すると、自然と頭を使って色んなことを想像するので、ボケ防止に良いんです。
また、読書をして得た内容を、周りの人に話す事で、感動を共有する事も出来ます。
これも、実はボケ防止に良い効果をもたらしてくれます。
本の内容をイメージするというのは、自分の頭の中で、論理的に話をまとめて、話を要約する力を養うことが出来ます。
そして、感動を共有するというのは、自分の思考力を高めることで、自分を客観的に把握する能力を高めることが出来るんです。
読書は、認知症予防やボケ進行の予防に有力だと言われています。
自宅でも気軽に始める事が出来ますので、取り入れている人も多いんですよ。
️大人の読書離れが起きている原因
近年、大人の読書離れが問題視されています。
実は、1年に1冊も本を読んでいないという人が増えているんです。
実際には何で、そんな活字離れが起こっているのでしょうか。
忙しいから
大人の活字離れには、様々な理由が挙げられますが、理由は実に様々です。
中でも、一番多いのが、仕事が忙しくて、読書をしている暇がないということです。
夜遅くまで仕事をしていて、家に帰ると寝るだけという生活を送っている人にしてみると、落ち着いて本を読む時間なんて無いということでしょう。
ですが、考え方を変えてみれば、仕事中のちょっとした休憩時間を活かしたり、通勤中の電車の中でも、十分に読書を楽しむことは出来るんです。
忙しいと言う事を理由にして、読書をしない人は、実は文字を読むのが純粋に苦手だったりします。
読書をすると、想像力が豊かになり、表現力もアップしますので、仕事をしている上でメリットが沢山生まれます。
コミュニケーション能力もアップしますし、何よりも自分の中の知識を深めることが出来るんです。
文字が苦手だという人は、まずは文字が比較的少なくて、図や写真が沢山出てくるような、オーディオブックからでも構いませんので、まずは本に触れるという所から始めてみましょう。
そうすると、自然と本に触れることが楽しくなり、自然と文字が沢山あるような本も、抵抗無く読めるようになります。
そうすれば、忙しくても時間の合間をぬって、どんどんと色んな本を読めるようになるでしょう。
スマホの普及
大人が読書をしなくなった理由の1つに、スマートフォンの普及が挙げられます。
昔は、電車の移動中や休憩時間に、スマートフォンで何かをするという人は全くいませんでした。
そのため、空いている時間を活かして、読書をしている人が多かったのです。
ですが、昨今は周りを見渡すと、その殆どの人が、少しでも空いている時間があると、直ぐにカバンの中からスマートフォンを取り出して、ゲームをしたり、SNSを見たり、意味もなく検索をしています。
読書を全くしない人からしてみると、スマートフォンで調べた情報も、本で得た情報も、頭の中に入れば、皆同じ知識ではないかと、勘違いしている人が多いんです。
中には、本で調べるよりも、インターネットを使って調べたほうが早いから、本は時間の無駄だと考える人もいるかもしれません。
それは全くの間違いです。
スマートフォンで調べた内容よりも、本を使って調べた内容のほうが、頭の中に残る記憶としては、全く異なります。
本で得た知識は、何時までも自分の脳に残りますが、インターネットで得た知識は、直ぐに忘れてしまうんです。
また、インターネットのニュースやスマートフォンで検索した内容は、それ自体が薄く、中には内容が脚色されていて、嘘の内容が書かれているものを、知らないでチェックしている可能性もあります。
そんな情報を、自分が持っている知識として、友人に話をしたら、それこそ深くツッコまれてしまったり、バカにされる可能性だってあります。
今のうちに、色んな本に触れて、様々な知識を吸収するようにすれば、インターネットの情報に騙されることなく、自分できちんと調べることが出来るようになるでしょう。