亭主関白の夫にとって何より大切なのは、愛する家族を守ることです。
家族が何か困難に見舞われたとしても、自分が全面に出て立ち向かっていくことをいとわないのが亭主関白な夫の生き方です。
そのために自分は強い男である必要があるのです。
亭主関白な男性は家族はこうあるべき、という型にこだわりがあるので面倒なところもありますが、それ故に「家族を守るのは自分」という役目も果たそうというこだわりがあります。
自分がいなければ家庭はうまく回らないと考えているので、家族の行動に逐一文句をつけてくることもあるようです。
しかし亭主関白な夫は自分が家族を仕切っていると考えているため、彼なりに家族を第一に考えて行動しているのです。
それもこれも、家族を一番大事に思っているからと思えば多少のうるさいところは受け入れやすいと言えるかもしれません。
3.浮気の心配が少ない
亭主関白な男性にとって、家族の結束が強いことはとても重要です。
もちろん、夫婦の関係もそのつながりが強固であることは最優先されなければなりません。
ですから、妻との絆をとても大事にしているのです。
妻以外の女性によそ見をして、夫婦の絆にほころびが生まれるようなことはしないので、浮気の心配が少ないというわけです。
当然、妻にも同じように夫一筋であることを望むのが亭主関白な男性の特徴でもあります。
時にはそのせいで束縛気味に妻の行動に口を挟んでくることがあるかもしれませんが、自分は浮気し放題で妻にだけ制限を加える男性に比べると、誠実さという点では優位と言えるかもしれません。
妻に「常に綺麗でいろ」などと言うのは、自分が他の綺麗な女性に心を奪われたりしないようにして欲しいという思いからだとも考えられます。
亭主関白な男性は、パートナーの浮気を心配して不安定になりやすい女性にとっては、心の安定を保っていられる男性だというメリットを感じられるのではないでしょうか。
4.子供をしっかり躾けてくれる
亭主関白の男性は、父親としても家庭の秩序を守るために行動します。
子供のしつけに関しても明確なルールを持っていて、それに従うことを要求します。
そのため亭主関白であると同時に、厳格な父親像としての印象が強くなるでしょう。
亭主関白な男性は家庭を仕切っているのは自分だという自覚が強いので、子供のしつけを妻に任せっぱなしなどにはしておけません。
行儀やマナー、物事の善し悪しなどの道徳規範についても曖昧にはしておかないでしょう。
そもそも子供のしつけは夫婦が協力しあって行うものですが、子供に厳しい顔ができない、子供が言うことを聞かず手に負えないというような妻であれば、それらの苦手をカバーしてくれる夫の存在はとても頼もしいものです。
子供と遊んではくれるけれど、しつけは母親に任せきり、父親だけ子供にいい顔をして母親ばかりが悪者になる…などという不満は、亭主関白な男性に関しては心配なさそうです。
5.意外と扱いやすい
一見気難しそうで要求が多い印象の亭主関白の男性ですが、基本的な対処法のコツを知っておけば、意外と扱いやすいものです。
亭主関白な男性は自分に決定権があることを重要視します。
自分が決めて、その意見が通り皆がそれに従うというのが理想の形なのです。
例えば、デートで行く店を決める場合、女性のほうが行きたい店をいくつか提案し、「どこがいいかな?」と聞けば、彼は「ここがいいよ」と決めてくれます。
実際はどれも女性の行きたい場所であっても、彼は「自分が行き場所を決めた」と思えるのでお互いが満足できる結果になります。
また、任せられるものは思い切ってなんでも任せてしまうのも手です。
旅行の計画でも、亭主関白な男性は仕切り屋なので、プランや宿の手配まで全部やってくれるはずです。
これは考えようではとても楽ですし、彼の仕切ってくれたことに対しては心から感謝して褒めちぎっておくことで、亭主関白な男性はますます張り切ってくれることでしょう。
手のひらで転がすという言葉がありますが、亭主関白な男性と付き合うならそれを目指して実践することをおすすめします。
注意点
亭主関白な男性と付き合う上で、注意しなければならない点もあります。
中にはそのまま放っておいてはいけないような事柄もありますので、付き合いを続けていくべきか、自分がそれに向き合っていける性格かどうかも見極めていく必要があります。
1.モラルのない発言が多い
亭主関白というよりは女性を見下しているタイプの男性に多いのが、モラルのない発言です。