本格的にネカマ活動をしている人は、多少なりとも男性だとバレないよう研究したり工夫をこらしたり労力をかけています。
わざわざそこまでして人を騙すなんて…なんともいい趣味をしているな、というのが正直な感想です。
こういう人は、普段男性として過ごしている間、あまり優位な立場にいなかったりします。
そして、同性である男性に恨みや妬みを抱いてストレスを感じている人に多い傾向です。
リアルの世界ではなにもできなくても、ネット上で女性として相手を油断させ、騙すことで優越感を感じたりしてるのでしょう。
3. 騙されている人達を観察するのが楽しい
騙している人というのは、単にうまく騙せたことだけに優越感を感じるのではありません。
騙されている相手が自分を女性だと思い込み、あれこれアプローチしてくる姿などを観察しては、滑稽だと笑うような歪んだ性格の人です。
言うまでもなく悪趣味です。
ネカマの印象が悪いのは、やはりこのように誰かを騙していることから、きっと騙された相手をバカにして裏でほくそえんでいるんだろうな…と思われているからです。
事実がそうではなくても、こういった誤解をされるのは致し方ないことでもありますね。
4. 人の反応を見て実験をしたい
中にはネカマになることで、男性の身では知ることができないことを見聞きできるという点に面白みを見出している人もいます。
男性が異性である女性に向ける反応、女性が同性である女性に向ける反応、これは男性だと知ることのできない部分です。
しかしネカマとして女性になれば、普段周りが男性である自分に向ける反応と、女性としての自分に向ける反応の違いを垣間見ることができるんです。
こういった行為を実験的に行い、反応の違いを楽しんでみたりするような人もいます。
男女別の心理や性別による対応差を学ぶと、普段の生活に活かせる部分もあるかもしれませんね。
5. 女性を油断させたい
女性は、異性である男性に対する警戒心と、同性である女性に対する警戒心には雲泥の差があります。
それもネット社会となると顔が見えないのでより一層その警戒心は高まります。
ネットを介した犯罪も増えています。
そのため、ネットでのコミュニケーションに注意を払っている女性も多くなっています。
その点を見越して女性として近づこうとする男性がネカマになることも。
同性と異性とでは心を許すスピードも話す内容も変わってきます。
同じ女性だから打ち明けられること、女性同士だから共感できることなど、普段男性には言わないことも沢山あります。
ネカマは女性に扮することで女性を油断させ、女性特有の部分を引き出そうとするのです。
最近では、女性を演じた男性が、ネット上からチャットやメッセージを送って仕事にスカウトするという手口も増えています。
やはり同じ女性というだけで、安心感があるようで、男性がスカウトするよりも圧倒的に効果が出ているようです。
女性は注意が必要ですね。
6. 女性と仲良くなりたい
ネットで女性を装ったネカマとして女性と親しくなりたい、関りを持ちたいという男性も大勢います。
やはり男性だと警戒されるので、いくらネットとはいえ親しくなるのは難しいです。
ネットでも現実社会でも、急に知らない男性から声をかけられたら女性としては驚きます。
さらにそれが交流目的ともなると怪しく思うもの。
だからこそ女性としてその懐に潜り込もうという魂胆です。
こういう手法で女性と仲良くなろうという人は、リアルで女性と関りが少ない、恋人がいないなど、日常の方で女性との接点が少ない人が目立ちます。