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徳を積むためにやりたい18個の所作(続き7)

いつも前向きに物事を考え、笑顔を絶やさずに徳を積んでいると、いつしか何を行う時にも自分に合ったタイミングで進めることが出来るようになります。

タイミングとは不思議なもので、それを求める人のもとへと向かいますが、必ず誰に対しても向かうわけではありません。

徳を積んだり、良いことを心がけている人のところにこそ、最適なタイミングで好機が訪れるのです。

徳を積んでいる人に最適なタイミングが訪れやすいのは、日頃その人に感謝や好意を抱いている人たちの一つひとつの行動があってこそ、そのタイミングが叶うということもあります。

3. 運が自然と向いてくるようになる

いつでも前向きな人には、良いチャンスが巡ってきやすいです。

それと同じように、徳を積んでいる人の元へも、自然と運は向いてきます。

何故なら、日頃からその人の心がけている行動の一つひとつが、自分にとってだけでなく、周りにとっても良い影響を与えているからです。

先に挙げたように、人間関係をより良く築いていれば、自分の周りには自然と良い機会が訪れやすくなります。

それは何も、自分にとって都合の良い人間で周りを固めているというわけではありません。

良い人間関係が、あらゆる方向から自然と好機を呼び寄せやすくなっているのです。

4. 亡くなる瞬間、心から楽しい人生だったと思える

徳を積んだ人生を送っている人は、亡くなる瞬間にも自分の人生が心から楽しいものだったと感じやすいことでしょう。

何故なら、徳を積んだ人には後悔や嫉妬といった執着心のある感情はあまりなく、自分の人生が豊かに恵まれたという感謝の気持ちの方が大きく残っているからです。

毎日を無駄なく、実りある生活を送っている人は、その生涯を終える時にもきっと後悔はしないでしょう。

醜く生に執着することもなく、自分の人生に満足して生涯を終えられるようになるためにも、徳を積んだ人を目指すのは良いことでしょう。

5. たくさんの人に信頼される

徳のある人は誰に対しても平等で、偏見を持ちません。

そして他人の悪口も決して口にすることはありません。

それだけでも周りの人からは信頼を得やすいですが、そこに日々心がけている善行が加われば、より多くの人から信頼されるようになります。

そして、信頼される人の側には、いつしかもっと大勢の人が集まってきます。

宗教の教えを説く人の周りに人が集まるのは心の救済を求めての場合が多いですが、徳を積んだ人の周りに多くの人が集まるのは、「この人ならば自分の本質をきちんと見て理解してくれるかもしれない」という期待を抱いているからかもしれませんね。

6. 亡くなった後もたくさんの人の心の中に残る

「自分が死んでも誰も気にしないし、きっと直ぐに忘れてしまうだろう」そんなふうに考えている人がいるかもしれません。

確かに自分の人生を自分でダメにしてしまっている人は、そんなふうに思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、天涯孤独の身でもない限りは、必ず家族や恋人など、身内の心には残ります。

一方で自ら徳を積み、自分で人生を豊かなものにした人は、亡くなった後も必ず誰かの心の中にその存在が残り続けます。

それも一人や二人ではなく、その人と関わった多くの人の心の中に残り続けるのです。

徳を積んだ人からすれば、自分の精神を修練した結果、自然と徳が身についただけなのかもしれません。

しかしその人と関わってきた多くの人たちは、多かれ少なかれその人から良いものを学び取っているはずです。

それが多ければ多いほど、たくさんの人の心の中にいつまでも残り続けることになるのです。

7. 器や度量が大きくなる

徳が身についた人は、自然と器や度量が大きくなります。

人は誰でも自分の身の回りにある些細なことで心を乱されやすい生き物です。

しかし、自分の精神を修練した結果徳を積んだ人は、多少のことでは心が揺らぐことがありません。