ネットワーク社会が広がるにつれ、ネット上にはさまざまなコンテンツが生まれています。
ネット利用者の母数が増えているということは、必然的にその中でネカマを装う人の割合も徐々に増えているはず。
「ネカマに騙されたくない…」と危惧している人は、是非この機会にネカマの生体を把握して、用心しておきましょう!
ネカマとは?
ネカマは事実上の性別は男性なのですが、ネット上で女性を装っている人のことを差すもの。
ネットを介したコミュニケーションでは、直接顔を合わせた付き合いではないため、実際の姿を隠して人付き合いをすることも容易です。
顔を知っている人の前だとなかなか言えないことをネット上の仮人格で呟いてみたり。
本当の姿はちょっとぽっちゃりだけど、写真の加工で細くして掲載して「かわいい」「細い!」と褒められたり。
普段は少し内気な性格だけどネットでは堂々と元気キャラで通してる…など。
ネットでの姿というのは、イコールその人本人の本質だとは限らないのです。
ネットを介した付き合いや出会いの闇は、ここ近年でもいろいろな問題として取り上げられています。
このように、いろいろな理由から、ネットでは素性を隠して普段とは異なる姿で活動している人も多いです。
中にはネカマのように性別までもを偽っている人もしばしば。
こういった擬態行為をする動機は人それぞれ。
自分の娯楽のために、周囲に迷惑をかけない範囲でネカマライフを楽しむ分には何の問題もありません。
ですが、悪質なことに利用しようという人も少なからずいるものです。
しかし、ただ単に男性がゲームの使用キャラクターに女の子を選んだからと言って、その人を【ネカマ】と呼ぶのかと言うとそうではありません。
ただビジュアルだけ女の子のキャラを使って、中身が男性であることを隠していない場合は、“女キャラ使い”と言います。
そして、ビジュアルだけでなく、中身も完全にネット上で異性になりきっているケースをネカマと言います。
オンラインゲームなどで、異性のキャラクターを選択していることは珍しくありません。
その人まで総じてネカマと括ってしまうのはナンセンスです。
ネット上で出会った女性に興味を惹かれて好きになったら、実は中身はおっさんだった!
…なんていうのも無い話ではありません。
匿名を利用したネットワーク上で男女を判別するのはとても難しいものです。
しかし、やはりどうあがいても、実際のところの性別は変えることはできませんので、擬態は所詮擬態です。
ちょっとした所でボロが出て、意図せず男性だということが露見してしまったというケースも多々あります。
何の略?
ネカマは“ネットおかま”の略称です。
自分はネカマだと公言している人も中にはいます。
ですが、徹底的に本来の性別を隠し通して“女性”としてネットライフを楽しんでいる人も大勢います。
インターネット初期は必ずネカマを疑った
ネットが普及しだした頃は、同時にネカマもブームになりました。
ネットで出会った女性という女性を「ネカマなのでは?」と疑ったりもしたものです。
今ほどネットでの情報も溢れかえっておらず、ネカマだと特定するための材料もなかなか探り出せないというのも疑う理由だったのでしょう。
掲示板やオンラインゲームでは、なかなかその人の素性は見えません。
Twitterやインスタグラムのように、生活スタイルなどを知ることもできません。
情報が少ない中、人の性別を判別するというのは容易なことではありませんよね。
そのため、まずは期待せずに疑っておくという姿勢が強かったみたいですよ。
ネカマの対義語は?
女性の振りをするネカマとは逆に、ネット上で男性のふりをする女性のことは“ネットおなべ”の略でネナベと呼ばれています。