本人はそのことに気づいていないだけなのです。
そのような人は、自分にも周りにも期待することが大きかったりするのかもしれませんが、些細ないいことに対しての注意力が足りないのかもしれません。
毎日の生活のなかで、プラスな面を見たり、うれしいことを見つけたりするのって、上手下手があることなんですね。
小さなことでも、「よかった」とか「うれしい」とか「ありがとう」と思えることに敏感であるほうが、前向きになれます。
逆に、自分の大変な状況やストレスになることばっかりに目がいって、大変な自分の世界にばかり目が行く人は、周りがしてくれているサポートや親切を見落としがちです。
つまり、周りに対する注意力が欠けているわけです。
だから、ちょっと立ち止まってみたり周りをしっかりと見ることによって、本当は感謝できることやあなたにとってうれしいことやいいことが発見できるかもしれません。
「悩みごとや体の疲れなど、自分の状況に問題がある」パターン
自分の性格や考え方のパターンのほかに、体や心が疲れているときは特に「いいことなんて一つもない」と感じやすいようです。
さらに、自分の状況というものがその気持ちをもっと強くしているのかもしれません。
では、今度は悩み事や体の疲れ、そして状況に問題があるときについて考えてみましょう。
いいことがない原因6.悩みごとを抱えているなど、精神的に情緒不安定になっている
何か悩みごとを抱えているとき、精神が疲弊しているかもしれません。
心が疲れている時や何かのストレスを感じているときって、前向きに考えるのが難しいですよね。
精神的に情緒不安定になっていると、不安や恐怖などを感じやすくなったり、何もやる気が起きなくなったりもします。
ポジティブに取り組んでいこうという気持ちがなくなってしまったり、これからのことを考えて悲観的になったりすることもあるでしょう。
心のコンディションによっては、同じような境遇でもいつもより悲観的に考えてしまったり、物事をより悪くとらえてしまったりすることがあるものです。
気持ちが不安定なときって、他の人にも親切にすることが難しかったり、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。
それが悪循環になって、「いいことがない!」という結果になっているのかもしれませんね。
いいことがない原因7.肉体的に疲労した状態にある
心だけでなく、肉体的に疲労した状態にあるときにも、「毎日がつまらない」とか「いいことない」といった感情に悩まされることがあります。
肉体的に疲れていると、注意力も散漫になりますよね。
注意力が散漫になると、いつもはしないミスをしてしまったり、小さなことで言えばコップの水をこぼしたり、落とし物をしたりといったトラブルがおこることが多くなります。
この小さなミスのようなことも、疲れている体には特にこたえませんか?
ミスの処理をするのもしんどくて、気持ちもどんどんとネガティブになって、負のサイクルに取り込まれていきます。
「いいことがない」連鎖を断ち切るためにすべきこと
一度「いいことがない」と感じ始めると、どんどんとそのネガティブな気持ちに飲み込まれていき、いつもはしないミスをしたりすることってありますよね。
負のサイクルってやつです。
「いいことがない」連鎖は、自分の心も体にもっと負担をかけてしまいますので、その連鎖を早いうちから断ち切ることが大事です。
では、負の連鎖を断ち切り、ポジティブで前向きな自分に変えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは原因を分析する
まずは、自分自身を分析することから始めましょう。
自分を知ったり、どうして今こんな風に感じているのかを知ることによって、はじめて対処の仕方や考え方の改善点が見えてくるのです。
失敗やいやなことが起こった原因を考えてみる
例えば、仕事で何か失敗をしたとしましょう。
そこで「今日はついてない」と考えて落ち込むこともできます。
でも、そこでストップしないでください。
どうして失敗したかを考えてみるのです。
さらに、もし学校で嫌なことがあったかもしれません。
「自分の人生なんていいことない」と思ってもう何もかもいやになるかもしれません。