また、付き合っている時には舞い上がっていて、彼の行動の小さな違和感に目をつぶってしまう恐れもあります。
亭主関白な夫は嫌だ!と思うなら、そうなりそうな男性の特徴をしっかりと頭に入れて、彼との結婚は慎重に考えていかなければなりません。
父親が亭主関白
亭主関白な父親を持つ男性は、自然と亭主関白になってしまう可能性が高いです。
亭主関白が当たり前の家庭で育ったことで、当然のように父親と同じような価値観を持つようになってしまうのです。
特に、母親が不満も言わずに父親に従っていた場合は、亭主関白に何の疑問も持たないでしょう。
中には、母親が苦労していた姿を見て育ち、「自分は絶対亭主関白にはならない」と決めている場合もあります。
いずれにしても、お付き合いの段階で彼の家庭での両親の関係がどうだったのか、それとなく探っておくのが賢明です。
できれば結婚後の夫婦の在り方についても、2人の価値観をすり合わせておきたいものです。
プライドが高い
プライドの高い男性も、亭主関白になりやすいタイプだと言えるでしょう。
特に女性との関係性においては、自分のほうが優位に立つことを重視するので、妻を下に見やすい傾向があると言えます。
自分の意見が正しいと考えがちで、それを妻に強要することもあるかもしれません。
また、プライドが高い男性は例え自分が間違っていたとしても、「男のプライド」というもののために謝ることができないと考えていることが多いのです。
プライドの高さは実は、彼が自分に自信がないことからきています。
そのため異常に負けず嫌いで、自分への異論は許さないという心理状態に陥っています。
プライドの高さは、自分の意見を曲げられない亭主関白な男性になりやすい資質だと考えられます。
上から目線の発言が目立つ
上から目線の発言が目立つ男性も、亭主関白になる素質が十分あります。
というのも、上から目線になりやすい心理の根底には、自信の無さやコンプレックスの強さがあり、プライドの高い男性と同じような傾向があるからなのです。
自分は相手よりも偉いんだと考えることで、弱い自分を隠そうとしているのです。
特に家庭での妻は弱い立場になりがちなので、格好の餌食となりやすいでしょう。
誰かを自分より弱い立場に置いて安心しているのが、上から目線な男性の真の姿とも言えるのです。
結婚後に家庭で妻を相手にこんなことをされたのでは、妻はたまったものではありません。
女性らしい・男性らしいという性差にこだわる
普段の言動で「女性らしい」「男性らしい」という言葉が頻繁に出るとしたら、その男性は亭主関白になりやすいかもしれません。
今の時代、「女性らしい」とか「男性らしい」ということにこだわる人は少なくなってきました。
そういう考え方が世の中にマッチしなくなってきたのがその理由です。
そんな時代に、男女の性差にこだわる彼の中では常に「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべき」という図式が出来上がっています。
性差を意識することが大切な場面というのもありますが、時と場所に関係なく常に性差にこだわっているようだと、男女は基本的に平等だという考えをわかってもらうのは大変でしょう。
家事が出来ない
大人になっても家事が出来ない男性というのは、「男性は家事をしないもの」という価値観を持っている可能性が高いです。
「家事は妻の仕事」とする亭主関白な男性の考えと一致しており、将来亭主関白になるのではと心配になります。
いずれ家庭を持った時にも、自分も積極的に家事をするつもりなら、ちょっとした家事ならやっておこうと思うのが一般的な大人です。
しかしそれをやる発想がないのは、結婚したら家事は妻に全部やってもらうから、覚えておく必要がないと考えているからではないでしょうか。
また、父親が一切家事をしないなど、それが当然という家庭環境で育っているのもあるかもしれません。
実は、一人暮らしなどで一通り家事が出来る男性でも油断はできません。
その場合結婚したら自分が家事をする必要がなくなるため、一切やらなくなるということもあるのです。
要は「家事をする意志があるか」が大事なので、結婚前にそのあたりをよく聞いておいたほうが安心です。