結果を残さなければいけないというプレッシャーは会社や既存社員に対する見栄かもしれません。
見栄に振り回されないようにしたいものですね。
出戻り社員が気を付ける5個のこと
それでは出戻り社員が気を付けることを具体的にまとめてみました。
1.かつての職場だと思わないこと
新入社員だと思うとよいといいましたが、昔と今を比べたり、結果を残すプレッシャーなどの原因と対策は、かつての職場だと思わないことです。
世の中のすべてのことは変化し続けています。
小さな赤ちゃんが赤ちゃんのままいることはないのと同じです。
仕事も会社も社会も人も、すべてが変わって行くのはあたりまえです。
自分自身のことを考えてもみてください。
働いていた会社を辞めて、家庭に入っていたにしろ、別の会社で働いていたにせよ、また出戻って働いているのです。
ものすごい変化だとは思いませんか?
自分がものすごい変化をしているにもかかわらず、今いる会社が以前とは違う、自分にとって都合が悪いなど不平不満をもつことは間違っています。
かつての職場だと思うから比べる気持ちが出て来るのですから、今いる職場は縁あって就職した新たな職場だと思いましょう。
たまたま就職できた先がかつての職場だったということです。
2.謙虚な姿勢で仕事に臨むこと
たまたま就職できた先がかつての職場だったと思えば、謙虚な気持ちで仕事に臨みやすくなります。
謙虚さはとても大切です。
一度辞めた会社に再度入社できるということはとても幸せなことだと知りましょう。
謙虚さは自分自身にとってプラスに働くのです。
まず、不平不満がなくなります。
謙虚とは媚びへつらうことではありません。
謙虚さはとてもその人を強い人間に変身させてくれるのです。
周囲の人たちとも良好な人間関係が築きやすくもなります。
上司でなくても同僚や先輩後輩の間柄でも気持ちの上で上下関係ができると、どうしても人間関係にひびが入りやすくなります。
3.出戻りの理由をしっかり持っていること
ただなんとなく前にいた会社で働くというのではなく、出戻りの理由をしっかり持っているということがとても大切です。
出戻って働いていると、気にいらないことと、気にいること、どちらもあることでしょう。
気にいらないことがあったとしても、出戻りの理由がしっかりあれば納得できるのです。
たとえ自分にとっては好ましくない出来事や事柄でも、こういう理由で自分は出戻ったという確固たるものの重みはとても重いのです。
出戻りの理由はお金かもしません。
一度辞めはしたけれどやっぱり前の会社の良さがわかったのかもしれません。
産休が取りづらい環境の会社だったためかもしれませんが、戻ろうと思った理由があるはずです。
4.出戻りを考えたらまずは直属の上司に相談してみる
出戻りを考えた場合はまず直属の上司に相談してみましょう。
先にも書きましたが、かつての同僚がまだ働いているのであれば、上司との中継ぎをお願いしてみてもいいですね。
希望通り出戻ることができたとした場合、その上司が今も直属の上司にはならないかもしれませんが、あなたのことをよく理解してくれていた上司であればよい方向に進めてくれる可能性が高くなります。
5.新人と同じような気持ちで意欲的に仕事をする
新人と同じような気持ちで意欲的に仕事をする。
出戻ることが出来た場合に一番大切なのはやはりこれです。