まずは片付けられない人の特徴のその1、「手当たり次第に仕舞い込む」、この部分を改善する方法です。
それは、「部屋はパソコンと同じ」そう思ってください。
分かりやすいフォルダの配置、そしてそのフォルダの中にどんなファイルが入っているか把握すること、もしくは一見して分かるようにすること、そんな考えが必要となります。
どこに何が入っているか分からない、この状態は時間のロスに繋がる、それを強く感じてください。
部屋はパソコンである。
どのファイルに何をしまったか、きちんと把握すること、です。
せっかく片付けたものがどこに入っているか分からず、結果、様々なものを手当たり次第に取りだし、また元の散らかった部屋に戻ってしまう、これでは意味がありません。
部屋を仕事ができる人のパソコンのような状態にしようと試みましょう。
それは計画性を生むということです。
ひいては次の行動を生み、その結果、使用を意識する部屋作りへと導かれていきます。
片付けよう!というモチベーションはスピードにぶつけるのではなく(やみくもに仕舞うのではなく)、記憶に刻むように、あるいはノートに記しながら、ゆっくりと片付けていくことが大切なのです。
まめに片付けをすることを心掛けること
片付けられない人の特徴の2、「一気に片付けようとする」、これを回避する方法は実に簡単です。
「まめに片付けをする人になる」です。
手が空いた時に必ず整理する、あるいは出したものは絶対に仕舞う、ということをすれば、当然ものが溜まりません。
と、簡単に書けばきっと、それが難しい、とあなたは思うことでしょう。
それができれば苦労しないし、悩みもしないし、すなわち部屋は綺麗に保っていると。
ですが、それでもやること、それが重要です。
「面倒だな」「やりたくないな」と思うことを無理にでもやると、やがてそれは無理じゃなくなります。
つまり「習慣」になります。
歯を磨くこと、髪型を整えること、外に出る時、服を着ること靴を履くこと、そして鍵を閉めること、このような習慣になります。
億劫だなと例え思ったとしても、あなたはやりますよね。
つまり自然と身体が動くようになるということです。
断言します。
習慣にしてしまえば、日々の片付けは辛くなくなります。
辛いのは、最初のうちだけなのです。
まめな片付けが「習慣」になれば、綺麗な部屋が「日常」になります。
無意識のうちに「別の自分」になっていくのです。
先延ばしは絶対にしないという信念を持つこと
片付けられない人の3つ目の特徴、「物事を先延ばしにする」、この意識の改善、つまり、「先延ばしにはしない」という意識は、わりと身近な例を知ることにより得られます。
「よし! 明日からダイエットしよう!」と思ってやるダイエットが成功したことがありますか?
明日から。
これが最後の一口。
そう思って、痩せたことはありますか?
片付けはダイエットと同じなんです。
思った時にやること、思った時に始めること、それが成功するために、結果を出すために必要なことなのです。
一度立ち止まり、考えること
片付けられない人の4つ目の特徴であり、ものが増える原因でもある、「安い」「無料」「限定」に弱い、という部分。
通販番組、WEB上のフリーマーケット、百円ショップ、コンビニエンスストア、雑貨屋、四季ごとのセール販売、これらはまさに誘惑のかたまり、目移りしてしまう宝庫と言えますが、是非購入する前に、「これは本当に必要なのだろうか」
と立ち止まるように考えてみてください。