しかし、人によっては彼氏ではなくあなた自身が褒められたいと思う人もいます。
「素敵な彼がいて羨ましい」「幸せそうで羨ましい」など別のところに着目されます。
彼氏の評価は上がってはいますが、本来の彼氏を評価されたいというのとは別の意味が生じてしまうため、自慢話を聞く人によっては自慢したいだけに思われるかもしれません。
悪意がなかったとしても、周囲の人を嫌な気持ちにさせてしまう恐れがあるため、彼氏の自慢話をするときは話の内容やテンションなどに注意しましょう。
4:アピールしたい
彼氏自慢をしたくなる心理のひとつは、幸せなことをアピールしたいからです。
人間には承認欲求や自己顕示欲というものがあります。
承認欲求とは、周囲の人たちに認められたいと思う欲求のことをいいます。
彼が褒められることによって、自分の存在も認められたというように感じられるのです。
もうひとつの自己顕示欲とは、自分の存在を周囲にアピールしたい欲求のことです。
自己顕示欲は人間の睡眠欲や食欲、性欲と同じくらい重要な欲求のひとつでもあります。
彼氏自慢をすることで「素敵な彼氏ね」「羨ましい」「幸せそうね」と自分の価値や存在を周囲に認めてもらえ、承認欲求や自己顕示欲が満たされていきます。
普段から承認欲求や自己顕示欲が不足している人は、何かと幸せアピールや満たされているアピールをして足りない承認欲求や自己顕示欲を満たそうとします。
しかし、その背景を知らない人にとっては「いつも自慢ばかりしている」「自分だけが特別だと思っているの?」などと嫌がられたり、妬まれたりすることがあります。
人間関係を円滑にするためには、彼氏自慢以外にも承認欲求や自己顕示欲を満たせる方法を探して実践することが大切です。
5:優越感を得たい
彼氏自慢をしたくなる心理のひとつは、優越感を得たいからです。
優越感とは、周囲の人間よりも自分の方が優れていると自覚する快感のことをいいます。
優越感に浸りたがる人間には、プライドが高く自尊心が強いという特徴があります。
幸福を他人と比較する必要はありませんが、自分の方が優れていると思いたいのです。
彼氏自慢をするのも「私って幸せ者でしょう?」「あなたたちよりも魅力があるってことでしょう」と自分の価値を誇り、いかに自分が優れているかを周知させているのです。
もちろん、明らかにそのようなことを口にする人はほとんどいません。
はっきりと自分が優れているとは言わず、自慢して間接的にアピールしているのです。
周囲の人もそれを敏感に感じ取り、優越感に浸りたいだけなのだと上手に察知します。
自分を下に見られているわけですから、聞いている方はいい気はしませんよね。
それが原因で周囲から煙たがられることもあるため、明らかな自慢は控えた方がいいでしょう。
6:自慢をすることで不安を埋める
彼氏自慢をしたくなる心理のひとつは、自慢をすることで不安を埋めたいからです。
自慢をする背景には、その事実を確認したいという欲求が隠れている可能性があります。
たとえば彼氏から本当に愛されているか不安を抱いている場合は、「彼氏にプレゼントをもらった」など尽くしてくれていることを自慢し愛されているかを確認しているのです。
他にも「本当に彼との関係が上手く行っているのだろうか」「周囲から羨まれるようなカップルになれているだろうか」などさまざまな不安や心配が自慢に繋がっています。
周囲から「素敵な彼氏だね」「幸せそうだね」と言ってもらえることで、「やっぱりいい彼氏なんだ」「私は幸せなんだ」と自信を持ち安心できるのです。
自分に自信がない人ほど自慢をすることで不安を埋めようと自慢ばかりしてしまいます。
聞いている人にとっては「また同じ話?」と飽きられてしまう可能性もあるでしょう。
周囲を敵に回してしまうと、今度は「私ってみんなから嫌われてる?」「どうすれば嫌われなくて済む?」など別の不安が生じてしまうため、悪循環に陥ってしまいます。
彼との間の不安は自慢話をすることで解消するのではなく、本人同士できちんと話し合って解決するように心がけましょう。
人にイラッとさせないように話をする方法
自慢話は周囲の人をイラッとさせる可能性があるため、基本的には控えた方が無難です。
しかし、どうしても彼の素敵な部分を自慢したくなることもありますよね。
自慢話をする際は、聞いてくれる相手にイラッとされないように話すのがマナーです。