目標を明確に設定できたら、次はグループ活動に欠かせないメンバーを決めていきましょう。
同じ目標に向かって価値観が似ているであろう人を集めるのもいいですし、あえて考えが180度異なっている人を集めてみるのもいいかもしれませんね。
また、2~3人の小人数グループにするのか、5人以上の大人数にするのかなど、メンバーを決めていくのもなかなか大変だと思います。
そのため、これから目指していく目標に向かって「この人たちとだったら上手く進んでいけそう!」と思えるメンバーを集められるようにしましょう。
メンバーの役割を決める
メンバーが決まったら、次は役割を決めていきましょう。
リーダー・書記・タイムキーパーなど、一人ひとりがきちんと役割を持つことが大切です。
リーダーといえば、場を仕切るのが上手い人が向いていますよね。
また、書記の場合はただメモを取るだけではなく、メンバーそれぞれの意見を上手くまとめておかなければいけません。
タイムキーパーであれば、とにかく時間配分を上手くしなければいけないなど、メンバーそれぞれが持つ役割は非常に重要になってくるので、役割は慎重に決めていきましょう。
もちろん、これらの役割が与えられていない人も、周りをサポートするなど、積極的に行動することをお忘れなく。
時間配分を決める
一人ひとりの考えが飛び交うグループ活動において、時間配分を決めておくことはとても重要なポイントになります。
たとえば、話し合いに時間を費やしすぎてしまった場合、結論をまとめる時間が減ってしまい、不安が残ったまま発表しなければいけなくなってしまいます。
また、話し合いの時間が極端に短すぎてしまうと、せっかく出るはずだったいい考えも出ないまま終わってしまうことも。
そのため「どこにどれくらいの時間を費やすといいのか?」ということを、タイムキーパーを中心に事前に決めておくようにしましょう。
そして、タイムキーパーはもちろんのこと、グループ全体で時間に気を配るように心がけておくといいですね。
話し合う
時間配分まで決められたら、いよいよ話し合い開始です。
事前に設定しておいた目標をメンバー全体で共有して、話し合いを進めていきましょう。
この際に、プレゼン型を活用するのか、作業型を活用するのかというのも重要なポイントになってきます。
「自分たちのグループにはどの方法が向いているのか?」と事前に決めておけば、スムーズに話し合いを進めていけますね。
また、話し合いの際は、できるだけ積極的に自分の考えを発言することで、よりよい方向に進んでいける可能性があるので、勇気を出して発言することが大切です。
メンバー全員が平等に発言できるように、リーダーを中心に周りに気を配ることを意識してみましょう。
結論をまとめる
話し合いを経て、一人ひとりの考えがたくさん出てきたところで、次はリーダーと書記を中心に結論をまとめていきましょう。
「考えをたくさん出したから終わり」ではありませんよ。
この場合、リーダーや書記の技術スキルによってはすぐに結論がまとまってしまうことがあります。
とはいえ、リーダーや書記にすべて頼ってばかりになるのではなく、メンバー全体できちんと結論をまとめていくことが大切です。
結論は、グループ全体の評価に繋がる、非常に重要なもの。
そのため、最後まで気を抜かずに、メンバー全員で力を合わせてまとめることをお忘れなく。
結論を発表する
グループ活動において、発表は評価全体にかかわる大きなポイントになります。
もし、話し合いが上手くいき、結論をきれいにまとめられたとしても、発表がイマイチの場合はグループ全体の評価が下がってしまうでしょう。
また、仕事の場合は企画が通らなくなるなど、発表が上手くできないとなると致命的です。
そのため、結論をまとめたうえで「どのように発表すれば相手に伝わるか?」というところまで、シミュレーションしておくことが大切です。
もちろん、発表者の技術スキルが大きく左右することではありますが、メンバー全体で発表者をサポートするなど、最後まで人任せにしないように気をつけましょう。
振り返る
発表まで終えたら、最後は今回の活動をグループ全体できちんと振り返りましょう。
発表が済んだらすべて完了なのではなく、きちんと振り返ることが大切です。