「女はバカだから男の言うことを聞いていればいいんだ」などの差別的発言や、「子供を生んでから体がだらしなくなった」などのデリカシーのない言葉を平気で言ったりします。
妻など自分の身内には自分は何を言ってもいいと思っているところがあり、「親しき仲にも礼儀あり」という格言などどこ吹く風といった感じです。
聞き流せれば問題ないとも言えますが、そういう発言には人間性もにじみ出ていますので、「ちょっとそういう考えってどうなの?」と疑問に感じるようなら、お付き合いを真剣に考え直してもいいかもしれません。
また、「そういう言葉は傷つくからやめてほしい」と相手を責めるのではなく、自分の感情に理解を求める伝え方をしてみるのもひとつの方法です。
2.家事の手抜きが出来ない
亭主関白な男性にとって、家庭をよりよく運営していくためには、日々の家事がしっかりと行われていることが大切です。
ですからわりと細かく家事のルールが決まっていることも多く、手抜きなどは許されないといった状態になりやすいでしょう。
特に妻が専業主婦であれば、要求するレベルも高くなる傾向があります。
例えば料理に関することであれば、出来合いの惣菜は使わない、おかずは何品以上、晩酌用のお酒を冷やす時間まで決められることもあります。
掃除や洗濯などについても、同様に細かい点まで完璧にこなすことが求められがちです。
当然ですが、これらは妻の仕事として夫が協力することは少ないです。
たまには家事が面倒なこともあれば、ちょっと楽がしたいときもあるものですが、病気や怪我などの理由でもない限り、手抜きは許されません。
3.頑固
亭主関白な男性は、自分の「物事はこうあるべき」という確固とした考えがあるため、それを曲げることをよしとしません。
それだけ強い信念を持っているとも言えますが、人間関係を円滑にすることとのバランスが悪すぎると、ただのゴリ押しな性格に見えてしまいます。
基本的に、正しいのは自分で、間違っているのは相手のほうだというのが頑固な亭主関白の考え方です。
ましてや、妻など女性に意見されるなど受け入れることはできないのです。
頑なに自分が正しいと言い張るところは、筋が通っている話ならば問題ないかもしれませんが、時には自分が間違っていても引っ込みがつかないこともあるようです。
人の意見を受け入れられないという柔軟性の無さは、不器用な性格を表しているとも言えます。
頑固な亭主関白気質の男性と付き合っていくには、そんな不器用さも受け止めていくことが必要になるでしょう。
4.優しさや愛情表現が分かりづらい
男らしさを常に意識する亭主関白な男性は、表面的には優しさや愛情表現が分かりづらいので、女性は時々愛されている自信をなくしそうになってしまいます。
亭主関白な男性の発想だと、一緒にいることがすでに愛情表現だということのようです。
つまり、愛情がなければ一緒にいないし、頑張って外で働いてくることもない。
すべては妻や子供など愛する人を守るためなのだから、わざわざ言わなくてもわかるだろう、という理屈なのです。
亭主関白な男性は、好きだとか愛してるだとかを滅多に口にしない傾向があります。
そういう愛の言葉は軽々しく言うものではないという信念のようなものがあるのです。
言葉ではなく行動を見て愛情を判断できる女性でないと、寂しさに負けてしまうかもしれません。
5.モラハラになる可能性がある
亭主関白とモラハラの線引きには、微妙なところがあるのも事実です。
言動だけ見ると、どこまでが亭主関白なのか、どこからがモラハラなのかわかりにくいと言えます。
しかし、その言動の根底に「妻や子供、家庭を守るため」という前提があるかどうかが、ひとつの目安になるでしょう。
例えば、家庭の家計を管理するのは夫の役目という亭主関白な男性も多いようです。
自分が稼いだお金なのに、妻からお小遣いとして与えられるのも亭主関白な男性にとっては屈辱的。
しかし、家計を管理してくれること自体はさほど問題もありません。
家庭を仕切るために家計管理は重要な立場ですし、責任も伴います。
問題なのは、現実的に無理のある金額しか妻に渡さなかったり、給与額や貯蓄額を教えてくれない、夫だけは好きなことにお金を使っている…などで、これは経済的DVとも言えます。
亭主関白な男性の言動の動機は何なのか?よく見極めるべきでしょう。
亭主関白になりそうな男性の特徴
世の中には、結婚した途端に亭主関白の本性を現す男性もいるので要注意です。