ほとんどの妻は反論する気力をなくして言いなりになっているのが現状です。
家庭のリーダーでいたい
亭主関白な男性は、家庭では自分が家族を率いるリーダーでありたいという明確な願望を持っています。
彼らにとって、家庭の中で誰が主導権を握っているのかわからない「友達家族」などありえないことです。
家族は自然界における群れのようなもので、群れのリーダーが統率して秩序を保たなければなりません。
そうしないと何か問題が起きたときに、群れが崩壊してしまう恐れがあります。
そのため群れの中で1番強いオスである夫が、リーダーとして群れに君臨するのが亭主関白の男性なのでしょう。
それもすべては家族を束ねていくためなのです。
ところが、自分が偉い立場にいたいというだけで、リーダーの権利を主張する亭主関白の夫もいるようです。
リーダーはただ頂点に立つだけではなく、家族への思いやりや気配りも必要な資質です。
自分が気分良くしていたいだけの亭主関白な夫は、なんとも困ったものです。
家族を守る意識が強い
大切な家族は自分が守るという意識が強いのも、亭主関白の夫の特徴です。
平時であれば家庭の細々とした用事や、自分の身の回りのことは妻に任せておくのが亭主関白によくあるパターンです。
しかし、いざ家族の一大事となったら、自分が体を張ってでも守ってみせるという気概を持っているのが、真の亭主関白だと言えるでしょう。
家族を守れるのは自分だけだという責任感があり、守ってやらねば男がすたるというくらいの頼もしさを持っています。
そのためには自分は強い存在でなければならないというプレッシャーもありますが、愛するもののために全力を出すのが喜びでもあります。
上辺だけ亭主関白のいいとこ取りをしようとする男性は、守りたいのは自分の家庭内での権力だけ。
家族がトラブルに見舞われても、「家のことはお前がなんとかしろ」と妻に丸投げして家族を守ろうという気概もありません。
そんな亭主関白のメリットと注意点5個とは?
今どき本物の亭主関白の男性にはなかなかお目にかかれないものですが、おおまかな性質は掴めたでしょうか。
亭主関白気質の男性は、その行動原理をよく理解すればうまく扱うことはそれほど難しくありません。
もちろん好みの問題もありますし、人によっては関係を続けていくのが相当困難に思われる場合もあります。
そんな亭主関白のメリットと注意点をよく知っておき、長く付き合っていける相手なのかを見極めるのはとても大切なことなのです。
メリット
亭主関白な男性とお付き合いすることにはどんなメリットがあるのでしょうか。
亭主関白の良い面だけを見れば、昔ながらの理想の夫・理想の父親像に当てはまる部分が多いことに気づきます。
現代の価値観では男性も女性も均等に役割分担することが望まれることが増えてきています。
しかし亭主関白な男性は、男性ならではの役割に特化した部分で大きな力を発揮します。
ひとことで言えば「男らしさ」の良い面が最大のメリットと言えるでしょう。
1.頼りがいがある
亭主関白の男性が持っている「俺に任せておけ」と言えるくらいの頼りがいのある一面がメリットのひとつにあげられます。
亭主関白な男性は決断力があり、女性が「どうしよう…」と迷っているときでもズバリと決めてくれる強さがあります。
食事のメニューでも外出の行き先でも、1人ではなかなか決められない女性にとってはこの上なく助かる存在です。
また、決断したらそれを迷いなく実行に移す行動力も伴っています。
こうしてグイグイとリードしてくれる男性には、なんでもお任せして自分はついていけばよいだけだから安心、という女性もいるでしょう。
そして自分で決断して行動したことに関しては、たとえ結果がうまくいかなくても言い訳せず、他人に責任を押しつけない、そんな責任感のあるところがとても頼もしく見えるものです。
もちろん、普段はやらないことでも妻や彼女が困っていれば引き受けてくれるところもあります。
いざという時には頼れるという安心感があるから、普段は何もしてくれなくてもいいという意見もあるようです。