私の学生時代からの友人が以前いた会社に再雇用されました。

私が以前勤めていた会社にも一度退社した数年後に再雇用された社員さんがいました。

「出戻り」というなんとなく、聞いていて心地よさを感じない言葉を社員にも適用するようになっているようですね。

制度的には確立されていないとことが多いようですが、けっこう見かける出戻り社員の実態から、5個のメリット・デメリットをまとめてみました。

これから出戻ろうかなと考えているかた、そして出戻って働いているのだけれど仕事がしづらいと感じているかたのお役に立てれば幸いです。

出戻り社員とは

出戻り社員という言葉ができたのはいつからでしょうか?

一度何かの理由で退社した人をもう一度雇用することですが、近頃増えてきているようです。

出戻る理由はさまざまです。

結婚や出産で一度は辞めたけれど、子育てもひと段落ついたといって戻ってくる場合や、他の会社に転職をしたけれど戻ってくるといった場合などが多いようです。

また、65歳は高齢者ではないといわれる時代になった昨今では、定年退職をした後、定年退職をした会社の前に努めていた会社への再就職なんて話もあります。

その出戻り社員の実情をご紹介しています。

出戻り社員の実情

出戻り社員になるほうにとっても受け入れる企業にとっても、もちろんメリットもデメリットも存在します。

ただ、ここのところ出戻りが増えて来ているということはメリットのほうがより勝っていると認識されているということにほかなりません。

そこには働き方の自由化など、経済や社会事情が複雑に絡まり合っているのです。

まず、再雇用に関するアンケートで再雇用を制度として取り入れていないとした企業は83パーセントにも及んでいて、とても少ないようです。

しかし、実際に再雇用をしたことがある企業は67%もあったそうです。

私が以前勤めていた会社でも、結婚や出産で辞めた女性が数年後に復帰という実例が多数ありました。

出戻り社員の実情とはどういったものでしょうか?

まとめてみました。

出戻りの6個のメリット

まずは出戻りのメリットを出戻る側と受け入れる側の両面からご紹介します。

1.即戦力になる

一度その会社で働いていて、勝手はいやというほどわかっています。

出戻りで迎えられるということは、多くは前回と同じ職種をまかされることでしょう。

仕事のノウハウを頼りにされての雇用なら即戦力として期待されているはずです。

そしてその期待にこたえられる可能性がとても高いのです。

求人サイトやハローワークで経験者優遇ということばをよく見かけます。

中途採用であれば同じような仕事をしていた人を求めているものです。

経理マンを雇おうとしているのに、営業畑一筋でやってきた人を採用するなんてことはまずないですよね?

そのように面接のときには即戦力となる人材がもちろん好まれ、採用される可能性がとても高くなります。

出戻り社員であれば即戦力となるということが最初からわかっているので安心して雇えるということになります。

2.会社側がどんな人物かすでに知っているため安心してもらえる

会社が人を雇うとき、応募してきた人がたとえ仕事面では即戦力になり得ると判断できたとしても、はたしてその人物が、この会社に合うのか、人間関係を無難に円滑に築ける人物なのか、極端な話、危険なことをしたりしないだろうかなどまで判断しなくてはいけません。

大手企業などはかなり採用に関して慎重になるようですが中小企業ではそこまで手が回らないかもしれません。

その点、出戻りであれば、前回退社した理由も把握でき、どういう人物なのか、どのくらいのスキルがあるのかなど、仕事ぶりまで知っているので安心できます。

たとえ仕事のやり方が変わってしまっていても、その人物の実力度合いがわかっていれば、どのくらいの期間でまた仕事に慣れてもらえるのかも想像がつきます。

3.教育や研修の必要がなく、教育コストの削減になる

仕事を教えるという行為は、やったことがある人はわかるでしょうが、かなり疲れるものです。

覚えてしまうとなんのことはないことでも、覚えるまでには人は何回かは同じような失敗をするものです。

根気強く教え続けなければいけないことも多いのです。

わからないことがあれば何度も質問され、そのたびにわかるように説明しなければいけない。

やったことのある人でなければその苦労はわからないかもしれません。

私も以前、自分が会社を辞めるのだからと、慣れない仕事の引き継ぎをしたときには、自分の代わりに入ってくれるのだから仕方ないと自分自身にいい聞かせがんばったものです。

会社や仕事内容によっては難しい仕事であればしっかり覚え込んで、新入社員が仕事をこなしてくれるまでに1年以上、熟練してくれるまでに3年程度かかるかもしれません。

通常はそこまでいかなくても3ヶ月は引き継ぎの期間欲しいものです。

そして仕事の内容そのものだけではなく、会社生活をおくるうえで発生する雑務、たとえば経費の精算方法の書き方、コピー機の場所、勤退表の書き方など。

出戻り社員には説明する必要が省けるというのもメリットです。

そんなささいなことと思われるかもしれません。

しかし、会社内の雑務はささいなことだらけで、それがけっこう厄介かものです。

ただし、会社側も日々進化し続けていることでしょう。

細かなことから仕事の進め方まで以前とは違うやり方になっていることも考えられます。

それでも100パーセントの変化というものはないものです。

出戻り社員へ新たに説明するのと、新入社員への研修とでは負担はずいぶん違います。

新入社員を採用する際のコストには金銭面と時間がありますが、出戻り社員を雇うことはそのどちらの面でもコスト削減につながります。

そしてよく知っている人をまた雇うということは心理面でも負担が少ないものです。

4.スピーディーに採用してもらえる

人材の採用には時間がかかるものです。

募集をかけて面接に来てもらい、採用が決定するまでに、数か月かかることがあります。

募集と一口にいっても、さまざまな方法があり、よい人材がなければ募集方法を変えるということもあります。

採用を決めたはずなのに、他にもっといいところが決まったからと、初めての出社当日に出勤してこない人というのも存在します。

その点、出戻り社員ならそういった心配がかなり少なくなります。

そもそも出戻り社員が出戻るきっかけから、通常の採用とは大きく異なります。

一例として、A子は転職してからもそれまで勤めていた会社の友人との付き合いが続いていました。

1年に1回は飲み会などにも参加していました。

その飲み会には以前の上司も顔を出すことがあったそうです。

退社して5年もたったある日、その飲み会の席で、「今度うちの部署で1人辞めることになったので採用をしなくてはいけない、募集をかけないと・・」という話になり、「よかったらもう一度うちで働かないか」という話になったそうです。

そしてとんとん拍子に話がまとまったそうです。

就職難のこのご時世でA子はかなりラッキーだったと思います。

以前退社した理由は、A子の実の兄が起業したのでそちらを一緒にやりたいということでしたが、思ったほど上手くいかず、A子の給料まで出すのが厳しくなってきた矢先の再雇用の話に飛び乗った形になりました。

この例は、お互いのタイミングが上手く合ったためですが、出戻る側が以前の会社に戻りたいと希望していても、今現在、会社側とはなんの接点もないという場合もあります。

そのときには正直に前の上司にコンタクトをとって気持ちを伝える前に、今もまだ勤めている友人がいるのなら、その人に相談してみるのがいいかもしれませんね。

人手が足りているのか、空きがあるのか会社の情報も聞き出せませす。

再雇用のきっかけに関するアンケートでは、前の会社の上司から推薦してもらったというのは半数以上を占めているそうです。

友人が上司に信頼されているのなら再雇用の可能性がより高まります。

一番多いのは、結婚や出産のため退職した社員がひと段落ついて出戻るパターンです。

この場合は辞めるときに一部の上司や、会社全体からも、もしよかったらいつか戻ってきてほしいという話になっていることもあります。

5.新しい知見が増え、活性化される

一度会社を辞めて違う会社や世界を見てきたということは、ずっと同じ所で働いている人より、別な世界も見て来ているということです。

どちらがいいかという話ではありません。

出戻る側の人は、よそではどんな世界が繰り広げられていたのか、同じような業種であっても仕事のやり方が会社によってずいぶん違うこともあります。

「いろいろなやり方があるものだなあ」と知見が増え活性化されることでしょう。

よそで苦労をしたのなら、一度辞めた会社に対して感謝の念が湧くことでしょう。

そして再雇用してもらえた恩も感じ、仕事への取り組みが違ってくるかもしれません。

そうして活性化された出戻り社員は、マンネリ化してきつつある社員を活性化していくでしょう。

通常の採用ではない採用は新しい知見が増え、出戻り社員自身だけでなく社内を活性化させるのです。

出戻りの5個のデメリット

メリットがあれば当然デメリットもあります。

メリットがデメリットを上まれば好いというような単純な話ではありません。

しかし、一番いいのはあまりに大きなデメリットがないこと。

その上でメリットが上回っていれば出戻り社員は双方にとってメリットとなるのです。

ここでは出戻りのデメリットをまとめてみました。

1.既存社員のモチベーションが下がる

新たな知見が増え、活性化された出戻り社員は、既存の社員をも活性化させるということと相反するのですが、モチベーションが下がることも考えられます。

出戻り機能が上手く働かなければ逆効果になりかねません。

一度辞めてまた入社してくるということは、待遇面ではどうなっているのだろうか、自分たちと同じなのだろうかなど憶測してしまう社員は多いものです。

まったくの新入社員であれば、特別なスキルがないのであればお給料面でも自分たちよりはたくさんもらってはいないだろうと思えます。

しかし、出戻りであれば、そこのところはどうなっているのだろうなどと勘ぐってしまうのはしかたないところです。

そして結婚や出産が理由で一度辞めた社員の出戻りに関してです。

たとえば結婚が理由であれば、今度は出産を理由に辞めるのではないか、出産なら、2人目や3人目の出産でまた辞めるのではないかなど周囲の人間は考えてしまいます。

既存の社員は自分の都合で仕事の役割や分担を振りまわされているように感じるようになってしまえば、結果として既存社員のモチベーションが下がってしまうということも考えられます。

2.出戻り社員の待遇の判断基準が定まっていない

出戻り社員の制度がはっきり確立されている会社は少ないので、手探り状態で待遇を決めるようなところがあります。

待遇の判断基準さえきまっていれば、既存社員のモチベーションが下がることも少なくなることでしょう。

ただなんとなくの気分で決めると問題が起きやすくなります。

以前と同じにしたほうがいいのか、経験を積んで帰って来たのであれば待遇を良くしたほうがいいのか。

または下げる理由があるのかなど採用側にとって頭の痛いこともあるでしょう。

採用される側も判断基準が定まっていない以上、交渉すべきか、雇ってもらえるだけ有難いという思いから最初は多少気持ちを抑えたほうがよいのかなど迷うところですね。

3.社外にいた間の変化に追い付かなくてはならない

出戻る側にとっては、会社に戻った時の多少の変化に戸惑うことは少なからずあるものだと覚悟が必要です。

以前いたときとは人間関係も、社内の雰囲気も変わっていることでしょう。

仕事のやり方も進化しているものです。

その変化に追いつかなければいけないプレッシャーを感じすぎるのではなく、自分自身のモチベーションへと変えて行けるかどうかがカギになります。

結婚や出産によって仕事から離れていたのであればなおのこと、最初はモタモタする自分に嫌気がさすかもしれません。

社外にいる間、同じような仕事をしていた人であっても多少は周囲からの遅れを感じるものです。

しばらくは辛抱が必要です。

4.会社の待遇によって不平不満が出やすい

以前より経験を積んで帰って来た社員であれば、待遇面で優遇してほしいという気持ちが出てくるかもしれません。

そして以前もバリバリやっていたのであればなおのことです。

思ったほどの待遇が得られない場合不平不満がどうしても出やすくなります。

待遇がよければ逆に 「一度辞めたのにもかかわらず」 ということで、既存の社員から不満が出やすくなります。

どちらにしてもいささか難しいですね。

待遇というのは金銭面に限ったことではありません。

有給休暇の在り方や、正社員、契約社員、パート、アルバイトなどという働き方の形体の選択もよく話し合わなければいけませんね。

会社側は正社員を結婚や出産で一度退職した人を再雇用する場合、今度はパートやアルバイトで雇いたいと思っているのに、本人は以前と同じように正社員での雇用を望むということもあります。

5.スキルを上げてからの出戻りでないと後輩が上司になる

戻ってくる場合、スキルを上げてからであれば周囲への気兼ねはさほどないかもしれません。

スキルが上がっているので高待遇での再雇用という可能性があります。

しかし、そうでなければ以前働いていたときの同僚や後輩が、出戻り後は昇進していて上司になっているということも考えられます。

パートやアルバイトとして出戻ることを自ら希望したり承知での出戻りであれば、最初からあきらめていたり、気にしなかったりと問題は少ないです。

ですが、社員としての出戻ったはいいものの、後輩が上司だということはプライドが刺激されてしまうことを覚悟しないといけませんね。

会社側の出戻り社員に対する本音

会社側の出戻り社員に対する本音とはどういうものでしょうか?

受け入れると決まったからには、それでよしとしたからこそGOサインが出たのですが、それは取締役以上の意向の場合があります。

社員たちの本音はどうでしょうか?

既存社員の反応はまぁまぁ良い

既存社員の出戻り社員に対する反応はまぁまぁ良いようです。

仕事も知ってくれているので教える手間が省ける。

仕事のやり方が変わっていても、少しの指導で覚えてくれるので助かるという声が一番多いようです。

後輩からみても不満や不安をもつ人もいますが、どんなところにも反対者はいるものです。

結婚や出産で一度辞めた人であれば、出戻ってきたときに以前仲が良かった人が、また同僚になることもあります。

以前人間関係で苦労した人が既存の社員としている場合は戻ってくることをためらうことが多いと思います。

積極的に戻ろうと思う場合はそういった人間関係の心配が少ない、もし以前あったとしても、戻ろうと思った時点ではクリアされている可能性が強いでしょう。

前回の退職理由によっては良く思わない人もいる

ただ一部の既存社員の中には、自分は大変は思いをして就職活動をして入社してきたにもかかわらず、就職難のこのご時世で、一度辞めたにも関わらず簡単に出戻ってきたということ自体は、おもしろくない出来事に違いありません。

出産や結婚が理由で辞めた出戻りあっても良く思わない人もいるものです。

既存社員にとって出戻り社員であろうとも、新しい社員です。

それにもかかわらず以前いた社員だということで先輩のような顔をされるのではないか。

それなら最初から新入社員が入ってくるほうが楽だと心配になる人もいるのも事実です。

B子は同僚のC子と仲が悪く退職してしまいました。

その1年後C子も別な理由で退職したので、B子は出戻りたいと以前の同僚に頼んで上司に口利きをしてもらおうとしたのです。

しかし、退職理由対人関係ということがネックになったためか出戻りの夢は叶いませんでした。

ただ対人関係が理由での退社がすべて良く思われないかというと決してそうではないようです。

人柄が以前の上司に認められていた場合はクリアできるので、あきらめないで希望が叶うように頑張りましょう。

出戻りして気づいたこと

出戻りをした社員の本音はどういったものでしょうか?

出戻りをして初めて気づくことが多いようです。

良いことも悪いことも気づくことで次への一歩が踏み出せます。

自分の立ち位置がよく分からず若手との間に壁ができる

出戻り社員は対既存社員や対会社組織の中で、自分の立ち位置がよくわからないといいます。

新入社員ではない、かといってずっとそこで働いてきたわけでもない。

特に若手との間に壁ができやすく最初は居心地の悪さを感じるともいいます。

以前勤めていた年数が短い場合は、今いる若手より経験年数が短いということも考えられなくはないですね。

先輩としてふるまうのを遠慮してしまいます。

いきなり先輩風を吹かされると若手も引いてしまうかもしれませんね。

本当に自分のほうが年下であればまだやり易さがあるでしょう。

しかし、年上となると相手も敬語を使わなくてはいけないのでどうしても気安く話しづらいのです。

でもこういったことは基本はやはり人間対人間の感情の問題であり、人柄が大きく関わる問題です。

人間として受け入れられていたら若手も少々のことは気にならないものです。

こちらが受け入れられることばかり気にしても上手くいきません。

まず相手(若手)を受け入れられているのかを自分に問いただしてみることが必要かもしれません。

ついつい昔と比べてしまいがち

ある程度の条件がそろっていると判断したからこそ出戻る気持ちになったのだと思います。

出戻ったらやっていけない、とても嫌な思いをすると考えてでも出戻ることは少ないでしょう。

金銭面でどうしても働かなくてはいけなくしぶしぶということもあるかもしれませんが。

良かれと思って出戻ったにもかかわらず、仕事のやり方が変わっていて自分にとってはやりにくさを感じたり。

上司や同僚などの人間関係も以前と比べて自分にとっては心地よいものではないかもしれません。

そういったときについつい昔と比べてしまいがちです。

「昔はよかった」という言葉を聞いて既存の社員や上司が気分いいわけがありません。

たとえ言葉に出さなくとも、そう感じていることはなんとなく周りに伝わるものです。

昔はよかったというのは今現在関わっている人やすべてのものを否定することにもなりかねません。

そう思うことで自分自身のモチベーショーンも下がる一方でしょう。

確かに昔のほうがよかったのかもしれません。

でもそれは昔の自分が今よりイキイキ働いていたからではありませんか?

自分が世界を明るい目で見ていたからよかったのです。

昔と今を比べることにメリットはありません。

会社のことを客観的に見ることができる

しかし、「昔はよかった」とついつい今と以前を比べてしまったとしても、一度違う世界を見てきた出戻り社員は会社のことを客観的に見ることができます。

結婚や出産で辞めたとしても、会社人間から家庭人として数年過ごしたのですからやはり会社のことをを冷静に見ることができるでしょう。

客観的に見ることができるということを、昔と今との対比という後退した意識に使わないで、もっと前向きなことに使いましょう。

もはや自分が何年目なのか分からなくなる

出戻ってから数年働いたときには、自分が何年目なのか分からなくなっていることも多いものです。

それは決して悪いことではありません。

何年働いたからえらいというものではありませんが、経験年数というのは貴重な財産です。

何年目かということにこだわるのではなく経験を積んでいるということの認識が大切です。

結果を残さなければというプレッシャーがある

ただ、結果を残さなければいけないというプレッシャーに押しつぶされたり、とらわれることがないようにしたいものです。

会社は成果を求める場所であるかもしれません。

営業職であれば数字にすべて表れるので特に厳しさも感じるかもしれませんね。

ただ、出戻ったから成果を上げなければいけないという考えではなく、ただ純粋に新たな気持ちで頑張ろうという思いのほうが成果が上がります。

結果を残さなければいけないというプレッシャーは会社や既存社員に対する見栄かもしれません。

見栄に振り回されないようにしたいものですね。

出戻り社員が気を付ける5個のこと

それでは出戻り社員が気を付けることを具体的にまとめてみました。

1.かつての職場だと思わないこと

新入社員だと思うとよいといいましたが、昔と今を比べたり、結果を残すプレッシャーなどの原因と対策は、かつての職場だと思わないことです。

世の中のすべてのことは変化し続けています。

小さな赤ちゃんが赤ちゃんのままいることはないのと同じです。

仕事も会社も社会も人も、すべてが変わって行くのはあたりまえです。

自分自身のことを考えてもみてください。

働いていた会社を辞めて、家庭に入っていたにしろ、別の会社で働いていたにせよ、また出戻って働いているのです。

ものすごい変化だとは思いませんか?

自分がものすごい変化をしているにもかかわらず、今いる会社が以前とは違う、自分にとって都合が悪いなど不平不満をもつことは間違っています。

かつての職場だと思うから比べる気持ちが出て来るのですから、今いる職場は縁あって就職した新たな職場だと思いましょう。

たまたま就職できた先がかつての職場だったということです。

2.謙虚な姿勢で仕事に臨むこと

たまたま就職できた先がかつての職場だったと思えば、謙虚な気持ちで仕事に臨みやすくなります。

謙虚さはとても大切です。

一度辞めた会社に再度入社できるということはとても幸せなことだと知りましょう。

謙虚さは自分自身にとってプラスに働くのです。

まず、不平不満がなくなります。

謙虚とは媚びへつらうことではありません。

謙虚さはとてもその人を強い人間に変身させてくれるのです。

周囲の人たちとも良好な人間関係が築きやすくもなります。

上司でなくても同僚や先輩後輩の間柄でも気持ちの上で上下関係ができると、どうしても人間関係にひびが入りやすくなります。

3.出戻りの理由をしっかり持っていること

ただなんとなく前にいた会社で働くというのではなく、出戻りの理由をしっかり持っているということがとても大切です。

出戻って働いていると、気にいらないことと、気にいること、どちらもあることでしょう。

気にいらないことがあったとしても、出戻りの理由がしっかりあれば納得できるのです。

たとえ自分にとっては好ましくない出来事や事柄でも、こういう理由で自分は出戻ったという確固たるものの重みはとても重いのです。

出戻りの理由はお金かもしません。

一度辞めはしたけれどやっぱり前の会社の良さがわかったのかもしれません。

産休が取りづらい環境の会社だったためかもしれませんが、戻ろうと思った理由があるはずです。

4.出戻りを考えたらまずは直属の上司に相談してみる

出戻りを考えた場合はまず直属の上司に相談してみましょう。

先にも書きましたが、かつての同僚がまだ働いているのであれば、上司との中継ぎをお願いしてみてもいいですね。

希望通り出戻ることができたとした場合、その上司が今も直属の上司にはならないかもしれませんが、あなたのことをよく理解してくれていた上司であればよい方向に進めてくれる可能性が高くなります。

5.新人と同じような気持ちで意欲的に仕事をする

新人と同じような気持ちで意欲的に仕事をする。

出戻ることが出来た場合に一番大切なのはやはりこれです。

どんなに仕事のやり方が変化しようともある程度のスキルは持っているのですから後は気持ちの問題です。

自分は新人だと思いましょう。

決して卑屈になるのではありません。

謙虚さと素直さが大切なのです。

スキルを持っている新人と同じような気持ちで意欲的に仕事をしてくれる社員は会社にとって、これほどありがたい人材はありません。

自分の待遇を主張することが決して悪いことではありません。

できることはやればいいと思います。

仕事に喜びを持って意欲的な新入社員は待遇のことばかり考えているものでしょうか?

まとめ

出戻り社員を希望している人も、今現在出戻り社員として働いている人もいらっしゃるでしょう。

出戻り社員として問題なく働くキーワードは、「自分は1年生」と思って働くということですね。

新たな地で新たな経験を積むという気持ちで頑張りましょう。