辛い時には思い切り辛いと叫び、息が詰まりそうな時には深く大きく息を吐きましょう。
辛い気持ちをなるべくその場で発散させるだけでも、ストレスを軽減しやすくなります。
8. ひとりで抱え込まず周囲の親しい人に話してみる
メランコリーになる人というのは、自分の中に悩みや憂鬱な気持ち、さまざまな思いをたくさん抱えていることがほとんどです。
それを口に出すことをしないため、どんどんいろんな感情が溜まっていき、自分でも何をどうしたいのかが分からなくなってしまうのかもしれません。
そのため、少しでも自分が辛いと感じたら、ひとりで抱え込まずに出来るだけ周囲の親しい人に話しをしたり、相談をしたりしましょう。
親しい関係の人であれば、きっとあなたの話を迷惑がらず、親身になって聞いてくれるはずです。
両親に話せるのであれば両親に、また友人や恋人など話せる相手がいれば、不安な気持ちを打ち明けましょう。
例え解決策がなくても、誰かに聞いてもらうだけで多少は気持ちがスッキリしたり、自分で心の整理が出来たりします。
もし、誰にも話せる人がいないのであれば、カウンセリングを受けてみるのもいいかもしれませんね。
病院で診察を受けるのとは違うので、重苦しく考える必要はありません。
ただ少し、自分の気持ちを整理するために話しを聞いてもらうのだと楽に考えて行動してみましょう。
9. 自分の時間を大事にする
自分の時間をゆっくり取ることも出来ずに、忙しすぎて疲れてしまっている人は、その疲れがメランコリーの原因なのかもしれません。
仕事や家事、育児などに目まぐるしく追われ、自分以外のことでバタバタと動き回ってしまっていると、自分自身を労わる時間など到底持てないことでしょう。
しかし、どんなにシャカリキに走り回るのが好きな人でも、たまにはゆっくりと休息を取り、自分自身を休ませてあげなければ長くは走れません。
自分が走り続けるには、適度な休息は必要不可欠です。
どんなに忙しく日々を過ごしていても、どこかで必ず自分の時間を取るようにしましょう。
自分で好きなことをして過ごしたり、何もせずにただダラダラと過ごしたり、自分の時間をとにかく大事にしましょう。
そうして日々の忙しさの中でもリラックス出来る状態を作ることで、生活にメリハリが付き、メランコリーの改善に繋がるかもしれません。
恋愛でのメランコリーの影響
メランコリーな人は恋愛においてもかなりの依存体質になりがちです。
好きな相手に自分のすべてを捧げるほどに尽くすことで、自分が相手のためになっていると確認出来、またそれが自分の幸福感に繋がります。
しかし、恋人といえど互いに自分の時間は必要ですし、プライバシーもあるでしょう。
それを尊重出来ずに、自分の感情ばかりを優先させてしまうと、当然ながら上手くいくはずはありません。
メランコリーが恋愛に与える影響とは、具体的にどんなことでしょうか。
重い人だと思われてしまう
メランコリーの人が恋愛をすると、とにかく相手に対して尽くそうとします。
女性であれば彼氏のために食事を作ったり家事をしたりと、何でも彼の役に立てるように努力します。
男性の場合には彼女がちょっと欲しそうにしているものを直ぐにプレゼントしたり、どこへ行くにも送り迎えをしたりと彼女に尽くすことで、彼女の笑顔を見て自分も幸せな気持ちになります。
しかしそれもあまりに度が過ぎると、恋人からは「気持ちが重たい」と思われてしまいます。
一度重たい人と思われてしまうと、相手の気持ちは冷めやすくなってしまいます。
しかし、尽くすことで相手との幸せを持続させようとする人は、重たいと思われてもなお、相手に尽くすことを止められないのです。
相手に完全に依存してしまう
メランコリーな人は、恋愛をすると相手に完全に依存してしまいます。
何をするにも、どんな髪型や服装をするにも、すべて相手に合わせようとします。
そうすることで「自分」という存在がなくなってしまいます。