収入がなければ、ローンを支払うことは出来ません。
そのため、計画的な引越しをすることが出来なくなってしまいます。
要するに仕事をやめてから、転職先を決めていたのでは「いつ定期的な収入が入るようになるのか」「今後もそのような収入は入るのか」など分からないからです。
当然、無職のものにはあまりローンを組ませてくれませんよね。
何かを担保にしたり、誰かに保証人になってもらうしかありません。
引越しするのであれば、自分のお金でしたいもの。
それに周囲の人に迷惑がかかるようなことはしたくないですよね。
会社を辞める前に転職先を決めておけば、収入が入らなくなるということがなくなります。
そのため、計画的にローンを組むことが出来るので引越しもしやすくなるのです。
よく引越しする方、そして家を購入しようと考えている方にとって収入源はとても重要になります。
慰留もはねのけやすい
これについては、先ほどお伝えしました。
会社をやめようと決意し、退職する旨を周囲の上司や部下、そして同僚に話すと「君がいなくなったら困るよ」「やめないで」なんて引き止められることがあります。
やめたい会社とはいえ、数年働いた会社ですからそれなりに情を持っていますよね。
その気持ちから、社員にいわれた言葉を間に受けて、その会社をやめるのをとどまってしまう人もいます。
そのような人は、一度会社をやめると決意したとはいえ、それからは嫌でもその会社で働かなければなりません。
周囲の人に「会社を辞める」なんていえば、社交辞令であっても必ず引き止めるはずです。
引き止めたからといって、その後のあなたの人生に責任をとってはくれません。
会社を辞める前に転職先を決めていれば、会社をやめる旨を伝えて誰かに引きとめられたとしても、その言葉や気持ちを跳ね除けることが出来ます。
もう次のステージが決まっていますし、その新しい会社とは契約されているために現在の会社をやめなければならないからです。
そうやって無理にでも、絶対的に会社をやめる状態にしておけば周囲の言葉なんて全く気にしなくなるものですよ。
いつも誰かのご機嫌を伺って過ごしている人、気が小さい人、周囲からの評価が気になる人ほど、転職先を決めてから周囲の人に会社を辞める旨を伝えるべきでしょう。
転職に伴う税金などの申請を自分で行わなくていい
退職すると、色々な手続きが必要になるのをご存知ですか?
まずは退職届けなどの書類を現在の会社い提出しなくてはなりません。
また、仕事をいったんやめてから転職をすることが決まった後の手続きもとても複雑なんです。
税金や年金…様々な国への申請を自らおこなわなければなりません。
しかし、会社を辞める前に転職先を決めておけば、新しい会社にその内容を引き継ぎできるため、自分で申請を行なわなくていいのです。
初めて転職する方は大事な申請を忘れてしまい、後になって問題になってしまうことも多いです。
もしも、そのような申請が苦手だとかめんどくさいと感じる方は会社を辞める前に転職先を決めておく方が良いでしょう。
後になって後悔しません。
仕事を辞めた後に転職先を決めるデメリット
仕事をやめた後に転職先を決めることのメリットは、これまでに見てきましたね。
メリットを知ったのであれば、デメリットも知りたいはず!
ここでは、仕事をやめた後に転職先を決めることのデメリットを4つご紹介します。
これを見ても、まだ退職してから転職先を決めようと思えるのでしょうか?
収入が途絶えるので事前に貯金が必要
仕事をやめてから転職活動をすると、必ず収入がない月が出てきます。
会社をやめて、のんびりせずにすぐに活動した方は1ヶ月や2ヶ月くらいだけ、収入がなくなるかもしれませんね。
しかし、多くの方、そして全ての方がそのような短期間でお仕事が決まらない可能性があります。