それは片付けられない性格だからではなく、自ら運命の分かれ道に立っているような心境に持っていっているからです。
「これがないと生きていけない」
「いよいよ片付けという大事な日がやって来た」
とそんなふうに重く、大袈裟に考えているからです。
軽く考えましょう。
あるいは、使わないものはすぐに処分する癖を付け、大きな、「捨てる・捨てない」の決断の日を作らないように心掛けましょう。
無意識に保管してしまいそうなものは全て捨てるように心掛ける、要らない紙袋や段ボールはすぐに捨てるような決まりを作る、そうすることによって、大きな決断、あるいは決断日はなくなります。
思い出を整理する
そして最後の片付け上手になるための、自分を変えるために必要なことの補足というべきもの、それは思い出の品の整理の仕方です。
友人や恩師からの贈り物、手紙、そして元カレからの手紙、プレゼント、写真。
これらはなかなか処分に踏ん切りが付きませんよね。
まずは友人や恩師からの贈り物や手紙。
もちろん大事にしたい気持ちは分かります。
捨てたら冷たいよな、薄情な人になっちゃうよな、と思ってしまう気持ちも分かります。
ですが、ずっと忘れていた、読み返さない、クローゼットの奥の方にしまってある、こんな状態の品は、果たして捨てるより冷たいことだ、と言い切れますか?
もちろん本当に大事にしているものは捨てなくても構いませんが、それを大切に保管できていないのなら、過去を思い返して微笑みながら捨てる方がよっぽと相手に対して優しい、ということをどうか知ってください。
思い出はあなたの心の中でしっかりと生きていればそれでいいのです。
目に見えるものだけが重要、ということではないのです。
気持ちの整理が付くと処分出来る
そして次に元カレ関連の品の処分の仕方です。
これは実に分かりやすく、もし、あなたの友人がいつまでも昔の彼の品を取っておいたらどう思いますか?
いつまでも引きずり、あるいはめそめそ、うじうじとしていたらどう思いますか?
こんな状態で次の恋なんて果たしてできるのだろうか?
もし次の彼氏ができて、この元カレの品を捨てていないという事実を知ったら、一体彼はどう思うのだろうか?
とそう思いませんか?
冒頭でお書きした、片付ける前に脳内を整理すること同様、気持ちの整理も必要なんです。
いざ新たな幸せへ!とそう望むのなら、うんと力強くうなずき、過去を遮断してください。
捨てるべき物が自分の中でハッキリすれば捨てられる
掃除を楽にしたいと考えるのなら、まずはやる気が必要です。
やる気が生まれたら、次は部屋の整理整頓です。
そして整理整頓をするためには、できるだけものを減らすことが重要です。
そしてものを減らすにはコツがあり、そして日々の心掛けと決断が必要です。
このように順序よく考えると、まずはやるべきことが見えてきます。
今回の記事を参考に、片づけられる人になりましょう!