立てた目標が無理のないものであれば、一日が終わる頃には目標を達成出来たという達成感や充実感が生まれます。
これが毎日続くことで、自分に自信が付くようになります。
自信が付けば自然と前向きな姿勢になることも出来ますので、まずは小さな目標を立ててそれをクリアするための努力をしていきましょう。
7. 人を見る目を養う
徳のある人は、人を見る目があります。
それは、外見だけで相手を判断せずに、相手の本質を常に見極めようとするからです。
人を見る目を養うためには、まず外見を見ることも大切ですが、決して外見だけで判断しないように気をつけましょう。
外見から相手の立ち振る舞いや仕草、話し方などをチェックします。
外見が第一印象であれば、相手の仕草や振る舞いは第二印象といったところでしょう。
そして最も重要なのが、相手の行動パターンをよく観察することです。
どんなに表裏の激しい人物でも、一人で無防備な状態でいる時には、本性が必ず姿を現します。
それをしっかりと観察し、相手の本質を探りましょう。
まずは身近な存在の相手を観察することから始めると良いかもしれません。
最初の内は相手の本質を判断するのに時間がかかりますが、慣れてくれば必ず人を見る目が養えるようになります。
そして、相手の本質が見え、例えそれが悪だったとしても、それで相手を悪人とは決めつけないようにしましょう。
徳のある人は、相手がどんな人でも基本的には平等に接します。
本質を見極めたからといって、自分の価値観で相手のすべてを推し量らないようにしましょう。
8. 強引に自我を通さない
自己犠牲の精神を貫く必要はまったくありませんが、強引に自我を通そうとしないように注意しましょう。
我の強い人でももちろん徳は積めますが、我が強い分どうしても自分の意見を通そうとしてしまいがちです。
もし自分の意見が確実に正しいと分かっていれば、余計によかれと思って自我を通そうとしてしまいますが、相手からすればそれは不快な行為です。
徳を積みたいと思ったら、正しさや間違いは置いておき、まずは自我を通さずに相手の意見や意志を尊重するように努めましょう。
相手の意見をよく聞くことで、なぜ相手がそのように思ったのかの意図を理解することが出来ます。
相手の意図を理解することは、相手の本質を理解することに繋がります。
自我を持つことも大切ですが、それを押し通すことよりも、相手の意見を聞き相手を理解することの方が大切だと考えるようにしましょう。
9. 綺麗な言葉遣いで生活する
言葉の遣い方で、相手の品性が覗えます。
相手の本質を見極めようとする人は、言葉遣いだけで相手を判断することはありませんが、多くの一般的な人たちは、言葉遣いによって相手の品性や性格を判断する傾向が強いです。
そのため、徳を積みたいと思ったなら、まずは綺麗な言葉遣いで生活するように努めましょう。
誰しも乱暴な言葉遣いの人の話を真剣に聞こうとは思えません。
しかし、丁寧で綺麗な言葉遣いは耳に心地よく、自然と相手の話に耳を傾けようと思えます。
また、若者の間で流行っている言葉遣いを身につけてしまうと、相手によってはこちらの言っていることを理解出来ない可能性もあります。
そのため、老若男女とまったく支障がなく円滑な会話のコミュニケーションを取るためにも、流行り言葉は使わず、ごく一般的な綺麗な日本語で話をするようにしましょう。
10. いつも笑顔でいる
いつも前向きな人は、いつも笑顔でいることが多いです。
それを真似しようと思い、笑顔で過ごすように努めていても、心の中がネガティブだと、どうしても自然な笑顔を作ることは出来ません。