でも、ここでもそれで終わらせないでください。
どうしてそのような状況になったのでしょうか?
そのことが起きた原因はどこにあったのでしょうか?
落ち込むだけで終わらせないで、ちょっと分析してみて前に進む準備をしましょう。
次に、それぞれの原因の対処方法を考えてみる
何が原因で失敗したのか、何がもととなって嫌なことがあったのか、そのことを分析して分かったなら、そこからが本番です。
その原因の対処法を考えてみるのです。
自分の失敗や嫌だった出来事っていちいち考えるのはおっくうなのですが、そうすることによって、その出来事を自分にとってのプラスに変えることができるのです。
マイナスに感じる自分の今も、自分のプラスに変えていけるのならお得だと思いませんか?
自分の性格が原因の場合は、よくなるようにほんの少しだけ意識する
分析した結果、自分の性格が原因でこんなに人生がいやになっていることに気づいたのなら、少しだけ自分を変えることを意識することができるでしょう。
自分の性格を変えるというのは簡単ではないかもしれませんし、すべてを変える必要もないでしょう。
でも、ほんのちょっとだけ努力したり意識するだけで、自分の気持ちはもっと晴れやかになったり楽になったりすることがあります。
前を向いて進んでいるからです。
だから、自分にできることややってみたいと思えることを探してみるのはいいことではないでしょうか?
やさしすぎる場合には
人にやさしすぎてストレスを溜め込んでしまっている人はどうしたらいいのでしょうか?
そういう人は、周りの人にやさしくすると同時に自分にもやさしくすることを意識するのはどうでしょうか?
相手の意見や気持ちを尊重することがやさしさなら、自分のこと意見や気持ちも尊重するのです。
だから、自分を無理に押し込めたり我慢することだけをするのではなく、相手に自分の気持ちを伝える努力をしてみるのです。
そうすることによって、周りの人は自分の感情や考えも考慮された決定をしてくれるかもしれません。
結局、周りの人はあなたが自分で発信しない限り、あなたの気持ちなんてわかりません。
だから、それを周りの人に理解してもらうには自分で発信するしかないのです。
その発信の仕方とか、表現の仕方などはこれから学べばいいことです。
きっと、あなたが自分を大事にすることができた時に、もっと心からストレスなく他の人にもやさしくすることができると思います。
自己中心的で他人のせいにする場合には
いつも何かトラブルや失敗があると、人のせいにしてしまっている人は、相手にも悪いところがあったかもしれないけど、自分も完璧ではなかったことを認めることが必要でしょう。
自己中な人は、自分の考えだけで動いていたり、それに合わない人を批判することがありますが、そのような考え方って結局損をしていることが多いのではないでしょうか?
だって、相手からしたらもっと非があるのはあなたかもしれなくて、もっとほかの視点で物事を見ているかもしれなくて、あなたの気づいていない問題点に気づいているかもしれないのです。
それを受け入れることによって、むしろ視野が大きくなったり、考え方が広がったりすることってあります。
だから他人のせいにする前に、他人を認めて受け入れる心を少し持つなら、気が楽になるかもしれません。
人のせいにばかりしていると、イライラはなくなりません。
でも、自分の問題として受け止めるなら、何か改善できる点も見つけて前に進めるし、前向きに行動できるかもしれませんよ。
自己肯定感が低く、小さな失敗がいつまでも気になる場合には
自分の失敗や弱さなどがいつも気になって、前を向けないという人は、自分で自分を認めてあげたり、ほめてあげることを意識するとよいかもしれません。
つまり、自己肯定を意識するのです。
もし、その癖がない人にとっては最初ちょっと無理のあることかもしれませんし、自分を肯定すると甘えが出てしまってダメになってしまうのではないか、と心配になってしまうかもしれません。
でも、自分を肯定する、ということは、何か自分を過大評価するということではなく、自分の良さやできていることをちゃんと認める、ということです。
そうすることで、自分のやっていることに自信を持ったり、自分の価値というものを感じやすくなります。
自分に厳しい人は、とかく自分のできていないことや失敗などに注目しがちです。