく、基本給だけでは経済的な負担が増えることも考えられます。
また、シングルファザーに対する情報が少ないのも大きな問題です。
いくら公的支援が見直されていても、当人までその情報が行き届いていないことも多々あります。
実際に生活保護の母子加算に関しては、「母子」と書いているため父親は加算されないのではと勘違いしてしまうケースも存在します。
シングルファザーの恋愛事情
多くのシングルファザーは再婚に前向きな気持ちを持っています。
やはり子どもに母親の存在をつくってあげたいという父心から再婚を望む方もいます。
ただし、焦って再婚しようとは考えていません。
離婚を経験しているからこそ、再婚相手は慎重に選びたいというのが男性の本音です。
再婚に前向きな気持ちを持っていても、仕事や育児に追われて恋愛ができない人もいます。
特にフルタイムで働いていることが多く、仕事と育児にほとんどの時間を消耗してしまいます。