親友と呼ぶには、どういう事を境界線にすればいいのかという事をしっかりと理解しておく事で、一種の判断基準にもなります。
もちろん、心でもうこの人は親友だなと感じる事も多いかと思います。
ですが、明確な基準を設けるのであれば、ご紹介する内容を実践できる、感じる事が出来るという事を判断の基準にしてもらえれば幸いです。
1、どんな悩みでも相談できる
親友であれば、まずはこれが大事になるのではないでしょうか。
あなたが持っているどんな悩みに関しても、相談が出来るというのが親友です。
人はたくさんの悩みを抱えていますよね。
でも、時にはその悩みが友達でも簡単には話せない場合だってありますよね。
それはまだその友達とは高い信頼関係が出来ていないからです。
そして、逆にどんな深刻な悩みでも話せる友達がいるという場合は、それだけその友達とは信頼関係が出来上がっているという事になります。
プライベートな悩みだったり、人には言えない悩みでも、この人なら相談できるなと思った場合は、その人はあなたの中では親友であるという事になります。
また、人間は相手からすごく秘密的な内容の相談を受けた場合は、秘密を共有するという事から親密感や信頼感を感じやすくなります。
自然と相談を受けた相手も、私にだけ話してくれたんだという気持ちを持ってもらえ、共有する事で信頼関係をさらに強くする事も出来るという事を覚えておきましょう。
ダメな所もさらけ出せる
一般的に、自分自身のダメな所ってあまりさらしたくないですよね。
周りからダメだなぁなんて思われたくないですよね。
でも、強い信頼関係を築いている親友なら、ダメな部分でも恥ずかしげもなくさらけだす事ができるのです。
あなたも恥ずかしい事をしてしまう時、そこまで信頼関係が築けていない人の前と、信頼関係が築いている親友の前だと対応が変わってきませんか?
ダメな部分もさらけ出すことが出来て、自然と楽しい時間を過ごす事が出来る相手は、親友であり、信頼関係が出来上がっているといえるでしょう。
2、言いにくい事も言い合える
相手に対していいにくい事ってありますよね。
例えば、それが相手にとって傷つけてしまうほどちょっとひどい事だったり、あまりにもプライベートな事だったり、指摘しづらい問題だったり。
信頼関係が築けていない友達の場合は、相手から聞かれてもなかなか答えられないと思います。
ただの友達だと言いづらいことも、信頼関係が築けている親友であれば、言うことができますよね。
本当に相手の為を思うのであれば、時には偽りのない本当の事を相手に伝える必要性があります。
親友であれば、相手の顔色を窺ったりする必要もなく、自分が思った本当の事を伝えられるはずです。
言いにくい事もきちんと言えるという場合は、相手は親友であるといっても過言ではないでしょう。
相手の事を第一に考えている
言いづらいことを言えるのは、相手の事を第一に考えているからです。
相手の事を本当に思った時には、ダメなことや恥ずかしいことでもしっかりと指摘してあげることができるはずです。
例えば、喋っている時に歯の間に海苔がはさまっていたとします。
あなたが信頼関係が築けていない人がもしそうなっていた場合、おそらく指摘はしないでしょう。
ただ、親友なら笑いながら何の躊躇もなしに伝える事が出来ますよね。
それは、相手が恥ずかしい事だとしても、その場で言ってあげる事で、これ以上相手が恥ずかしい思いをしなくても済むような優しさでもあります。
表面上の優しさでそこで注意をしてあげないのは、今後相手が恥ずかしい思いをするのを容認してしまう事にも繋がります。
なので、しっかりと相手に指摘できるかできないかは大きな分岐点になるのではないでしょうか。
3、相手の感情に共感出来る
相手の感情に共感できるかできないかという事ことも、親友かどうかの判断ポイントになります。
例えば、相手は嬉しいと思っているのに、嬉しく感じられない、相手が悲しいと思っているのに、そう思えないなど、相手の感情に対して反発してしまっていたり、共感出来ていなかった場合は、少し信頼関係が足りていないのかもしれません。
恐らく、そういった相手にはこちらもまだ親友と呼べる段階にはなっていないのではないでしょうか?