リーダー・司会進行、書記、タイムキーパーなど、グループ活動をする中ではこれらの役割が重要になります。
ただ、どの役割にも当てはまらない人は、積極的に全体をサポートできるフォロワーに徹することが大切です。
要するに、グループ活動をするにあたり、なにもしない人は一人もいないということになります。
それでは、ここからは「グループ活動のリーダーの決め方」について紹介していきます。
責任者がリーダーを指名する
学校や就活・転職などでおこなうグループ活動では、責任者がリーダーを指名することがあります。
そのため「リーダーやりたい!」と思っていてもリーダーに指名してもらえなかったり、反対に「リーダーだけにはなりたくない…」と思っているのにリーダーに指名されてしまうことも充分にあり得るのです。
ただ、リーダーに指名されたからには自分のためにはもちろんのこと、グループ全体のためにもリーダーとしての責任を果たしていかなければいけません。
立候補する
グループ活動でリーダーを決める際、多くの場合は立候補が挙げられるでしょう。
「私、リーダーやります!」と立候補すれば、なんともたくましいですよね。
やはり、誰かに指名されて嫌々やるよりも、自分から立候補してリーダーになった方が周りからの評価も高くなるでしょう。
ただ、立候補でリーダーを決めた場合、最初はその潔さに「頼もしいな~」と思えても、グループ活動を進めていくうちに「この人がリーダーで本当に大丈夫なのか?」と感じる要素が出てくるかもしれません。
そのため、グループ全体の評価が下がってしまわないためにも、みんなで力を合わせることが大切なのです。
メンバー同士が選び合う
メンバー同士で「○○さんがリーダーに向いているんじゃないかな」と選び合う、推薦パターンもあります。
リーダーに選ばれるということは「頼もしい」や「リーダーシップがある」と思われていることがほとんどなので、自信を持って引き受けるといいでしょう。
ただ、内心「リーダーになりたくないな…」と思っている人からすると、メンバー同士で選び合う方法はあまり好ましくないかもしれません。
ですが、リーダーに選ばれたからには、メンバー全員を巻き込んでいいわけですから、積極的にグループ活動を進めていきましょう。
交代でリーダーをする
立候補者がいない場合やメンバー同士で選び合う方法が上手く決まらない場合は、交代でリーダーをしていくのもいいかもしれませんね。
というのも、グループ活動のメインはリーダーを決めることではありませんから、できるだけ早く済ませたいもの。
そのため、どうしても決まらない場合は「交代でリーダーをする」という、平等な方法を活用するといいでしょう。
ただ、交代でリーダーをした場合は、一人が最初から最後までリーダーをするよりも難しいといえます。
ですが、メンバー全員の技術スキルが発揮されるからこそ、新しい発見をすることができるかもしれません。
集団の中でどう動けたらいいのか
ここまで「グループ活動のリーダーの決め方」について紹介してきました。
責任者からリーダーに指名された場合やメンバーから選ばれた場合は、できる限り潔く引き受けることがベストといえます。
また「リーダーになりたい!」と思っている人は遠慮せずに、積極的に立候補するといいでしょう。
それでは、ここからは「集団の中でどう動けたらいいのか」ということについて紹介していきます。
自分の役割に責任を持つ
グループ活動などの集団の中において「リーダー」は中心的な存在ですよね。
そのため、リーダー以外の役割の人は、つい気が緩んでしまいがちな傾向があるでしょう。
ただ、ここで忘れないでいてほしいのは、一人ひとりが責任重大な役割を担っているということです。
「タイムキーパーだから」や「フォロワーだから」ではなく、きちんと自分に与えられた役割を全うすることが大切です。
もし、リーダーだけが頑張っていたとしても、それ以外のメンバーにやる気がなければ、いい結果を生み出すことはできませんから、どんな役割であっても責任を持ちましょう。
主体的に動く
リーダーが主体的に動くことはもちろんですが、書記や発表者も全員が主体的に動くことを目標にしましょう。
やはり、グループ活動ではリーダーだけが頑張ったところで、いい結果は生まれにくいです。
また、リーダーとそれ以外のメンバーとの間に大きな温度差が生じてしまうのもよくありません。