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仕事がつまらないと感じてもやり続け...(続き5)

つまらないから、とりあえず今の現状から逃げ出したい!

ということで、すぐに転職活動を始めたくなるかもしれません。

今の仕事が苦痛になっているなら、やはり別のもっとやりがいがあるとか、もっとましな仕事に希望を持ちたくなりますよね。

しかし、とりあえず別の仕事をしたい!という気持ちだけでは、良い転職ができないでしょう。

”とりあえず”という思いで、あまり深く条件を付けずに新しい仕事を見つけても、また同じようにつまらない職場で仕事がうまくいかない、ということになりかねません。

そして、「つまらない」という感情でいっぱいいっぱいになっているときには、気持ちも考え方もネガティブになっていることでしょう。

そのような時には、本当に自分にあった仕事や自分が求めている環境などを冷静に判断することが難しいかもしれません。

つまらなくなったら、さっさと転職活動を始めるというよりも、自分がつまらないと感じている理由を知る。

自分をもっと生かせるのはどんな職で、どんな環境なのか、ということを分析する材料として今の状況を十分に活用しましょう。

そのうえで冷静に、そして後悔のない転職活動をするほうがいいでしょう。

何が何でも今すぐに、転職活動を始めたい!という衝動がある時は、まだその気持ちを抑えてください。

しっかりと自分の将来のビジョンが見えてから行動したほうが、きっと良い転職先を見つけやすいことでしょう。

仕事がつまらなくなった時の対処法

つまらないという気持ちを無視することは難しいし、無視し続けているならもっと状況も心の状態もが悪くなってしまうこともあるかもしれません。

そこで、ぜひそんな時に、自分ができることを知っておくと対処しやすくなるでしょう。

では、仕事がつまらなくなった時には、どのように対処していくことができるのでしょうか??

好きなことに関連する副業をはじめる

本業はつまらないことかもしれませんが、自分の好きなことをちょっと仕事にも生かしてみるのはどうでしょうか?

これは本格的に転職する前に、とりあえず自分が好きなことで仕事をする、ということを体験するいい機会にもなります。

それも転職となると、大きな決定で生活に大きな変化が生まれます。

ですが、副業として休日やちょっとした空き時間に新しいことを始めてみるなら、生活に大きな変化がないので、気分転換にもなるかもしれません。

自分でアイデアを出し、自分で企画し実行するなら、なんだかワクワクしてくるかもしれません。

特に、自分にとって興味のあること、得意な分野でそのようなチャレンジができるなら、すごく毎日に刺激が生まれますよね。

とりあえず、転職の前に副業として好きなことに関連する仕事に少しだけチャレンジしてみて、好きなことを仕事にできる感覚を味わってみるのはどうでしょうか?

与えられた仕事の中で楽しい要素とつまらない要素に分解してみる

仕事がつまらない、とは言っても、何がつまらないのか、何はまだ楽しいと思えるのか、ということを分析してみましょう。

全体的につまらないとは思っていても、その中でも得に苦痛に感じている分野があるかもしれません。

例えば、事務のお仕事をしている人の中には、電話対応や来客対応は楽しい、でも一人でひたすらパソコンに向かっているのが苦痛、という方もいます。

そのような人は、人とのコミュニケーションの中に楽しさを見つけられているのでしょう。

しかし、細かい一人で黙々とする作業はあまり得意ではないわけですね。

どの仕事も大変なことはもちろんです。

ですが、自分に与えられた仕事の中でも、このように楽しい要素とつまらない要素を分解してみてください。

そうすると、自分が何を得意としているのか、どのような業務を楽しいと感じられるのか、ということを理解することができます。

そうすれば、今の職場でももっと自分に合った業務を請け負いたいということを上司に相談することだってできます。

転職するなら、今回わかった楽しいと思える要素を多く取り入れたお仕事を選ぶこともできるでしょう。

上司に直接話をする

そして、相談は上司にしましょう。

同僚や部下に文句を言っても、何かが変わることはほとんどありません。

逆に、先ほどもやってはいけないことの中で紹介したように、同僚や部下に相談したことで変な噂が流れて自分の仕事がもっとやりづらくなったり、もっとつまらないような仕事しかさせてもらえなくなったりするかもしれません。

仕事にやりがいを感じられていなかったり、つまらないという気持ちは、先ほど提案したように、何がつまらない要素で、何が楽しいと思える要素なのか、ということを分析したうえで上司に話してみましょう。