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顔のむくみがひどい時の対処法5選!...(続き7)

むくみは体内のリンパや血行が滞り、老廃物や余分な水分が溜まってしまうことで起こります。

むくみの原因となる老廃物を溜めないためには、リンパの流れや血液循環をよくしましょう。

特に血行不良は体の冷えや疲労によって起こることがあります。

夏場でも冷たいものを飲み過ぎると胃が冷え、体の中から冷やしてしまう可能性があります。

血行不良を防ぐためには、適度な運動や常温や温かい飲み物を取ることがとても重要です。

運動が苦手という方でも軽いストレッチをするだけでも血液循環がよくなります。

顔がむくんでしまったときは、マッサージやツボ押しをして血行をよくするのも非常に効果的です。

薬の副作用

顔がむくむ原因のひとつは、薬の副作用です。

薬の中にはむくみを生じさせてしまう副作用を持つものもあります。

市販の痛み止めや抗炎症作用を持つ薬などの非ステロイド性抗炎症薬や高血圧に用いられるカルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、抗生剤、抗癌剤などに含まれることがあります。

多くの副作用は自然に引いていきますが、むくみが長引くようであれば病院に相談してみましょう。

顔がむくんでしまう病気

顔がむくむ原因のひとつは、むくみを伴う病気が考えられます。

病気の中には症状のひとつとして顔や体がむくんでしまうことがあります。

むくみが引かない、慢性的なむくみが見られる場合は病院に相談してみましょう。

甲状腺ホルモンの病気

甲状腺ホルモンの病気によって顔がむくんでしまうことがあります。

甲状腺の病気には橋本病やバセドウ病、亜急性甲状腺炎などの種類が存在します。

特に橋本病は甲状腺機能の低下により、顔がむくんでしまうことがあります。

甲状腺ホルモンには代謝を調節する役割があるため、それが低下すると血行が悪くなります。

甲状腺に関する病気は女性に多く、年齢に関係なく発症する可能性があります。

病気を患っているといっても、常にむくみの症状が出ているわけではありません。

朝をピークに時間が経つにつれてむくみが引き、午後には目立たなくなることもあります。

橋本病の場合、内服薬による治療をすることができます。

甲状腺機能低下に対して、適切な甲状腺ホルモンを薬で補うことで症状を緩和します。

気になる症状がある場合は、早めに病院に相談してみましょう。

内臓に関する病気

内臓に関する病気によって脚がむくんでしまうことがあります。

内臓の病気には腎不全、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症などの種類が考えられます。

腎不全とは血液をろ過する糸球体がつまってしまい、老廃物を排せつできなくなる病気です。

腎臓の働きが正常の30%以下になると腎不全となり、重症化すると回復が難しくなります。

ネフローゼ症候群は尿にたんぱく質がたくさん出る病気で、血液中のたんぱくが減ってしまいます。

その結果、血管の水分が減り、血管の外の水分と塩分が増加するためむくみが生じます。

ネフローゼ症候群は腎不全を併発することもあるため、きちんと検査することがとても大切です。

糖尿病性腎症とは糖尿病の三大合併症のひとつです。

高血糖の状態が続くと腎臓の糸球体の毛細血管が損傷してしまい、腎機能が低下します。

腎臓の病気にかかると体にむくみが生じることがあります。

慢性的なむくみがあるようであれば、早めに病院に行って相談してみましょう。

皮膚に関する病気