そのため、一人ひとりが自分の役割に責任を持ち、主体的に動くことが非常に大切なのです。
リーダーに頼ることはいいですが、その分サポートしたり、積極的に考えを発言するなど、グループ全体がいい方向へ進んでいくように動くことを心がけましょう。
リーダーに協力する
「なにをすべきか…」と迷ってしまった場合は、とにかくリーダーに協力することを意識してみましょう。
「○○さんあまり発言できていないかも」や「そろそろまとめる時間に入った方がいいよ」など、リーダーに協力することを意識していると、自然と責任感が生まれてきます。
そのため、書記やタイムキーパーなどの大きな役割を与えられていないとしてもすべて人任せにしてしまうのではなく、常に「グループ全体で活動しているんだ!」という意識で、力を合わせて取り組むことができるでしょう。
積極的にコミュニケーションをとる
グループ活動において、もっとも大切といっても過言ではないコミュニケーション。
コミュニケーションが上手くとれなければ、グループ活動は失敗に終わってしまう可能性もあります。
そのため、まず一人ひとりに意識してほしいのは「積極的にコミュニケーションをとる」ということです。
リーダーや書記などの与えられた役割をこなすことはもちろんのこと、そればかりに気を取られてしまうのではなく、積極的にコミュニケーションをとることが大切です。
慣れないうちはなかなか難しいとは思いますが、グループ全体でいい結果を生み出すためにも、積極的にコミュニケーションをとることは忘れないでおきましょう。
他人の考えを受け入れる
グループ活動では、自分の考えを積極的に発言することが大切です。
とはいえ、自分以外のメンバーの考えを受け入れることができないようでは、最終的におさまるところもおさまらなくなってしまいます。
そのため、自分の考えを発言することはもちろんのこと、まずはメンバーそれぞれの考えを受け入れるように努力しましょう。
もしかすると、自分の考えとは180度異なる考えを持っている人もいるかもしれません。
ですが、180度異なっているからこそ、自分一人では生み出すことができなかった結論に出会えるということ。
そのため、他人の考えを否定することなく、常に受け入れる姿勢で臨みましょう。
グループ活動の大切さを知って学校や就活・転職に役立てよう
グループ活動の大切さや種類、また役割や動き方について紹介してきました。
グループで活動することで、自分一人では生み出せなかった結論に出会えたり、責任感や協調性が芽生えるなど、実はメリットが多いのです。
ただ、自分以外の考えが加わるからこそ、結論をまとめることが難しかったり、動き方も異なるなど得意不得意が分かれます。
とはいえ、学校や就活・転職などの場面では遭遇率の高いグループ活動ですから、ぜひ今回紹介した内容を役立てて臨んでみてくださいね。