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グループ活動の大切さとは?集団の中...(続き2)

個人で活動するわけではないからこそ、一人ひとりがきちんと自分の役割を持ち、お互いに考えを出しあい、理解しあう。

もちろん、人数が多いほどにはじめは納得できない部分もあるかもしれませんが、その分「これで行こう!」と思える結論を導けたときには、個人で活動するときには味わえなかった達成感を感じられるでしょう。

それでは、ここからは「グループ活動の種類」について紹介していきます。

プレゼン型

プレゼンとは、発表することで相手に行動してもらうための方法です。

たとえば、新企画の提案をプレゼンする際は、相手に企画を採用してもらうことが目的になりますよね。

そのため、プレゼンをして相手に行動してもらう場合は、あくまでも相手に納得させることが重要なポイントです。

「○○と言われたから採用した」と無理やり行動させるのではなく「○○だったらやってみたい!」と納得したうえで自ら行動させる必要があります。

オープンディベート

オープンディベートとは、明確な答えが存在しない課題や問題を解決する際に活用されます。

明確な答えが存在しない分、自分の考えを伝えるのに抵抗がなくなるのがポイントです。

ただ、明確な答えが存在しないからこそ、グループ全体の意見がまとまりにくいともいえるでしょう。

そのため、オープンディベートをする際は、より一層グループ一人ひとりの役割に対する責任感が重要視されるのです。

選択型

選択型とは、文字通り選択肢をいくつか挙げて、それらの選択肢を選んだり、優先順位をつけていく方法です。

選択肢が2個と少ない場合もあれば、3個以上の広い選択肢の中から選ぶ場合もあります。

これらの選択肢の中から課題を解決していくために、グループ全体でお互いの考えを発言しあうので「誰にどのような価値観があるのか」ということが分かりやすいのが特徴です。

課題解決型

課題解決型とは、オープンディベートと同様に与えられた課題や問題を解決する際に活用されます。

ただ、オープンディベートと大きく異なる点は「明確な結論を出して発表することを前提としている」ということです。

グループの人数が多いほどに結論をまとめるのが難しくなってしまう可能性がありますが、その分「主体性」や「状況把握力」などが評価されやすいといえます。

作業型

作業型とは、1つの目標に向かってグループ全体で作業をしながら進めていく方法です。

一人ひとりの技術スキルや職業スキルがオープンになるのはもちろん、言葉だけでは納得できない部分を作業を通して、お互いに解決することができます。

たとえば、どれだけ効率が良かったとしても、納得できていない状態ではグループ活動は成功したといえませんよね。

反対に、少し遠回りになってしまったとしても、グループ全体が納得することができれば成功といえるでしょう。

そのため、情報と論理を同時に検証できる作業型は、意見が異なるグループ活動において重要な役割を果たしてくれるのです。

グループ活動の進め方

ここまで「グループ活動の種類」について紹介してきました。

ひとくちに「プレゼン型」といっても選択型・課題解決型など種類が分かれているのです。

また、言葉だけでは納得できない場合に活用したい「作業型」というものもありましたね。

どの方法を活用するかによって解決までの道のりや評価は大きく変わってきます。

そのため、自分たちのグループにあったものを活用するようにするといいでしょう。

それでは、ここからは「グループ活動の進め方」について紹介していきます。

目標を明確に設定する

グループ活動を進めていくにあたり、まずはじめに大切なことは目標を明確に設定することです。

一人ひとりの考えは異なっていますから、はじめに目標を明確に設定していない場合は、結論を上手くまとめられなくなってしまいます。

ですから、グループ活動を進めていく前に自分の中で目標を明確にしておき、メンバーが決まり次第、共有することが大切です。

グループ活動では時間が限られていますから、できるだけスムーズに共有できるように前もって準備しておきましょう。

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