そんな異人館ですが、今では結婚式が行われたりすることもあるようで、異国情緒あふれるハイカラな雰囲気の楽しみ方も、広がりを見せているようです。
異人館が建てられた時代、そしてその後の激動の時代に想いを馳せながら、異人館めぐりをしてみたいものですね!
ハイカラの使い方・例文
現代ではハイカラという言葉は、明治時代を感じさせるようなレトロな雰囲気の場所、物、格好などに使われることが多いでしょう。
例えば「ハイカラな着物のデザイン」、「ハイカラな髪型」などと使います。
おしゃれで流行を追いかけているようなかっこいい人のことを「ハイカラですね。」というのも間違いではありませんが、そのような使い方は今ではあまりされないのかもしれません。
ハイカラの類語
ハイカラの類語には「小粋」、「ファッショナブル」、「シック」、「洒落た」、「おしゃれ」、「都会風」などがあります。
ハイカラの対義語
ハイカラの対義語は「蛮カラ(ばんから)」という言葉です。
蛮カラとは、「身なり・言葉・行動が粗野で荒々しいこと。わざとそのようにふるまうこと。そのさまや人。」という意味があります。
「ハイカラ」に対する造語で、ハイカラを嫌う人たちから生まれたと言われてるんですね。
ハイカラな人達はおしゃれな格好をしているのに対し、蛮カラな人達は、内面を重視するため外見に無頓着な人が多いようですね。
ハイカラの英語表現
ハイカラを英語で表すと、「smart」、「chic」、「stylish」、「fashionable」などと表現することができるでしょう。