でも、度を越している時点で、悪質なクレーマーとしか言いようがありませんよね。
それに、謝罪はクレームに対するお店側のひとつの誠意として示すもの。
その謝罪の仕方や、伝わってくる誠意で、普通は気持ちを収めることが出来るのです。
でも、謝罪をお客様側から要求してくるということは、脅しに近いものがありますよね。
そもそも、自ら謝罪を要求して謝ってもらったとして、気分は晴れるのでしょうか?
きっと「こっちが要求したからだろ」と、謝罪されても納得はしないのだと思います。
こうなってしまえば、落としどころはありません。
やはり金品等を差し出す…という流れになってしまうでしょう。
謝罪を要求して来る時点で、悪質クレーマーである可能性が高い。
そしてそれが、度を越して入れは悪質クレーマーです。
7、使用済み商品を「返品して」と言ってくる
悪質クレーマーの事例には、使用済み商品の返品を求めてくるというのもあるようです。
ほとんどの場合、使用済み商品は返品が出来ません。
大抵、返品対応には注意書きとして、“未使用品に限る”と書いてありますよね。
何でもかんでも返品や返金に対応していたら、お店側としては経営もままなりません。
特に使用済み商品は、もう売り物にもならず、損失になってしまいます。
それに、何でも返品OKにしていたら、悪知恵の働く悪質クレーマーに利用されてしまうことだってあるでしょう。
不良品だったりすれば、当然返品をして、新しいものに交換したり返金対応をします。
それは、お店側として当たり前のことですよね。
服のサイズ違いとかであれば、未使用品なら交換も受け付けてくれるでしょう。
そこにお店側の損失は生まれません。
でも使ってしまった後は、お店側としても対応するわけにはいきませんよね。
慈善事業じゃないんですから…。
これは、買う客側だって意識しておかなければならないことのひとつでしょう。
それを前提に、使う前に商品をよく確認することが求められているのです。
ネット事業が主流になりつつある昨今は、理不尽な返品要求が相次いでいると言います。
ネット購入は、実店舗で確認をして買うことが出来ないだけに、商品が届いてみないと分からない部分があります。
筆者もよくネットショップで買い物をしますが、その際は返品対応についての欄を必ず読みます。
セール品は返品NGという場合もあるし、未使用品ならOKとか何かと返品についての条件が決まっているんですよね。
もともと返品が出来ない商品なら、それを覚悟して購入しますし、返品OKなら商品が到着したら使う前によく確認をします。
これは当たり前なのではないでしょうか?
8、「ネットに書き込むぞ!」と脅す
最近増えているというのが、「ネットに書き込むぞ!」と脅す悪質クレーマー。
SNS社会ならではのクレームと言えますよね。
お客様とのトラブルを抱えるだけでも、お店側は困りものです。
なるべく早く、穏便にこの事態を収拾させたいと思っているでしょう。
なのにもし、そのクレームが世間に知れ渡ることになったら…事態はもっと悪化してしまいますよね。
だって、企業イメージまで損ねることになるのですから、会社としては大損失です。
企業側はネットに書き込まれて拡散され、炎上することは避けたいものです。
企業にとって、イメージは何よりも大切なことですからね。