十八歳のお誕生日のタイミングによっては、在学中に車の免許を取るという人もいるでしょう。
ただ学校によっては、校則で取り決めがあって、卒業するまで免許が取得できないというケースも多いでしょう。
その場合はお出掛けはもっぱら徒歩か電車、車で出かけるならあなたが車を出すということになりがちですよね。
当然運転もあなたということになります。
運転が大好きという人なら問題ありませんが、そうでもないという人なら、毎回自分だけが運転をする、眠くなったり長距離運転で疲れたりしても、運転を代わってもらえないのはちょっと負担になるかもしれません。
周囲の女の子が気になる
付き合うと決めた時点で割り切ったつもりではいても、毎日学校や部活で何時間も彼と一緒にいられるクラスメートや同じ部活の女子生徒の存在はどうしても気になってしまうもの。
彼女たちと仲良くなってしまえれば気持ちも楽なのですが、なかなかそうもいかないケースも多いでしょう。
十代の女子生徒から見れば、たとえば自分たちと一歳しか違わない十九歳の大学生でもときにはおばさん呼ばわりされてしまうもの。
彼を信じていないわけではないけれど、周りの若い人たちと自分を比べられるのは不安になりますし、「あんなおばさんと付き合ってるなんて!」と言われて「確かにそうだな……」なんて彼が思ってしまったらどうしよう、なんてつい考えてしまいます。
宿泊研修や部活の遠征、修学旅行などで泊りがけで出かけているときは特に気になってしまいますね。
ですが、同年代の友人との関係や、部活なども大切な高校生活の一部です。
あなたに会うためにそれらを犠牲にさせることがないようにしましょう。
彼がそんなことよりもあなたに会いたいと言ってくれるならその気持ちは嬉しいもの。
でもときにはその気持ちにブレーキをかけて、「部活もいましかできない大事なことだよ」と言ってあげるのも良いでしょう。
また、あなたの方から彼氏が部活や友達との約束ばかりを優先していることを不必要に咎めることがないように気をつけてくださいね。
「仕事と私とどっちが大事なの」とはよく言われる台詞ですが、年下の高校生彼氏に向かって「学校と私とどっちが大事なの」と責め立てるようなことはしたくないですよね。
もちろん不満を我慢するべきということではありませんが、不満に思ったときにちょっと冷静に一度考えて、自分のわがままで言っているのか、本当に彼氏の優先順位があんまりなのかよくよく思い直してみましょうね。
あんまり大人ぶって「別に全然会えなくても平気」「私も仕事が忙しいし!」と言ってしまうと、彼氏の方ががっかりしたり焦ったりすることもあるでしょう。
「会えないこと自体は寂しい」「でも友達を優先したい気持ちもわかる」「部活に一生懸命打ち込んでいるあなたも大好き」と、誤解を与えないようにきちんとあなたの気持ちを話し、寂しい、ちょっとヤキモチをやいている、ということは時には伝えた方がうまくいくこともありますよ。
お姉さん感が出て優越感を得られる
逆に年上彼女であることで優越感がある、という方もいるかもしれません。
同年代の女子高生たちに比べて大人の魅力があるはず。
知識や経験も豊富ですし、自分が高校生の頃を思い出しつつも相談に乗ってあげられることも多いでしょう。
あなたが二十歳を過ぎている場合なら、法律上成年と認められているというところも大きなポイント。
大人だからできること、大人だからカバーしてあげられることもたくさんあります。
親以外の大人の知り合いというのは、未成年からすると相談相手としても重宝するもの。
親や先生以外の大人からの意見はかなり貴重ですし、いろんな見方を知ることができて勉強になりますよね。
高校生彼氏がいる彼女のお悩み
高校生の彼氏がいる彼女ならではのお悩みとは、どんなものがあるのでしょうか。
周りと比べられる
年下と付き合っている。
しかも相手が高校生だ、と話すと、だいたい周りの人は羨ましがるか心配するかの2パターンの反応にわかれるのだそうです。
「うちなんておじさんだよー」と羨ましがられる分にはまだ良いですが、結婚など先のライフステージについても考えにくいので、結婚、出産と友達が次々と次のステージに進んでいくのを見ているとちょっと考えこんでしまうこともありますよね。
高校生彼氏の方でも、周りの友達が高校生同士で付き合っていると、良い意味でも悪い意味でも浮いてしまうでしょう。
修学旅行先で、自由時間にデート!なんてこともできませんので、ちょっとさびしくなることもあるでしょうね。
夜気軽に遊びに行けない
帰宅時間が遅くなると当然ご家族が心配しますし、補導されてしまう可能性もあります。
ただこれは悩むまでもなく、高校生彼氏を持った彼女としては当然避けるべき行為です。
健全な時間帯に健全なデートをすることを楽しみ、節度を守ったおつきあいを心がけましょう。