そんな風に思い浮かべるかもしれませんが、やはりそれだけは人はついていきません。
人はどんな人を好きになるのか、ついていくのかというと、やはり「温かい人」なのです。
温かい人とはどんな人なのか。
それは人の気持ちが分かる人です。
分かるといっても人の心を見通せるという意味ではなくて、「人の痛み」が分かる人なのです。
人としてぬくもりのある人は弱者にとても優しいです。
自分の話などは後回しで相手の話を一生懸命聞いてくれます。
話すことも大事な行為ですが、聞くことはもっと大事な行為なのです。
カリスマと言っても結局は人対人であり、人としての温もりのある人こそが、人を惹き付けるのです。
思いやりの気持ちも持ち合わせている
当然ですが、人は思いやりのある人が好きです。
誰もが自分を大事に扱ってもらいたい欲求をもっています。
その欲求を満たされた時、その人についていこうと思うものです。
たまにそれを逆手に詐欺などの行為をする人もいますが、思いやりの心で接してもらったとき人は心から安心するものです。
心が強い人は人を思いやることができます。
逆に弱い人は上から目線で相手を押さえつけようとするものです。
それでは人々は反発をしてなかなかついてこなくなるのです。
思いやりの心はどうやって生まれてくるのか。
カリスマ性のある人はいろんな経験をしてきてます。
失敗をして赤っ恥をかいたり、人に意地悪されたり、逆に傷つけてしまったり。
山ほど経験をしてきているので、人がどうすれば悲しむか、喜んでくれるかをわかっています。
その中で人が一番喜んでくれるのが「思いやりの行為」だと知っています。
もちろん、分かっているからやっているのではありません。
心の底から自然と思いやりの行為ができるです。
それがカリスマ性のある人なのです。
5.不安を表に出さない
威風堂々としていてどっしりと構えているカリスマ性のある人といえども、心の中身までは分からないものです。
もしかしたらピンチの境遇に置かれて不安になることもあるでしょう。
大抵の人は予期せぬ出来事に慌てて、時には絶望に陥り身動きの取れない状態になるのが普通です。
もしかしたらカリスマ性のある人も予期せぬ出来事に不安になっているのかもしれませんが、顔に出さずにいられるのです。
そして心の中でドキドキしながらも状況を判断して次にどう行動するか考えているものです。
最悪の事を考えながらも前向きどうすればピンチを潜り抜けられるか考えています。
カリスマ性のある人は成功と失敗を重ねてきた人です。
失敗の次は成功を形に出来る人で、自分にはそれができると自信があるので不安が出てこないのです。
同時に相手にも不安にさせない
不安にならない、これからどうすれば良いか知っている人が近くにいれば周りも安心です。
カリスマ性のある人は説得力がありますので、不安になっている人を落ち着かせる説得力も持ち合わせています。
もしあなたの隣に不安で慌てふためいている人を落ち着かせたいなら、ゆっくりと話しをきいてあげることです。
こちらも一緒に慌ててはいけません。
そしてその話の内容に相手が発した言葉を確認するように繰り返したり、ゆっくりと頷いてあげるのです。