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亭主関白とは?メリットや注意点5個...(続き7)

やたらと高い理想の女性像を持つ男性も、亭主関白と共通する価値観を持ち合わせているので要注意です。

亭主関白な男性は「女性はこうあるべき」という考えが強く、しかも完璧な妻を求める傾向があります。

実はこれにも、劣等感の強さが関係していることがあります。

コンプレックスの強い男性ほど、周囲から羨ましがられるような自分でありたいと考えます。

そのためには、完璧な女性を手に入れた自分というものが必要なのです。

また、育った環境で母親が理想の妻像になっている場合もあるでしょう。

この場合やはり父親が亭主関白で、母親に高い理想を押しつけていた可能性があります。

亭主関白は苦労もあるがメリットも大きい

世間で言われる亭主関白には、ただのワガママで幼稚な男性も含まれているようですが、真の亭主関白であれば苦労はあっても、それに見合うメリットを得られるものです。

亭主関白な夫は家族を養い、守っていくことを一番に考えます。

そのためには十分な収入を得るために必死で働き、家族をどんな敵からも守るという覚悟を持っています。

妻に要求することも多いですが、その分自分も同様に努力をしているのです。

また、家庭で対処しなければならないさまざまな重要事項も、夫がすべて引き受けるか、妻は夫が手配したとおりにやっておけばよく、あれこれ悩む心配がありません。

扱い方さえマスターしてしまえば、頼りない夫に比べたらずっと楽だという意見もあります。

昔ながらの家庭に憧れるなら亭主関白の男性と結婚しよう

はるか大昔の家族では、夫は獲物を手に入れるのが仕事で、妻はその留守を守っているのが普通でした。

家族という共同体のリーダーは夫であり、家族全体を繁栄させていかなければならない責任がありました。

それが本来の夫婦の在り方だったと言えるかもしれません。

時代が移り変わり、夫が家庭のリーダーとしての権力を失いつつあります。

むしろ責任を取りたくないから権力はいらないという男性も増えているのが現状です。

そんな世の中で、敢えて家族を守る苦労を背負い、責任を果たそうとする亭主関白の夫は、今は消えつつある昔ながらの家庭を継承する、貴重な存在かもしれませんね。

かつて日本でも当たり前だった家庭のスタイルに憧れるなら、亭主関白の男性との結婚も視野に入れてみてはいかがでしょうか。