10.人生の学びがある
読書をすると、作者の色んな考えや知識を吸収する事が出来るので、まさに人生を本から学ぶことが出来ます。
それは、学校の授業で先生から教わることよりも、インターネットで調べて得た知識よりも深く、自分の心に刻まれます。
大人になると、どうしても仕事が忙しくなり、思うように読書をする時間が取れなくなるかもしれません。
ですが、出来る限り時間を有効活用して、読書をする時間を作るように心掛けましょう。
年に100冊ですと、ちょっと意識をしないと読むことは出来ませんが、50冊程度であれば、スキマ時間でも十分に読むことが出来る冊数です。
読書は、まとまった時間が無いと読めないと思っている人は間違いです。
通勤時間や休憩時間、会議が始まるまでのちょっとした時間などを活かして、サッと読むことが出来ます。
常にカバンの中に、最低でも1冊は本を入れる習慣を付けましょう。
そうすると、空いている時間に自然と読書をするようになり、様々な知識を得ることが出来るようになるでしょう。
また、人生を学ぶことが出来る本は、何もビジネス書だけに限りません。
普通の小説でも、人生を学ぶことは出来ます。
そのため、自分の好きなジャンルや作者の本でも構いませんので、どんどんと積極的に読むようにしましょう。
11.多角的な視野を持てる
読書をすると、様々な表現方法を学ぶことが出来ますし、自分の中で、様々なストーリーを想像する力も養うことが出来るようになります。
そして、その力は、多角的な視野も持つことが出来るようになるんです。
仕事をしていると、どうしても相手と意見が食い違ったり、上司から自分が考えている内容とは違うことを言われて、モヤモヤすることってありますよね。
そこで、諦めて相手の言う事に従うのも1つのやり方ではありますが、どうしても相手の言う事に納得が出来ない場合は、その意見は違うと、はっきりと自分の気持ちを伝える場面も出てくる事でしょう。
ですが、単にそこで感情的になってしまうと、相手と口論になり、余計話がまとまらなくなる可能性が出てきますので、注意が必要です。
読書をしていると、物事を論理的に考える力が養われますので、冷静に今起こっている状況を理解して、話を分析する事が出来ます。
そして、その事に対して、否定をするのであれば、何故否定をするのか、メリットやデメリットをきちんと考えたうえで、話をする事が出来るんです。
また、相手としっかりと話をすることで、今まで自分が持っていた固定観念が覆ることもあるでしょう。
考えてもいなかった意見を聞くことが出来るかもしれません。
読書をしていると、多角的な視野を持てるようになるので、相手の意見に納得する事が出来れば、素直にそれを受け入れるだけの心の余裕が持てます。
そして、自分の知識として吸収する事が出来ますので、何でもかんでも感情的にならないマインドを身に付けることが出来るんです。
12.集中力が高まる
読書をすると、自然と物事に対する集中力をアップさせる事が出来ます。
その理由は、活字を読むことで、頭の中でストーリーを思い描き、自分なりに表現をして、本を理解するために脳が働くからです。
読書は集中力トレーニングに有効だと言われています。
読書が苦手な人は、最初は10分本を読むだけでも疲れるかもしれません。
ですが、何度も何度も読んでいるうちに、自然と集中して本が読めるようになります。
そして、読書によって集中力を高めることが出来れば、それは勉強や仕事など、様々なところで活用する事が出来ます。
読書で集中力を高めるためにも、まずは積極的に色んな本を読むようにしましょう。
慣れるまでは、自分の好きなジャンルに偏っても構いませんので、とにかく色んな本に触れることが大切です。
また、集中力を高めたいからと言って、何時間も読書をし続けるというのは控えるようにしましょう。
読書は本気で集中をすると、思った以上に体力を使います。
頭の中で色んなことを考えますので、大体20分程度読みましたら、一度休憩を挟むくらいが丁度良いんです。
また、読書が苦手な人が、無理やり本を読み続けると、かえって活字嫌いになる可能性もあります。
自分にとって面白い本に出会う事が出来れば、自然と集中力を高めることが出来ますので、是非そんな1冊を見つけてみましょう。
13.ボケの防止につながる
本を読むと、頭の中でその本の物語をイメージして、どんな内容だったかというのを考えるようになります。