もちろん、単純に疲れているだけであれば問題はないかもしれません。
しかし、長期的に何に対してもやる気を起こせないという事は、少し問題だと考えても良いでしょう。
具体的には、体を動かす事が嫌いで、できるだけ動かないようにしたり、目的や目標を持たない、成功体験が全くないと思ったり、感情の起伏自体が乏しくなってしまっている、人とまったく会わないなど、引きこもりのような状態になってしまう可能性もあります。
無気力であるという事は様々な特徴を持っていますが、上記のような特徴を感じているのであれば、少し危険な状態です。
早めの対策が必要であり、まずは小さな事でも行動を起こす事が大事です。
自分を思い切り奮い立たせ、危機感を持って日々の生活を送る事で、活力を取り戻す事が出来ます。
それに、行動して刺激を受けることも非常に大事だと思いますよ。
やる気が起きない
やる気が起きないという状態が長く続けば続くほど、危機感を持ってください。
人生、やる気というものがいかに重要な要素であるかという事をしっかりと認識する事が大事です。
人生は行動の積み重ねで出来ています。
毎日のあなたの行動するという選択の積み重ねで、その日に経験出来る事、何を感じる事ができたか、何を得たのか、どう考えたのかという事で今後の日々が決まっていきます。
もともと人間、誰しもスタートラインが同じです。
能力や地位、環境、様々な事を得ていくのは積み重ねがあるからです。
最初から今の位置にいたという事はほぼありません。
それに、誰でも手に入れるチャンスが広がっているはずです。
なので、やる気という要素がいかに大事か、時間というものがどれほど大事なのかをしっかりと認識しましょう。
そうすることで、自分自身を奮い立たせることが出来るのではないでしょうか。
脱力感が持続している
脱力感が持続していると感じている場合、危険な状態である可能性があります。
激しく体を動かしたり、ずっとかんばり続けていた事が叶い、少し安堵してしまった時には一瞬の脱力感を感じるかもしれません。
ただ、気づくと普段の日常に戻って、自然とそんな脱力感もなくなっていくのが普通です。
しかし、継続して脱力感を感じてしまっている場合は、自分自身があまり良い状態にあるとはいえないかもしれません。
なぜ自分が脱力感を感じているのかという事をしっかりと問題定義しましょう。
そして、このままでいいのかという事をしっかりと危機感を持って感じる事が大事です。
その上で、自分自身が目標を持って行動をする事で、自然と脱力感はなくなっていくはずです。
しっかりと自分に向き合い、行動することが大事なのではないでしょうか。
アパシーシンドロームとは
アパシーシンドロームという言葉を聞いた事があるという人はあまりいないのではないでしょうか。
アパシーシンドロームとは、無気力症候群と呼ばれています。
最近は若い世代に多く出現しているという症状です。
こちらは無気力症候群という呼び名の通り、何事に関しても無気力になってしまうという症状が現れる病気のようなものです。
現在、有効な薬物療法などがないため、非常に難しい病気という風にも認識されています。
例えば、大きな目標をかなえた時に、叶えてしまったものが大きければ大きいほど、そのあとに無気力になってしまうという事がありますよね。
それに似た症状であるという事もあり、なおかつこのアパシーシンドロームは特定の状況で起きる可能性が高いともいわれています。
例えば、仕事に対して無気力になるか、普段の遊びなどには活発になるなど、何かに対して限定的な症状が出る事が特徴だと言われています。
病気に気づかない人が多い
病気に気づかない人も多いといわれています。
確かにうつと聞くと何事に対してもやる気を持てないという症状であるので、一見してそのような雰囲気を感じ取る事が出来ますよね。
でも、一定の状況に関して無気力になってしまうというだけであると、ただ単にそれが嫌いなだけとか、あまり病気的な症状には気づかない場合が多いかと思います。