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嗜好とはどういう意味?趣味との違い...(続き4)

良くも悪くも、身体や脳に刺激を与える嗜好品は、一時的にでも良い影響を与える効果があるんですよね。

それが麻痺による勘違いであっても、何かに行き詰っている人にとっては病み付きになる感覚であり、依存を生み出しやすいとも言えるのだと思います。

たとえばそれが薬物だった場合は薬物依存となり、人を崩壊させるほど、人生に強力な悪影響を及ぼしていくことになるんですよね。

3. モチベーションがアップする

嗜好品でモチベーションアップしている

嗜好品によって、気分が良くなり、頭が冴えてくるような感覚を味うことで、モチベーションがアップすることもあるんですよね。

ある意味、飴と鞭のようなもので、「贅沢品を与えてやったから頑張ろう」と、嗜好品を摂取したことをキッカケに、気分をリフレッシュさせて自分を鼓舞させていたりもするのです。

モチベーションアップや、集中力の継続のために嗜好品を摂る人は、ご褒美をあげないと動けないタイプだとも言えるでしょう。

そのくらい、常に精神的にギリギリのラインで頑張っている人だとも言えるのかもしれません。

もちろん人は、禁欲ばかりの人生では面白味が無いし、嗜好品をとることでモチベーションアップという良い影響を受けられるなら、それもやる気を出すうえでは必要なものだと言えます。

それがほどほどに嗜めればプラスに働き、依存してしまえば逆に、マイナスになるということです。

4. 依存してしまう

ここまででも何度もお話してきた通り、嗜好品には依存性が強くなりやすいという性質があります。

依存してしまえば、健康や人生、生活や経済面など、悪影響を及ぼす可能性が十分にあります。

筆者が嗜好品の意味合いで摂取しているアイスクリームも、気分は良くなり、糖分を摂ることで脳を働かせるという良い効果もありますが、依存してしまえば…摂りすぎることによって太る。

身体を冷やす。

肌荒れを引き起こす。

など、女性としては悪い影響を及ぼすことも大いにあります。

たかがアイスクリーム。

みんなも普通に食べるアイスクリーム。

でも、嗜好品として愛用している筆者には、依存という危険性をはらんだ食べ物になっています。

もちろんコーヒーも、健康に良いという話も聞きますが、健康目的ではなく気分を満たす為だけに飲んでいるし、タバコなんて百害あって一利なし。

これらが無いとモチベーションがあがらない。

これが無いと一日が始まらない。

これが無いと、仕事を継続することが出来ない…と、筆者も正直依存してしまっています。

それに、仕事などにストレスを抱えるほど、嗜好品への依存度も、嗜好品の数も増えていったりしています。

嗜好品に頼っている状態って、本来心も身体も、健康的な状態だとは言えないんですよね。

7. 海外では日本で禁じられているものが嗜好品であることも

嗜好品には沢山の種類があり、何が嗜好品となるのかは、その人が嗜好として取り入れているかどうかにもよるのだと思います。

ただ、気分を高揚させる嗜好品は、その麻痺の作用が強く、理性を失わせて他人に害を与えるものも、中にはあるんですよね。

筆者が依存しているアイスクリームやコーヒーなら、自分に害はあっても他人にまで影響を及ぼすことはありません。

タバコの場合は副流煙などによる他人への健康被害もありますが、マナーを守って楽しめば問題の少ないものだと言えますし、マナーを守ろうという理性を失ってまで、タバコを吸おうとはなりません。

そんな中、理性を失うほどの麻痺と高揚感を与えるものと言えば薬物ですよね。

薬物を摂取した状態で車を運転することによる事故。

理性を失うことによって人に暴力を加えることなど、他人の命を脅かす危険性があるのが、違法薬物です。

自分が楽しみ、自分の命が削られてもいいのならタバコと同じだとも言えるかもしれません。

ですが、違法薬物の場合は、その中毒性から強い依存を引き起こし、それが悪の温床ともなっていることから、日本では法律で禁止されているのです。