故意じゃないことに対して、必要以上に怒鳴る…。
虫や髪の毛が入っていただけで、怒鳴るほど苦しい気持ちになったということでしょうか。
どれだけ繊細な人なんでしょう…。
ただこの場合、どれだけ傷ついたかということじゃないんですよね。
虫や髪の毛で怒鳴りつけるほど怒るのは、気持ちをわかって欲しいのではなく、大抵の場合目的は別にあるようです。
相手が悪質クレーマーなら、これも一種の脅し行為なんですよね。
虫や髪の毛が混入しているのは事実。
だから、お店側も誠意をもって対応しなければなりません。
だけど、それが本当にお店側のミスで入った物なのか…?
中には、お客様がクレームをつけるために、自分で入れていたという事例もあるそうです。
5、「どうしてくれるんだ!」と迫る
「どうしてくれるんだ!」と迫るのも、悪質クレーマーの典型的なパターンになっているようです。
お店側に何か落ち度があり、何かクレームを言われたとします。
お店側は、嫌な思いをさせてしまったのだから、誠意をもって対応します。
先ほどの例のように、髪の毛が入っていたとしたら、すぐに新しいものに交換してくれるでしょう。
普通なら、これで問題解決です。
でも悪質クレーマーだと、これで治まらないと言います。
「どうしてくれるんだ!?」と迫ってくる。
なので、お店側は「すぐに新しいものに交換する」ことを提案しますよね。
まずここで、この提案を聞き入れないところから、お店側にとって悪夢の時間が始まるようです。
「虫が入ってるような店で飯がくえるか!どうしてくれんだよ」と、提案を聞き入れずにさらに迫る。
提案を聞き入れてもらえなかったお店側は困りますよね。
そして「申し訳ございません」と謝るしかありません。
でもさらに「申し訳ございませんじゃねー!どうしてくれるんだ!」と迫る…。
「どうしてくれるんだ!」を執拗に繰り返し、謝罪も提案も受け入れない。
お店側はにっちもさっちも行きません。
これって、お客様が何を望んでいるのか、分からないと思いませんか?
「どうしてくれるんだ」とは言うものの、具体的な要求がありません。
これが、悪質クレーマーというより、犯罪の手口にもなっているようです。
新しいものに交換するのもNo。
謝罪をしても許してもらえない。
でも「どうしてくれるんだ」と執拗に迫られる…となれば、追い詰められたお店側が見せられる誠意は金銭。
結局は、金銭を要求しているパターンが多いようです。
「どうしてくれるんだ」と迫るだけで具体的な要求をしてこないのは、金銭を要求すると恐喝にあたるからなんだそう。
なので追い詰めて、お店側から提案させるように仕向けると言うことです。
もうすでに恐喝ですけどね…。
6、度を超えた謝罪を要求する
度を越えた謝罪を要求するというのも、悪質クレーマーがやりがちなクレームの付け方だと言います。
先ほどの、金銭を要求するのも度を越していますよね。
クレームに対して謝罪をするのは、店側として当然の責任なのでしょう。