これも遅刻したり、宿題が終わらなければ恥ずかしい思いをし、皆から白い目で見られるわけです。
チキンレーサーはギリギリ間に合う見極めをしているのだとか。
その自分への戦いに負けてしまえば、チキンのレッテルが貼られるというわけですね。
別称:チキンゲーム
チキンレースと同じ意味として“チキンゲーム”と呼ばれることもあります。
そもそもこの“チキンレース”という言葉が広まったのは、後にご紹介するアメリカ映画からだと言われています。
その中で“チキンゲーム”が行われていたのが、キッカケだとされています。
日本ではチキンレースのほうが馴染みがあるかもしれませんね。
当時、度胸試しとして、若者に大流行したそうなので、ゲーム感覚の遊びであるという感覚のほうが強い言葉なのでしょう。
️チキンレースの使い方
チキンレースは度胸試しや根比べの意味があるため、誰かとギリギリを競って度胸試しをしたい時や臆病者を決めたい時に使うことができます。
日常的に使われることは少ないかもしれませんが、映画や漫画、小説などで使われることが多いかもしれませんね。
️チキンレースが実際に使われるシチュエーション
若者の危ない度胸試しという印象の強いチキンレースという言葉ですが、他にもチキンレースが使われるシチュエーションがあります。
度胸試しという意味から転じたり、チキンの意味などから転じて、駆け引きのゲームの要素があるシーンでも、チキンレースは存在しているようですね。
そんな駆け引きのシーンで行われているチキンレースには、どんなものがあるのでしょうか。
株取引
株取引でもチキンレースがあります。
株取引は、根比べや我慢比べの場面が多く、リスクを伴いながらも勝ちに繋がるような駆け引きをするんです。
それが、チキンレースと似た要素を持っているということです。
株取引でのチキンレースは、ある銘柄が高値を更新し続けて、これ以上騰がりそうもないと思える時でも、高値を買うしか選択肢がないと言う状況が生まれた時なのだそう。
この場合、買いあがりギリギリでおりたら勝者。
リスクを怖がって途中で降りたら敗者…つまりチキンとなるのです。
リスクをとって、ギリギリ粘って最大限の儲けを生み出せるかどうかということですね。
ここでは、命はかかっていませんが、お金はある意味命にも匹敵するものです。
なので、株の世界では頻繁に、チキンレースという言葉が登場するし、そういった状況もよく起こっているのです。
ボードゲーム
ボードゲームでも、チキンレースは存在します。
ボードゲームは、駒やカードを動かして遊ぶゲームですが、戦略を練ることが必要なゲームでもあります。
臆病者が負けてしまうゲームや度胸試し的なルールのボードゲームもあり、チキンレースという言葉が使われるのです。
カードゲーム
カードゲームはカードを使って行われるゲームですが、ここにもチキンレースのような駆け引き要素があったりします。
カードゲームと言えば、皆さんも慣れ親しんでいるのがトランプだと思います。
例えばポーカーなら、チキンレースのような意味合いのゲームになりそうですよね。
ギャンブルとして行われているイメージもあります。
そういった賭けの要素をはらんだものとしても、チキンレースと呼ばれる要素があるのかもしれませんね。
リスクがあるが勝ちにつながる駆け引きのことを指す
つまり、ゲームの世界でのチキンレースは、リスクを取って賭けることが出来るかどうかが、チキンかどうかの境界線になるということです。
そういった、リスクがあっても勝ちに繋がるような駆け引きのあるゲームでは、チキンレースの要素があるということですね。