風水的には部屋を綺麗にするということは運気が上がる、と言われています。

そういったことからでしょう、数年前、コンサルト業を営む近藤麻理恵さんが書かれた、『人生がときめく片づけの魔法』という本がミリオンセラーになりました。

ミリオンセラー、すなわち片付けられない性格・体質に悩んでいる人が、少なくとも100万人以上いるということになります。

片付けられない、という性格・体質は、心の病(ADHD)という人もいれば(つまり発達障害です)、ただのずぼらな性分と指摘する人もいます。

どうして片付けられないのか――これは今現在もはっきりとした解答がありません。

「って単純に綺麗好きではないのでは?」
「散らかっているほうが落ち着く性格なのでは?」
といった意見を訴える人もいるかと思いますが、少なくともそれはここでは除外できるでしょう。

なぜなら、そういった人はこの記事を読もうとしないはずだからです。

何とかして片付けられる人になりたい。

そう思い悩んでいると言えるでしょう。

では、どのようにすれば、どのような考えを持てば、片付けられる人になるのでしょうか?

『人生がときめく片づけの魔法』などの片付け本を買ってはみたけれど、その本がどこにあるのか既に分からない状態になっている、といったそんな片付け下手な人のために、これからとっておきの改善策をご紹介いたします。

読めばきっと、片付けられない性格は改善され、掃除が好きになり、つまり部屋が綺麗になり、「生まれ変わった!」と強く実感できるはずです。

片付けを諦めている人も

片付けられないという人の分析、もしくは片付けの仕方、これらは今まで数々の媒体で紹介、取り上げられてきました。

書籍、雑誌やテレビの特集などで、「こうすればいい」「こんな収納技術がおすすめ」「こんな考えを持てばいい」と。

ですが、それらを見てもピンと来ることはなく、あるいは一度部屋は綺麗になったものの、また散らかった状態になっている、という人が多いのが実際のところではないでしょか。

つまり、片付けることを諦めている状態、自分は片付けられない人と決めつけている状態にあなたはなっていませんか。

自分は片付けはできない人――その不要な考えをまずは捨ててください。

部屋のいらないものを捨てる前に、その考えを処分しましょう。

片付けられる人になるために最初にしなくてはいけないことは、
考え方・思考の整理
です。

これから紹介する、「片付けられない人の7個の特徴」を読み、
「これは私に当てはまるな」
「これに関しては私はできているな」
といった部分を綺麗に脳内でまずはまとめることが必要となります。

すると必然的に、自分がこれからするべきこと、意識しなくてはいけないことが見えてきます。

使える知識・技術を、脳内の引き出しからスムーズに取り出せるようになります。

思念の整理整頓が上手くできれば、自然と身体は動き、何をすればいいのかが分かり、気付けば部屋は綺麗になっている、とそう断言できます。

片付けられない人の7個の特徴

片付けられない人には大きく分けて7個の特徴があります。

もちろん、必ず全て当てはまる! とは言えませんが、ひとつも当てはまる箇所がないということは絶対にない! と強く言い切れるほど、片付けられない人には共通の特徴が見受けられるのです。

特徴、別の言い方をするのならば「短所」であり「欠点」です。

片付けられない人の特徴1、手当たり次第に仕舞い込む

では片付けられない人の1つ目の特徴、それは、とにかく目に見えているものを手当たり次第に仕舞い込む、というところです。

衣類や雑誌、請求書や手紙、包装紙や化粧品、爪切りや判子やダイエット用品、それらをやみくもに棚やクローゼットの中に仕舞い込みます。

一見、行動力があり、素晴らしいとも思える行動ですが、これは、
「視界に入るものをただ見えなくさせた」
だけであり、整理整頓でもなければ掃除でもありません。

手当たり次第に、計画性もなく、言葉を変えるのならどういう部屋にしたいかという青写真を思い描くことなく、ただ仕舞い込んでしまう――どうですか? 心当たりはありませんか?

仕舞った場所が分からなくなる

この特徴がなぜNGなのか、その答えはすぐに分かるはずですし、経験があるはずです。

「あれ、爪切りどこへやったっけ?」
「請求書、確かこの辺に。

あれ、どこだっけ?」
「この前買ったワンピ、どこに仕舞ったっけ?」
というように、いざ使用を考えた時、計画性もなく仕舞い込んだことにより、収納場所が分からなくなっていませんか。

あなたの部屋の棚にある、どの引き出しでもいいです、もし、
「ここに何が入っているか、全て答えてください」
と開ける前に問いかけた時、答えられますか? おそらく難しいのではないでしょうか。

もっと言えば、その引き出しを開け、真剣に中を確認したのならば、
「何でこれとこれがここに一緒に入っているんだろ?」
「あ、ずっと探してた~~、ここにあった!」
という展開になるのではないでしょうか?

片付けられない人の特徴2、一気に片付けようとする

雑多に散らかった部屋を、ふと思い立ち、一気に片付けようとする、正確に言えば、今度の休日に全てやろうとそう思う、これが片付けられない人の2つ目の特徴です。

もちろん、そういった考えのもと、整理整頓、すなわち綺麗な部屋を保っている人もいます。

ですが、片付けるのが苦手なあなたにはとても不向きなやり方と言い切れます。

膨大な量の片付けに嫌気がさす

それはなぜか。

そもそも片付けが苦手なのですから、散らかった分だけ嫌気がさしてしまうからです。

日々の小さな片付けをしないことによって膨大な量のもので溢れ、行動を起こす前にげんなりとしてしまうのです。

おそらく、
「何か今更って感じがする」
「来週やればいいか」
といった感情を抱くのではないでしょうか?
先送りにしてしまうのではないでしょうか?

片付けられない人の特徴3、物事を先延ばしにする

上記で、「先送り」にしてしまうことに対して触れましたが、これは他の面でも見受けられます。

例えばドレッサーの上、あるいは引き出しが散らかっているな、汚れているな、とふと思った時、思っただけで終わらせてしまう、それが片付けられない人の3つ目の特徴となります。

いつかやればいいか。

とせっかく「これじゃいけないな」「綺麗にしたいな」と思い立ったのに、その思いを自ら打ち消してしまうという傾向があります。

どんどん先送りしてしまう

するとどうなるか。

どんどん先送りにするということは、どんどんと片付けなくてはいけない箇所が増えていくということです。

すると必然的に、どんどんと片付けに時間がかかり、どんどんと面倒になるということです。

どんどん怠慢とも言える自分に不利な環境を作ってしまっているのです。

どんどん――例え綺麗好きの人でも、溜まったら掃除は億劫になります。

片付けが苦手な人なら、それはなおのことでしょう。

片付けられない人の特徴4、『安い』・『無料』・『限定』に弱い

そもそもなぜものが増えるのか。

それについて深く考えてみたことはありますか?
それは散らかった部屋を一望してみれば分かります。

セールで買ったもの
無料でもらったもの
限定品だから購入したもの
そんな品で溢れていないでしょうか?

これが片付けられない人の4つ目の特徴であり、そしてものが増える原因でもある、
「安い」「無料」「限定」にめっぽう弱い
という性質です。

必要・不必要の見分けがつかなくなる

もちろん、「安い」「無料」「限定」は魅力的であり、絶対に目を向けてはいけないこと! とは強くは言い切れませんが、片付けられない人にとってはデメリットが必ず生じると断言できます。

部屋がもので溢れ、散らかってしまう事態になることはもちろん、他にも、
必要なもの、不要なものの見分けがつかなくなる
というデメリットが発生します。

ただでさえものが多く、どれが必要なのか不必要なのか、その判別が難しくなっているのです。

それがさらに増えれば判別はいっそう難しくなります。

そして片付けるのが苦手、という性格もそこに付随し、ますます見分け、分別が困難になるのです。

片付けられない人の特徴5、捨てる事が「勿体ない」と感じている

片付けられない人の5つ目の特徴、そしてものが増える要因の2つ目にも当たることは、
捨てるのを勿体ないと感じてしまう
です。

俗に言う、『もったいない病』です。

「いつか使うかもしれない」
「とりあえず冷凍庫に仕舞っていつか食べよう」
「いつか必要になる日がきっと来るはず」
など考えてしまうということです。

”捨てれないスパイラル”に陥る

勿体ないから捨てない、そしてものが増える、あるいは、あれも捨ててないんだからこれも捨てないという行動を取る――これは負のスパイラルです。

そういった、「要らない感情」を抱えてしまっているのです。

片付けられない人の特徴6、収納を増やそうとする

片付けられない人が言う台詞でおそらくトップスリーには入るのが、
「収納グッズがないからものが片付けられない!」
でしょう。

そしてこれが、6つ目の片付けられない人の特徴でもある、だから部屋が綺麗にならないと思い込み、「収納グッズを増やそうとする」という部分です。

物が減らなくなる

収納グッズも、「もの」である、という考えが欠損している、それが片付けられない人です。

やみくもに、とりあえずといった感じで収納グッズを購入し、つまり、何を入れるかまるで考えずに購入してしまうのです。

詰め込みすぎて締まらない引き出し、用途が未だに不明な収納グッズ、そういうものが部屋にありませんか?

片付けられない人の特徴7、言い訳して片付け様としない

7つ目の最後の片付けられない人の特徴は、これまでの全ての特徴に通ずる部分です。

それは、
言い訳して片付けようとしない
です。

「今度やるつもり」
「それは本当に使う予定だった。

だから捨てなかったの」
「こういう性格なんだからしょうがないじゃん」
「散らかった部屋の方が落ち着くの」
「そこにそれがないと絶対に駄目なの」
「片付けるとどこになにがあるのか分からなくなるって気持ち、理解できない?」

等、とにかく言い訳を並べ、けっきょく片付けをしないのです。

現実逃避している

もしかしたらそれらは決して言い訳ではなく、本当のことかもしれません。

が、おかしいということに気付きませんか?
部屋が片付いた状態でしばらく暮らしてみて、初めて、「散らかった部屋のほうがいい」「散らかった部屋のほうが快適」と言えるのではないでしょうか?
双方を体験してみて、そしてそこで初めて比べられるのものではないでしょうか?

一方しか知らない状態、散らかった部屋しか経験していない状態で何を言っても信憑性がありません。

それはただの現実逃避です。

本当にこれは言い訳じゃないんだ! ともしそう力強く主張したいのならば、まずは部屋を片付けて、その状態をしばらく保ってから言わないと説得力がない、とそう思いませんか?

当てはまる項目ありましたか?

実はこれらの特徴は、あなたはいくつ当てはまりますか? ということではないのです。

いくつという問題ではなく、その当てはまることを強く理解すること、これが大切なのです。

「片付けられない人の特徴」を知るということは、自分自身を知ることに繋がります。

自分自身を知れば、自分自身を改革することができるのです。

頭の中に大きな書棚を用意し、ひとつひとつ整理しながら、かつ大事な箇所に付箋を貼るような感じで記憶に留めること(考え方・思考の整理)、これが自身を知ることになり、ひいては片付け上手になる秘訣になるのです。

片付けられる人になりたい・変わりたい!

「片付けられる人になりたい! 変わりたい!」
とそう思うこと――どうか気付いてください。

そう思った時点であなたは変われる可能性を手に入れた、ということを。

思わなければ何も変わりません。

思った時点で一歩前に進んだと言い切れます。

変わりたいという願望を掲げ、特徴(自身の欠点と言うべき部分)を把握したのですから、あとはやり方であり、どのような考えのもとで、どんなふうに動けばいいか、ということになっているのです。

これからご説明することは全て、役立つ情報であり、もっと詳しく言うのならば、「片付けられない人の特徴」を改善する絶対的な方法です。

つまり、絶対的な方法で改善さえすれば、書かれた通りに行動に移せば、書かれた通りの発想を抱けば、結果を必ず出せるということです。

変われる、ということです。

冒頭でもお書きした通り、脳内の整理、それを意識し、これから述べる情報をしっかりと吸収し、収納し、是非生活に役立て、あなたの暮らしを快適なものにしてください。

部屋はパソコンであるという考えを持つ

上記でお書きした通り、「片付けられない人の特徴」を改善すること、それが片付け上手になる手段となります。

まずは片付けられない人の特徴のその1、「手当たり次第に仕舞い込む」、この部分を改善する方法です。

それは
部屋はパソコンと同じ
そう思ってください。

分かりやすいフォルダの配置、そしてそのフォルダの中にどんなファイルが入っているか把握すること、もしくは一見して分かるようにすること、そんな考えが必要となります。

どこに何が入っているか分からない、この状態は時間のロスに繋がる、それを強く感じてください。

部屋はパソコンである。

どのファイルに何をしまったか、きちんと把握すること、です。

せっかく片付けたものがどこに入っているか分からず、結果、様々なものを手当たり次第に取りだし、また元の散らかった部屋に戻ってしまう、これでは意味がありません。

部屋を仕事ができる人のパソコンのような状態にしようと試みましょう。

それは計画性を生むということです。

ひいては次の行動を生み、その結果、使用を意識する部屋作りへと導かれていきます。

片付けよう! というモチベーションはスピードにぶつけるのではなく(やみくもに仕舞うのではなく)、記憶に刻むように、あるいはノートに記しながら、ゆっくりと片付けていくことが大切なのです。

まめに片付けをすることを心掛けること

片付けられない人の特徴の2、「一気に片付けようとする」、これを回避する方法は実に簡単です。

まめに片付けをする人になる

です。

手が空いた時に必ず整理する、あるいは出したものは絶対に仕舞う、ということをすれば、当然ものが溜まりません。

――と、簡単に書けばきっと、それが難しい、とあなたは思うことでしょう。

それができれば苦労しないし、悩みもしないし、すなわち部屋は綺麗に保っていると。

ですが、それでもやること、それが重要です。

「面倒だな」「やりたくないな」と思うことを無理にでもやると、やがてそれは無理じゃなくなります。

つまり「習慣」になります。

歯を磨くこと、髪型を整えること、外に出る時、服を着ること靴を履くこと、そして鍵を閉めること、このような習慣になります。

億劫だなと例え思ったとしても、あなたはやりますよね。

つまり自然と身体が動くようになるということです。

断言します。

習慣にしてしまえば、日々の片付けは辛くなくなります。

辛いのは、最初のうちだけなのです。

まめな片付けが「習慣」になれば、綺麗な部屋が「日常」になります。

無意識のうちに「別の自分」になっていくのです。

 先延ばしは絶対にしないという信念を持つこと

片付けられない人の3つ目の特徴、「物事を先延ばしにする」、この意識の改善、つまり、「先延ばしにはしない」という意識は、わりと身近な例を知ることにより得られます。

「よし! 明日からダイエットしよう!」
と思ってやるダイエットが成功したことがありますか?
明日から。

これが最後の一口。

そう思って、痩せたことはありますか?
片付けはダイエットと同じなんです。

思った時にやること、思った時に始めること、それが成功するために、結果を出すために必要なことなのです。

 一度立ち止まり、考えること

片付けられない人の4つ目の特徴であり、ものが増える原因でもある、「安い」「無料」「限定」に弱い、という部分。

通販番組、WEB上のフリーマーケット、百円ショップ、コンビニエンスストア、雑貨屋、四季ごとのセール販売、これらはまさに誘惑のかたまり、目移りしてしまう宝庫と言えますが、是非購入する前に、「これは本当に必要なのだろうか」
と立ち止まるように考えてみてください。

正直に言ってしまえば、自制心さえあればものは増えません。

こんなことを考える必要はありません。

ですが、そのあれば便利な自制心は残念ながら鍛えることができません。

欲望という感情を無理に抑え込もうとすればそればかりが気になり、つまり欲しい商品ばかりが脳裏に浮かび、けっきょくお店に足を運ぶ、または購入ボタンをクリックしてしまうことでしょう。

ですから、抑える(抑制する)のではなく、真剣に考えてみてください。

たった一度だけでいいです。

でもその一度は本当に真剣に、果たして購入してもいいものなのか、購入に値するものなのか、本当に今の自分が必要としているものなのか、それを精一杯に考えてみてください。

そんなふうに考えることができれば、一度立ち止まることを意識さえすれば、必ずものは減っていきます。

そして同時に自覚してください。

ものが溢れた部屋になっているということは、「いらないものは決して買わない! 私はそういう人! 買い物上手!」という今まで持っていた自信は、まるで根拠のないものだということを。

強い決断をする

「捨てるのを勿体ないと思う」という片付けられない人の5つ目の特徴、これに対しては解決方法というより、問いたいです。

いつか使う――そのいつかって一体いつですか?
と。

そう自分に問いかけ、答えがすぐに出てこないようなら、捨てても後悔はしません。

少なくとも、「あれ捨てちゃって失敗だったな」と思うことはなく、捨てたことさえ忘れてしまう確率のほうが遙かに高いです。

これを捨てるぞ、と「決断」できる人になりましょう。

ひとつの「決断」が、片付け上手にひとつ近づいた、とそう思ってください。

ひとつ捨てることができたのなら、ひとつ自分が綺麗好きに近づいた、とそう思ってください。

明確な片付ける理由を考えると良い

では、その片付け上手になるために必須というべき条件の、捨てるという「決断」。

その「決断」を揺るぎない強い意志に変える方法とは何なのでしょう。

それは、
・生まれ変わりたいと本気で思うこと
・片付けた部屋で過ごしたいと本気で思うこと

それを心の中心にまずは持ってきましょう。

あなたが本当に生まれ変わりたい、片付け上手になりたいと本気で思うのなら、決して難しいことではないはずです。

そして、
・突然、彼氏や友人が来ても慌てないですむ綺麗な部屋っていいな
・ものを探しているということは時間のロスだな
・綺麗好きというのは女子力が上がるよな
・購入したのに忘れて使っていないということはとても損なことだな

という理由を、心の中心に持ってきた「決断」の周りに付けてください。

厚みを付け、より意志を頑丈なものにしましょう。

勿体ない、という言葉は、捨てる時に使うのではなく、
・高い家賃を払っているのに、散らかった部屋に住んでいるなんて勿体ない
・せっかく買ったものを活用しないなんて勿体ない
・あれやこれやと探している時間は勿体ない
・生まれ変わりたいとせっかく思ったのに、生まれ変わらないのはとても勿体ない

そんな使い方をしましょう。

『捨てるべき物』を見極める

6つ目の片付けられない人の特徴でもある、「収納を増やそうとする」。

これは、ものを片付けること=ものを仕舞うこと
そう思い込んでいるので、収納グッズを買い揃えてしまうのです。

今ある収納グッズだけで部屋を綺麗にする、綺麗にしてみる、そんな心構えが大事なのです。

そしてそのためには、ここでも「決断」は必要になります。

必要なもの、不必要なもの、それを見極める力を持ちましょう。

『必要な物』で選別しない

ではその見極める力はどのように磨けばいいか、どんな視点で雑多なものと向き合えばいいか、それは、必要なもので選別しない
ことです。

「必要なものは?」ということを重点に置くと、どれも捨てられない状態に陥ってしまいます。

つまり
捨てる
を前提にして、取り組んでください。

大袈裟に言うのならば、「捨てないと明日、部屋を追い出される!」とそう思いながら整理整頓をしてください。

あるいは、「捨てたらひとつものが買える!」、そう思って、そんなルールを作って片付けをしてください。

すると、今まで難しかったことが簡単になります。

できなかったことができるようになります。

見えなかったものが見えるようになります。

「ってこの薬とクーポン券、使用期限が切れてるよ」
「部屋着にしようと思ったけれど、よくよく見たら部屋着だらけじゃん」
「捨てるが前提だけど、今月の請求書は当たり前だけど捨てられないよね」
「真剣に匂いを嗅いでみたら、これマジで臭いじゃん!」
「これを捨てたら、新しいあれが買えるなあ」
「もともと掃除が嫌いなんだから、ものを少なくして掃除のしやすい部屋にするのがベストだよね」
「よくよく見渡したら、この部屋、汚いプラスすっごい窮屈なものの配置をしている!」
「これを捨てたら後悔しそうだけど、こんな部屋になったことがそもそも後悔だもんな」
「ああ、よく使うものは目に付くところにあるのか。ってことは目に付かないところにあるものは、全然使っていないってことだよな。イコール捨ててもいいってことだよな」

とそんなことを考えながら片付けができるはずです。

もし捨てたことにより、何か後悔したとしても、その後悔は次の片付けに必ず役立ちます。

ひとつ学んだことにより、次回の片付けがスムーズになることでしょう。

それでもいまいち踏ん切りが付かない人は、試しにノートに、「捨てたけど後悔しそうなもの」と書いて後々読み返してみてください。

おそらくほとんど後悔していないことに、きっとあなたは気付けるはずです。

捨てる事は”悪”ではない

7つ目の片付けられない人の特徴である、「言い訳をする」。

これは先に述べたように、綺麗になった部屋に住んで、初めて、比べられると認識することが大事です。

そして、その答えの他にもうひとつ補足するのならば、言い訳をしているうちは、部屋は絶対に綺麗にならない、つまり自分を変えることはできない、ということです。

捨てることは決して悪ではありません。

そしてもちろん捨てないことも悪ではないのです。

が、今は善悪の話をしているのではなく、つまり良い悪いの話をしているわけでもないのです。

どうやったら片付けられる人になれるのか

その話をしています。

つまり、「捨てることが部屋を片付ける一つの有効な手段」なのですから、率直に言えば、「何が何でも捨てるしかない!」ということなのです。

使わない物は処分する癖を付ける

再三話してきた「捨てる」」ということですが、それでもいざやろうと思うと、やっぱり難しい、どうしても気持ちに引っ掛かりを感じる、という人も中にはいるかもしれません。

どうしてそう思うか?
それは片付けられない性格だからではなく、自ら運命の分かれ道に立っているような心境に持っていっているからです。

「これがないと生きていけない」
「いよいよ片付けという大事な日がやって来た」

とそんなふうに重く、大袈裟に考えているからです。

軽く考えましょう。

あるいは、使わないものはすぐに処分する癖を付け、大きな、「捨てる・捨てない」の決断の日を作らないように心掛けましょう。

無意識に保管してしまいそうなものは全て捨てるように心掛ける、要らない紙袋や段ボールはすぐに捨てるような決まりを作る、そうすることによって、大きな決断、あるいは決断日はなくなります。

思い出を整理する

そして最後の片付け上手になるための、自分を変えるために必要なことの補足というべきもの、それは思い出の品の整理の仕方です。

友人や恩師からの贈り物、手紙、そして元カレからの手紙、プレゼント、写真。

これらはなかなか処分に踏ん切りが付きませんよね。

まずは友人や恩師からの贈り物や手紙。

もちろん大事にしたい気持ちは分かります。

捨てたら冷たいよな、薄情な人になっちゃうよな、と思ってしまう気持ちも分かります。

ですが、ずっと忘れていた、読み返さない、クローゼットの奥の方にしまってある、こんな状態の品は、果たして捨てるより冷たいことだ、と言い切れますか?

もちろん本当に大事にしているものは捨てなくても構いませんが、それを大切に保管できていないのなら、過去を思い返して微笑みながら捨てる方がよっぽと相手に対して優しい、ということをどうか知ってください。

思い出はあなたの心の中でしっかりと生きていればそれでいいのです。

目に見えるものだけが重要、ということではないのです。

気持ちの整理が付くと処分出来る

そして次に元カレ関連の品の処分の仕方です。

これは実に分かりやすく、もし、あなたの友人がいつまでも昔の彼の品を取っておいたらどう思いますか?
いつまでも引きずり、あるいはめそめそ、うじうじとしていたらどう思いますか?

こんな状態で次の恋なんて果たしてできるのだろうか?
もし次の彼氏ができて、この元カレの品を捨てていないという事実を知ったら、一体彼はどう思うのだろうか?

とそう思いませんか?

冒頭でお書きした、片付ける前に脳内を整理すること同様、気持ちの整理も必要なんです。

いざ新たな幸せへ! とそう望むのなら、うんと力強くうなずき、過去を遮断してください

芸能界にも片付けが苦手な人が居る

芸能界にも片付けが苦手な人がいます。

なぜ、最後にこれを書いたか、それは後ほど書きます。

春香クリスティーン

片付けが苦手なことで有名で、女子トイレの床で寝てしまったことを告白していました。

渡辺直美

歯を一年磨いていなかったことがある、入浴は一週間に一度と告白したことがありました。

安田美沙子

食器がシンクに溜まっていて、カビが生えていたことがあると告白していました。

中村アン

髪を洗うペースは三日に一度と告白していました。

もちろんインパクトが重要であり、盛り上がりが大切な芸能という世界です。

おもしろおかしく、そして強調して話している部分はあるでしょう、なので、どこまで真実か、それは分かりません。

ただ良くも悪くもタレントのイメージが変わってきませんか?
何となく匂いそう、とは言わないまでも、ちょっとしたがっかり感を抱きませんか?
そんな恥ずかしいことを、乙女なのに堂々と自慢げに言わないでよ、とそう思いませんか?

部屋が汚い、だらしない生活、ってつまりそういうことなんです。

清潔、不潔だけで、イメージアップが簡単にできるし、逆にイメージダウンにもなる、ということなんです。

好感度と密接な関係にある、それが清潔ということなんです。

捨てるべき物が自分の中でハッキリすれば捨てられる

掃除を楽にしたい、と考えるのなら、まずはやる気が必要です。

やる気が生まれたら、次は部屋の整理整頓です。

そして整理整頓をするためには、できるだけものを減らすことが重要です。

そしてものを減らすにはコツがあり、そして日々の心掛けと決断が必要です。

このように順序よく考えると、まずはやるべきことが見えてきます。

その時、ゴールを見据えすぎると、やることが山積みに思え、最初の一歩が難しいです。

だから、「まずは!」といった気持ちで取り組んでください。

するとある程度までのラインに来たら、「ここまでやったんだから!」と最後まで取り組めるはずです。

是非、綺麗になった部屋をはっきりと思い浮かべてください。

誰かを呼びたくなるような、誰かに自慢したくなるような、そんな部屋を――。

さあ、生まれ変わって部屋の片付けを始めましょう!