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片付けられない人に共通する7個の特...(続き6)

これは、ものを片付けること=ものを仕舞うこと

そう思い込んでいるので、収納グッズを買い揃えてしまうのです。

今ある収納グッズだけで部屋を綺麗にする、綺麗にしてみる、そんな心構えが大事なのです。

そしてそのためには、ここでも「決断」は必要になります。

必要なもの、不必要なもの、それを見極める力を持ちましょう。

『必要な物』で選別しない

ではその見極める力はどのように磨けばいいか、どんな視点で雑多なものと向き合えばいいか、それは、必要なもので選別しないことです。

「必要なものは?」ということを重点に置くと、どれも捨てられない状態に陥ってしまいます。

つまり、捨てるを前提にして、取り組んでください。

大袈裟に言うのならば、「捨てないと明日、部屋を追い出される!」とそう思いながら整理整頓をしてください。

あるいは、「捨てたらひとつものが買える!」、そう思って、そんなルールを作って片付けをしてください。

すると、今まで難しかったことが簡単になります。

できなかったことができるようになります。

見えなかったものが見えるようになります。

「この薬とクーポン券、使用期限が切れてるよ」

「部屋着にしようと思ったけれど、よくよく見たら部屋着だらけじゃん」

「捨てるが前提だけど、今月の請求書は当たり前だけど捨てられないよね」

「真剣に匂いを嗅いでみたら、これマジで臭いじゃん!」

「これを捨てたら、新しいあれが買えるなあ」

「もともと掃除が嫌いなんだから、ものを少なくして掃除のしやすい部屋にするのがベストだよね」

「よくよく見渡したら、この部屋、汚いプラスすっごい窮屈なものの配置をしている!」

「これを捨てたら後悔しそうだけど、こんな部屋になったことがそもそも後悔だもんな」

「ああ、よく使うものは目に付くところにあるのか。ってことは目に付かないところにあるものは、全然使っていないってことだよな。イコール捨ててもいいってことだよな」

とそんなことを考えながら片付けができるはずです。

もし捨てたことにより、何か後悔したとしても、その後悔は次の片付けに必ず役立ちます。

ひとつ学んだことにより、次回の片付けがスムーズになることでしょう。

それでもいまいち踏ん切りが付かない人は、試しにノートに、「捨てたけど後悔しそうなもの」と書いて後々読み返してみてください。

おそらくほとんど後悔していないことに、きっとあなたは気付けるはずです。

捨てる事は”悪”ではない

7つ目の片付けられない人の特徴である、「言い訳をする」。

これは先に述べたように、綺麗になった部屋に住んで、初めて、比べられると認識することが大事です。

そして、その答えの他にもうひとつ補足するのならば、言い訳をしているうちは、部屋は絶対に綺麗にならない、つまり自分を変えることはできない、ということです。

捨てることは決して悪ではありません。

そしてもちろん捨てないことも悪ではないのです。

が、今は善悪の話をしているのではなく、つまり良い悪いの話をしているわけでもないのです。

どうやったら片付けられる人になれるのかその話をしています。

つまり、「捨てることが部屋を片付ける一つの有効な手段」なのですから、率直に言えば、「何が何でも捨てるしかない!」ということなのです。

使わない物は処分する癖を付ける

再三話してきた「捨てる」ということですが、それでもいざやろうと思うと、やっぱり難しい、どうしても気持ちに引っ掛かりを感じる、という人も中にはいるかもしれません。

どうしてそう思うか?